2022年2月21日 1:00 AM

Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート

※ 本ブログは、米国時間 2021年5 月 19 日に公開され、その後も更新されている “Internet Explorer 11 desktop app retirement FAQ” の抄訳です。

Internet Explorer 11 desktop app retirement FAQ

2023年5月18日 更新: サポートが終了した Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションは、Microsoft Edgeの更新プログラムによって、Windows 10 の特定のバージョンにおいて完全に無効になりました。

お客様からのフィードバックに基づき、Internet Explorer 11のUI要素をデバイスから削除するタイミングは、組織がコントロールできるようになります。

今後数か月間で、IE11 が引き続きアクセスできる例外的なシナリオの少数のサブセットが Edge にリダイレクトされるため、サポートされている、より安全な Microsoftのブラウザーにユーザーが確実にアクセスできるようになります。

この FAQ の質問は、より詳細な情報をご提供するために随時追加、更新される予定です。更新または新規追加された質問については、その旨を質問の後に明記しています。最終更新日: 2023  5 18 


Windows 10 における Internet Explorer (IE) の後継は、Microsoft Edge です。これは法人企業、IT 管理者、開発者、およびエンドユーザーにとってどのような意味を持つのでしょうか? Microsoft Edge は、Internet Explorer よりも高速で、安全で、よりモダンなWebエクスペリエンスを提供します。また、Internet Explorer モード (IE モード) を搭載し、従来の IE ベースのサイトやアプリに対する互換性を備えた唯一のブラウザーです。

IE モードを搭載した Microsoft Edge が正式に Windows 10 版 Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションの後継となり、Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションは 2022 年 6 月 15 日をもってサポートを終了します。


一般的な情報

IE11 デスクトップアプリケーションはいつ完全に無効化されましたか?(2023 年 5 月 18 日 更新)

サポートが終了した Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションは、Microsoft Edgeの更新プログラムによって、2023 年 2 月 14 日にWindows 10 の特定のバージョンにおいて完全に無効になりました。この更新プログラムは、Microsoft Edgeアップデートの標準的な適用タイミングと同様に、数日から 1 週間に渡って展開されます。

まだIE11 から Microsoft Edge にリダイレクトされていない一般向けのデバイスとビジネス向けのデバイスはすべて、Microsoft Edge 更新プログラムによって、リダイレクトされます。ユーザーはこの変更を戻すことはできません。また、IE11 から Microsoft Edge へのリダイレクトは、今後のすべての Microsoft Edge 更新プログラムの一部として含まれる予定です。

お客様からのフィードバックに基づき、IE11のアイコンなどのUI要素をデバイスから削除するタイミングは、組織がコントロールすることができるようになります (まだ実行されていない場合)。注:ITチームは、IEの無効化ポリシーを使用することで、Windows 10デバイス上のIE11の視覚的な参照情報を削除することができます。

さらに今後数ヶ月間、IE11がまだアクセス可能な例外的なシナリオのごく一部がEdgeにリダイレクトされ、ユーザーはサポート対象となっている、より安全なMicrosoftブラウザにアクセスできるようになります。詳細は、WindowsおよびMicrosoft Edgeのリリースノートに記載しています。

IE デスクトップ アプリケーションが無効化されたために組織が混乱した場合はどうすればよいですか?  (2023 年 2 月 14 日 更新)

IE の無効化に関連する問題、またはMicrosoft Edge のIE モードでの利用に関連する問題が発生している場合は、以下のいずれかの方法で、マイクロソフトに速やかにご連絡ください。

Windows 10のどのバージョンで、IE11デスクトップアプリケーションのサポート終了、IE11の無効化の影響を受けますか?(2023 年 2 月 14 日 更新)

(対象内)IE11 デスクトップアプリケーションは、 Windows 10 の以下バージョンで、サポートを終了しており、完全に無効になりました。

  • 半期チャネル (SAC) で配信される Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーション:
    • Windows 10 クライアント SKU
    • Windows 10 IoT
    • Windows 10 Enterprise マルチセッション

(対象外)IE11 デスクトップアプリケーションは、Windows 10 の以下バージョンで、サポートを継続します。

  • 以下で動作する Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーション:
    • Windows 8.1(注:Microsoft Edgeのバージョン109は、Window 8.1での最後のサポートバージョンとなります。 詳細はこちら。なお、Windows 8.1のサポートは2023年1月10日に終了しています。詳細はこちら
    • Windows 7 ESU(注:Microsoft Edgeのバージョン109は、Window 7での最後のサポートバージョンとなります。 詳細はこちら。なお、最後の3年目となるWindows 7 ESU 2022は2023年1月10日に終了しています。詳細はこちら
    • Windows Server SAC (全バージョン)
    • Windows 10 IoT LTSC (全バージョン)
    • Windows Server LTSC (全バージョン)
    • Windows 10 クライアント LTSC (全バージョン)
    • Windows 10 China Government Edition

以下については、引き続きサポート対象となります。

  • Microsoft Edge の Internet Explorer モード
  • WebOC およびCOMの自動化を含む Internet Explorer プラットフォーム (MSHTML/Trident)

Windows 10 LTSC と Windows 10 Server はどうなりますか? (2021 年 11 月 19 日 更新)。

提供中の Windows 10 LTSC および Windows 10 Server は今回の発表の対象外です (影響を受けません)。Windows Server 2022 および Window 10 Enterprise LTSC 2021 も同じく対象外です。

20H2 より前の Windows 10 バージョンでは、Internet Explorer (IE11) の廃止とリダイレクトはどうなりますか? (2022 年 6 月 14 日 追加)

既にサポートの提供が終了しているバージョンの Windows 10 を使用し続けても、リダイレクトを止めることはできません。IE11 デスクトップ アプリケーションは、サポートされているバージョンとサポートされていないバージョンの Windows 10 の両方で Microsoft Edge にリダイレクトされます。

加えて、IE11 は、サポートが終了している Windows 10 バージョン (Windows 10、バージョン 1909、2004 など) ではサポートされていません。

Windows 10 バージョン 20H2 以降は、IE11 のサポート終了時点で、サポートされている唯一のバージョンの Windows 10 です。20H2 より前の Windows 10 バージョンの IE11 はサポートされていません。

サポートされていないバージョンの Windows 10 をみなさまのデバイスで使用し続けることはお勧めしません。サポートされているバージョンの Windows 10 または Windows 11 に移行し、 Microsoft Edge でInternet Explorer モード (IE モード) を設定することをお勧めします。

Internet Explorerを完全にアンインストールしたほうがよいのでしょうか?(2022年12月16日 更新)

いいえ。 Internet Explorer (IE) モードは、Internet Explorer 11 (IE11) に依存して機能します。 IE11をアンインストールまたは削除すると、IEモードが動作しなくなります。

2 月 14 日以降の IE の無効化に備える最善の方法は、それまでに組織内でのIEの利用を積極的に取り止めることです。

このことについて、どのように取り組めばよいかについての詳細はこちらのブログをご覧ください。

Internet Explorer 11 のデスクトップ アプリケーションは、Windows 11 で利用できますか? (2022 年 4 月 14 日 更新)

いいえ。Windows 11 では、Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションは利用できません。Windows 11 では、Microsoft Edge が既定のブラウザーとなります。MSHTML エンジンは、Microsoft Edge の IE モードの動作のために Windows 11 オペレーティング システムの一部として残されます。組織内でレガシ ブラウザーとの共存関係が必要な場合には、業務の中断を回避するために、Windows 11 へのアップグレード前に Microsoft Edge で IE モードを設定する必要があります。詳細については、Internet Explorer モードに関する Web ページGetting Started ガイドをご覧ください。

今回の発表で、組織にはどのような影響がありますか?(2023 年 2 月 14 日 更新)

既にサポートが終了している Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションは、Microsoft Edgeの更新プログラムによって、Windows 10 の特定のバージョンにおいて完全に無効になっており、ユーザーがIE11を起動しようとすると Microsoft Edge にリダイレクトされます。

管理の変更を懸念される場合は、Microsoft Edge 導入キットをご活用ください。このコンテンツは、組織内のユーザーやリーダーに Internet Explorer のサポート終了に伴う変更を通知し、Microsoft Edge へのスムーズな移行を支援します。

Microsoft Edge が既にインストールされている場合はどうなりますか?

すぐに移行できます。Internet Explorer よりも高速かつ安全の最新ブラウザーを既にお持ちなら、一部の移行手順を既に完了していることになります。組織のお客様の場合、次のステップとして、レガシ ブラウザーを利用しているかどうかを確認してください。Microsoft Edge で継続的にレガシ ブラウザーをサポートするには、IEモードを設定する必要があります。詳細については、Internet Explorer モードに関する Web ページGetting Started ガイドをご覧ください。

IE モードはいつまでサポートされますか? (2022 年 11 月 8 日 更新)

IE モードは、現行および今後の Windows クライアント/Server/IoT の各リリース (Windows 11 を含む) のライフサイクルに準じ、少なくとも 2029 年までサポートいたします。サポート終了日の 1 年前にはマイクロソフトから告知する予定です。Windows の各サポート終了日は製品ライフサイクルのページに掲載しています。Windows のエディションによっては、サポート終了日以降にオペレーティング システムのセキュリティ更新プログラムを受け取るために、延長セキュリティ更新プログラム (ESU) ライセンス (提供されている場合) が必要になる場合があります。

あるバージョンの Windows のサポートが 2029 年以前に終了する場合、そのバージョンの Windows での IE モードのサポートも同時に終了します。IE モードの使用を継続するには、サポート対象のバージョンの Windows に移行してください。

* Windows 7 の Microsoft Edge のサポートは 2022 年 1 月 15 日に終了しました。IE モードのサポートもその時点で終了しました。IE11 デスクトップアプリケーションは、Windows 7 ESU の一部として、オペレーティングシステムのサポート終了日である 2023 年 1 月 10 日までサポートが継続される予定です。

今回の発表で開発者にはどのような影響がありますか? (2021 年 11 月 19 日 更新)

IE 向けに開発されたアプリは、Microsoft Edge の IE モードで動作します。問題が発生した場合は、App Assure (または [email protected]) を通じて互換性のサポートをリクエストしてください。

新しい Web サイトやアプリケーションを構築する開発者にとって、Internet Explorer と最新ブラウザーを同時にサポートするのは困難です。今回の発表をきっかけに、Internet Explorer から Microsoft Edge ブラウザーへの移行が促進されるでしょう。しかし、ユーザーの移行には時間がかかるため、Internet Explorer のサポート終了へ向けた計画を立てることをお勧めします。マイクロソフトのサポートについては「Internet Explorer から Microsoft Edge へのユーザーの移行」をご覧ください。

今回の発表でエンドユーザーにはどのような影響がありますか? (2023 年 2 月 14 日 更新)

Internet Explorer 非対応の Web サイトが増える中で、Microsoft Edge は、Internet Explorer よりも高速かつ安全で最新のブラウジング エクスペリエンスを提供しており、必要に応じて Internet Explorer に依存しているレガシ サイトを開くことができます。

既にサポートが終了している Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションは、Microsoft Edgeの更新プログラムによって、Windows 10 の特定のバージョンにおいて完全に無効になっており、ユーザーがIE11を起動しようとすると Microsoft Edge にリダイレクトされます。

IEがまだ利用可能な例外的なシナリオに対応する今後の変更点について、詳細な情報はどこで確認できますか?(2023年5月18日 追加)

詳細は、WindowsおよびMicrosoft Edgeのリリースノートに記載してまいります。

サポート終了に向けての準備

デバイスが Microsoft Edge によってリダイレクトされるのを待ちたくありません。代わりに、所有しているすべてのデバイスのリダイレクトを制御したいと考えています。今すぐできることは何でしょうか?(2022年12月16日 更新)

2023年2月14日に備えて、実行できる最も重要なアクションは、組織内でIEモードのMicrosoft Edgeを設定し、IE11デスクトップアプリケーションへの依存を排除しておくことです。2023年2月14日に予定しているMicrosoft Edgeのアップデートを待たずに、今すぐにIE11デスクトップアプリケーションを完全に無効にしたい場合は、IE の無効化ポリシーを使用できます。

すべてのサイトが IE モード サイト リストに含まれていることととその全てが適切に設定されていることを確認するにはどうすればよいですか? (2022 年 7 月 28 日 追加)

組織内で IE モードを設定したら、IE モードのサイト リストに潜在的なギャップがあるかどうかを把握するために良い方法は、ユーザーが正常に動作するように IE モードをテストすることです。これは、IE から IE モードが搭載されているMicrosoft Edgeへの移行に成功したお客様が実施されたプロセスです。

一部のユーザーに Microsoft Edge を IE モードでテストするように依頼し、問題が発生した場合にフィードバックを受け取るツールを提供することをお勧めします。問題に対処したら、IE を無効にするポリシーを展開し、それらのユーザーの IE を無効化します。その後、IE モードを徐々にテストし、すべてのユーザーが IE から移行されるまで、同じ手法を繰り返して、 IE を無効にするポリシーをより多くのデバイスに展開していきます。

組織で Internet Explorer モードを設定するにはどうすればよいですか?

Internet Explorer モードの設定方法については、Getting Started ガイドIE モードに関するドキュメントで詳しく説明していますので、そちらをご参照ください。

Microsoft Edge の導入と IE モードの設定に役立つガイド付きエクスペリエンスはありますか? (2021 年 6 月 29 日 追加)

はい。Microsoft 365 管理センターで、Microsoft Edge の導入と IE モードの設定を支援する 2 つのガイド付きエクスペリエンスを提供しています。

Microsoft Edge で IE モードのテストを自動化する方法を教えてください。(2022 年 2 月 22 日 追加)

IE11 のサポート終了が刻一刻と迫る中で、マイクロソフトは Selenium と協力し、エンドツーエンドの IE Driver のテストを拡張し、Microsoft Edge の IE モードにも対応しました。これまでに IE の各バージョン向けに投資および使用してきたサイト テストを、IE モードでのテストにも適用できるようになります。自動化テストとパイロット グループのユーザーによるテストを組み合わせることで、問題を早期に発見し、IE のサポート終了に向けて確実に準備できます。

IE モードでのテストに IE Driver を使用する方法の詳細については、「Internet Explorer Driver を使用して Microsoft Edge で IE モードを自動化する」をご覧ください。

Windows の月例累積セキュリティ更新プログラムをインストールせずに、IE11 の使用を継続することはできますか? (2022 年 4 月 14 日 追加)

Windows 更新プログラムには、オペレーティング システムの重要なセキュリティ修正プログラムが含まれているため、IE11 の使用を継続するために更新プログラムのインストールを回避することはお勧めしません。Windows の月例累積更新プログラムの詳細については、こちらのページをご覧ください。

IE11 を使い続けるためにMicrosoft Edgeの更新をスキップできますか? (2023 年 2 月 14 日 更新)

IE11 を使い続けるためにMicrosoft Edge の更新を回避、またはスキップすることはお勧めしません。セキュリティ更新プログラムやサービス更新プログラムは、最新の安定版チャネル リリースとベータ チャネル リリースでのみ有効です。古いリリースの Microsoft Edge を使用している場合、最新の品質とセキュリティ更新プログラムが適用されない可能性があります。詳細については、Microsoft Edge ライフサイクルをご覧ください。

サポート終了後の振る舞い

IE11 デスクトップアプリケーションはいつ完全に無効化されますか?(2023 年5月18日 更新)。

サポートが終了した Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションは、Microsoft Edgeの更新プログラムによって、Windows 10 の特定のバージョンにおいて完全に無効になりました。

Microsoft Edgeに移行する際、ユーザーにはダイアログボックスが表示されます(下図参照)。IE11のアイコンやその他のエントリポイントをクリックすると、Microsoft Edgeにリダイレクトします。閲覧用のデータはIE11からMicrosoft Edgeに自動的に引き継がれるため、シームレスにブラウジングを継続することができます。

IE11からEdgeに移行するときのダイアログボックス

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様からのフィードバックに基づき、IE11のアイコンなどのUI要素をデバイスから削除するタイミングは、組織がコントロールすることができるようになります (まだ実行されていない場合)。注:ITチームは、IEの無効化ポリシーを使用することで、Windows 10デバイス上のIE11の視覚的な参照情報を削除することができます。

さらに今後数ヶ月間、IE11がまだアクセス可能な例外的なシナリオのごく一部がEdgeにリダイレクトされ、ユーザーはサポート対象となっている、より安全なMicrosoftブラウザにアクセスできるようになります。詳細は、WindowsおよびMicrosoft Edgeのリリースノートに記載しています。

Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションは、2022 年 6 月 15 日の IE のサポート終了の対象外だった Windows のバージョン (LTSC やサーバーなど) でいつ廃止になりますか? (2022 年 7 月 28 日 追加)

対象外のバージョンの Windows での IE11 のサポートは、動作している Windows のバージョンのライフサイクルに従います。これらのバージョンの Windows のサポート終了と同時に、 IEのサポートも終了します。

既定のブラウザーが Internet Explorer 11 ではない場合、このサポート終了は既定のブラウザーに影響しますか?

いいえ。サポート終了の影響を受けるのは、既定のブラウザーが Internet Explorer 11 に設定されている場合のみです。IE11 が既定のブラウザーに設定されている場合は、Microsoft Edge をご使用ください。

Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションはデバイスから削除されるのですか? (2022 年 7 月 13 日 更新)

いいえ、IE11 デスクトップ アプリケーションは無効になるだけです。 IE モードが機能するには IE11 エンジンが必要なため、IE11 デスクトップ アプリケーションはデバイスから削除されません。

iexplore.exe はデバイスから削除されますか?

いいえ。削除されません。アクセスしようとしても IE 11 は開かずに、Microsoft Edge にリダイレクトされます。

「Internet Explorer 11をスタンドアロンブラウザとして無効にする」ポリシー設定は、2023年2月14日のIE11の完全な無効化を含むMicrosoft Edgeの更新プログラム後も機能し続けますか?(2023年5月18日 更新)

IEの無効化ポリシーは、2023年2月14日のMicrosoft Edgeの更新プログラムによる影響を受けません。ポリシーは引き続き機能し、IEの視覚的な参照情報は削除されます。

サポートと参考資料

IE から Edge への移行についてシリーズで投稿されていたブログ記事はどこで読むことができますか? (2022 5 25 追加)

IE から Edge への移行に関するシリーズのブログ記事は、すべて https://aka.ms/IEtoEdge (英語) でご覧になれます。

Microsoft Edge のライフサイクルに変更はありますか?

Microsoft Edge のライフサイクルに変更はありません。Microsoft Edge のサポートは継続いたします。詳細については、Microsoft Edge のライフサイクルのページをご覧ください。

Microsoft Edge の Internet Explorer モードでサイトを開けない場合はどうすればよいですか。Web サイトの互換性の問題はどこに問い合わせればよいですか?

法人のお客様で、サイトの読み込みエラーなどの互換性の問題が発生した場合は、App Assure チームに連絡して互換性サポートをお受けください。サポートのリクエストは、App Assure の Web サイトまたはメール ([email protected]) で受け付けています。

一般ユーザーの方で、ページの読み込みエラーが発生した場合は、サポート記事 Microsoft Edge の Internet Explorer モードの手順に従って、IE モードで読み込んでください。問題が解決しない場合は、[…] メニュー下 [ヘルプとフィードバック] の製品内フィードバック ツール、またはショートカット「Alt + Shift + I」から、フィードバックをお寄せください。フィードバック送信の際は、[診断データを送信する] のチェックをオンにしてください。

IE モードに関連する機能を含む、Microsoft Edge の今後の機能のロードマップはどこで見ることができますか? (2021 年 6 月 29 日 追加)

Microsoft Edge のロードマップは、Microsoft 365 ロードマップの一部として掲載されています。

Microsoft Edge や Internet Explorer モードの設定時に一般的な問題を解決するにはどうすればよいですか。トラブルシューティング ガイドは提供されていますか。(2022 年 2 月 22 日 追加)

IE モードの設定時に問題が発生した場合は、こちらのトラブルシューティング ガイドをご参照ください。このガイドでは、IE モードに関する全般的な FAQ に加えて、一般的な問題 (不適切なドキュメント モードの使用や中立サイトの未設定など) に対するトラブルシューティングのヒントを提供しています。

2029 年までの IE モードのサポート期間では、十分長いとは言えません。延長プログラムはないのでしょうか?

IE モードは少なくとも 2029 年までサポートいたします。また、IE モードの終了時期が決定したら、1 年前に告知いたします。

新しいクラウド サイト リスト管理エクスペリエンスにより、IT 部門はサイト リストをホストするためにオンプレミスのインフラストラクチャを必要とせず、クラウド上の認証済みエンドポイントに保存することができるようになります。サイト リストの作成、インポート、エクスポート、およびサイト リストのエントリに対する変更の監査は、Microsoft 365 管理センターから行うことができます。複数のサイト リストをクラウドに公開できるほか、グループ ポリシーを使用して、デバイスのグループごとに異なるリストを割り当てることができます。

技術的な詳細

MSHTML (Trident) エンジンとは何ですか。IE モードとどう関係しますか?また、WebOC MSHTA アプリはどうなりますか?

MSHTML (Trident) エンジンは、Internet Explorer 11 の基盤となるプラットフォームです。これは IE モードで使用しているエンジンと同じもので、引き続きサポートいたします (今回の発表の影響を受けません)。WebOC と MSHTA アプリは、今回の発表の影響を受けない MSHTML エンジンを利用しているため、引き続きサポートされます。MSHTML プラットフォームをベースとするカスタム アプリやサードパーティ製アプリを利用している場合は、引き続き動作します。今後のアプリ開発においては、WebView2 の使用をお勧めします。

自動化を通じて、 IE を利用するアプリケーションで問題が発生しました。これは修正されるのでしょうか? (2022 年5 月25日 更新)

IE11アプリケーションのサポート終了の一環として、特定の COM オートメーション シナリオが破損したケースが報告されていました。対象の IE COM オブジェクトは、Windows 11 November 2021 Update の「C」リリースと Windows 10 March 2022 Update の「B」リリース(バージョン 1809 以降)で元の機能に復元されています。COM シナリオは、2022 年 6 月 15 日以降に IE11 デスクトップ アプリケーションが無効化された後も引き続き機能します。上記の更新プログラムのインストール後も問題が発生する場合は、App Assure に連絡して修復サポートを受けてください。

IE モードでは、どのような IE 機能が利用できますか?Java や Silverlight などの Active X コントロールはサポートされますか? (2021 年 6 月 3 日 更新)

IE モードは、すべてのドキュメントモードとエンタープライズモード、Active X コントロール (Java、Silverlight等) 他に対応しています。サポートされるものとされないものの一覧は、Internet Explorer (IE) モードとはの Docs ページをご覧ください。

以前発表したように、Silverlight のサポートは 2021 年 10 月 12 日に終了します。詳しくは、Silverlight のサポート終了の記事をご覧ください。

IE モードでも IE のグループ ポリシーは機能しますか?

IE のグループ ポリシーは IE モードで動作することが保証されています。何らかの理由で問題が発生した場合は、App Assure に問い合わせてサポートを受けてください。サポートのリクエストは、App Assure の Web サイトまたはメール ([email protected]) で受け付けています。

サイトリストをクラウドでホスティングできますか? IE モードでのクラウドサイトリスト管理エクスペリエンスはどうなっていますか? (2021 年 11 月 19 日 追加)

はい、Microsoft 365 の管理センター内で、Cloud Site List Management のエクスペリエンスが 提供されています。

.mht と.mhtml のファイルは Internet Explorer 11 で開き、Microsoft Edge では開きません。どのようにしたらそれらを開くことができるようになりますか? (2021 年 6 月 29 日 追加)

Microsoft Edge および IE モードでの.mht および.mhtml ファイルのサポートは、Microsoft Edge のバージョン 92 で予定されています。詳しくは、Microsoft 365 ロードマップエントリーをご覧ください。なお、これらのファイルを IE モードで開くには、IE11 をこのファイルタイプの既定のハンドラーとして、IE11を設定する必要がありますので、ご注意ください。

IE モードには IE のバイナリーが必須で OS に残るため、セキュリティ更新は継続して提供されますか? (2022 年 2 月 22日 追加)

はい、IE モードは IE バイナリーを利用しているため、2022 年 6 月 15 日に IE11 デスクトップアプリケーションが提供終了しサポートが終了した後も、Windows 10 の一部のバージョンでは少なくとも 2029 年まではセキュリティ更新を継続して提供します。MSRC のガイドラインに合致するセキュリティ脆弱性については、現在と同様にパッチを適用し続けます。

Microsoft Edge (Chromium ベース) と IE モード (MSHTML ベース) のセッション間で、Cookie によってセッション情報を共有することはできますか? (2022 年 6 月 13 日 追加)

はい。以前は、IE モードのセッション Cookie は、最新のエンジンを使用するサイトからレガシー エンジンを使用するサイトにセッション情報を渡しましたが、逆の場合は同じことが言えませんでした。この問題に対処するため、IE モードを備えた Microsoft Edge では、Cookie を手動で設定して、モダンからレガシ、レガシからモダンの双方向に共有できるようになりました。これにより、ユーザー エクスペリエンスが向上すると共に、最新化に向けた段階的な取り組みの一環として、モダン サイトとレガシ サイトを組み合わせて使用できます (Windows March 2022 Update の B リリース以降および Microsoft Edge バージョン 99 以降が必要です)。

※ Expires-attributeで作成された永続的な Cookie は、Microsoft Edge と Internet Explorer の間で共有できません。

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