Microsoft 365 Lighthouse が実現する SMB 顧客全体のセキュリティと管理
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Microsoft 365 Lighthouse が実現する SMB 顧客全体のセキュリティと管理

By Japan Windows Blog

※ 本ブログは、米国時間 2024/1/10 に公開された “Enabling security and management across all your SMB customers with Microsoft 365 Lighthouse” の抄訳です。 多くのパートナー様によれば、顧客の導入を阻む大きな要因として、Microsoft 365 Lighthouse を使用する顧客すべてを管理できないことから、Lighthouse でのセキュリティと管理の手法を標準化できないことが挙げられています。そのため、パスワードのリセットや危険なユーザーの特定などの手順を標準化したり、代理アクセス権によって顧客管理ポータル内を移動したりすることに困難が生じているのです。Microsoft 365 Lighthouse で管理している SMB 顧客全体でのユーザーの検索や検出は簡単ですが、Microsoft 365 Lighthouse で管理していない顧客を対象にした第 2 のプロセスも必要になっていました。これは主に、Microsoft 365 Business Premium の要件が原因でした。過去数年間にわたり、Lighthouse で顧客を管理する限定された数のサブスクリプションについてはサポートを拡大してきました。しかしそれはプレミアムなセキュリティが可能なサブスクリプションに限定されていたため、単一のソリューションを確立しにくくなっていました。 今回、商用および教育利用の SMB… Read more

Microsoft 365 Lighthouse でエンドポイント分析による分析情報を活用
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Microsoft 365 Lighthouse でエンドポイント分析による分析情報を活用

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※ 本ブログは、米国時間 2023/6/28に公開された “Endpoint Analytics insights now available in Microsoft 365 Lighthouse” の抄訳です。 Microsoft 365 Lighthouse でエンドポイント分析による分析情報を活用 セキュリティ脅威が増加の一途をたどるなかで、中小企業向けマルチテナント管理の世界では、顧客のデバイスとアプリの状態を把握することが不可欠になっています。従来のように、エンド ユーザーからの問題報告後に、各テナントをチェックしていくのは、手間がかかり効果もありません。それでは IT 技術者がサービスの必要性を認識するまで、顧客は危険にさらされてしまいます。 この問題に正面から取り組むため、今回 Microsoft 365 Lighthouse にエンドポイント分析を導入しました。これは、Microsoft Intune をセットアップして構成し、Microsoft 365 Lighthouse デバイス正常性監視ポリシーを有効にした、すべてのテナントに適用されます。Microsoft 365 Lighthouse では Intune 経由でエンドポイント分析を使用するため、管理対象テナント内でユーザーのデバイスとアプリの正常性を予防的に改善できます。 マルチテナントのビューで分析情報が得られる 従来のデバイス/アプリ管理ソリューションでは、サービス IT 技術者は、もっぱら個々のテナント… Read more

Microsoft 365 Lighthouse の [テナント] ページの強化
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Microsoft 365 Lighthouse の [テナント] ページの強化

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※ 本ブログは、米国時間 2023/7/5に公開された “Improvements to the Tenants Page in Microsoft 365 Lighthouse - Microsoft Community Hub” の抄訳です。 マネージド サービス プロバイダー (MSP) が中小企業 (SMB) の顧客に広範にサービスを提供できるように、Microsoft 365 Lighthouse はテナント管理機能を強化しています。この変更によって [テナント] ページのユーザビリティが向上し、パートナーは Lighthouse における顧客の現行の管理状態を効率的に把握できるようになります。 Lighthouse のパートナーは [テナント] ページで、Lighthouse 管理の状態、代理アクセス権、デプロイ プランなど、SMB 顧客の詳細を確認することができます。ユーザーはこれらのフィールドやテナント タグに基づいて、簡単にフィルタリングを行えます。また列のオプションも更新されました。Lighthouse のユーザーは、テナント… Read more

Sales Advisor – Microsoft 365 Lighthouse で顧客の可能性を最大限に発揮させる
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Sales Advisor – Microsoft 365 Lighthouse で顧客の可能性を最大限に発揮させる

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※ 本ブログは、米国時間 2023/7/17に公開された “Introducing Sales Advisor – unlock your customer’s potential in Microsoft 365 Lighthouse - Microsoft Community Hub” の抄訳です。 今日の急速に進化するビジネス環境で企業が成長を促進し、また長期的な関係を構築するには、カスタマーサクセスが重要な焦点になっています。これを念頭に、Microsoft は昨年、Project Orland のパブリック プレビューに関する発表を行いました。Project Orland は、クラウド サービス プロバイダー (CSP) パートナーが人工知能 (AI) の力で顧客と積極的にサポートし、成長を助けるための革新的な方法です。 Project Orland は昨年、60 万件以上の実践的な提案を通じて、1,000 社以上のプレビュー パートナーに現実的な価値と顧客に関する分析情報を提供しました。プレビュー パートナーは販売コストの削減、リテンション期間の延長を実現したほか、事業をより効率的かつ効果的に成長させることができました。… Read more

中小企業のセキュリティ対策をより簡単に
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中小企業のセキュリティ対策をより簡単に

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※ 本ブログは、米国時間 2023/10/2に公開された “Making it easier for small and medium businesses to stay secure - Microsoft Community Hub” の抄訳です。 Microsoft のサイバーセキュリティ意識向上月間が 20 周年を迎える中、中小企業のお客様の間でもセキュリティへの関心が高まっています。実際、ランサムウェア攻撃の 82% は中小企業を標的としており [1]、2021 年には中小企業に対するサイバー犯罪の被害総額が全世界で 24 億ドルに達しました [2]。しかし、従来の高度なセキュリティ ソリューションは高価すぎたり、複雑すぎたり、あるいはその両方であったりして、多くの中小企業ではセキュリティ対策が十分に取られていません。 Microsoft は、Security for All (あらゆるものにセキュリティを) という考え方に基づき、中小企業にエンタープライズ セキュリティのイノベーションをもたらすべく尽力しています。当社は Microsoft 365… Read more

Microsoft 365 Lighthouse のアラートと通知の新機能
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Microsoft 365 Lighthouse のアラートと通知の新機能

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※ 本ブログは、米国時間 2023/9/13 に公開された “Alerts and notifications are now available in Microsoft 365 Lighthouse” の抄訳です。 Microsoft 365 Lighthouse での最新情報の取得 Microsoft 365 Lighthouse は、SMB 顧客のセキュリティと生産性を維持するために緊急に対処が必要な場所について、SMB 顧客全体に分析情報を提供します。たとえば、特定のユーザー アカウントについて危険な行為が検出された場合には、その危険の現実性をすばやくトリアージして、サインインをブロックします。また、顧客のサイトにいる管理者が多要素認証を無効にしたときに、その設定変更の通知を受けて再度有効にすることもあります。あるいは、Defender が検出したセキュリティ インシデントをすばやく処置する場合もあります。Microsoft はアラートや通知によって、こうした分析情報に関する情報を簡単に得られるようにしています。Lighthouse では、上述の内容を含む各種のイベントについて、アラートと通知が出されます。 また、ユーザー、グループ、またはサードパーティのチケット システムに配信される、カスタマイズされたメール アラートを設定できます。複数の重要なシナリオについてアラート機能が用意されたことで、マネージド サービス プロバイダー (MSP) がマルチテナント アラートを従来になく簡単に日常のワークフローに統合できるようになりました。これらのアラートは複数の管理ポータルで設定するのではなく、Lighthouse で直接設定できます。 既定で用意されているいくつかのサンプル… Read more

中小企業が Microsoft 365 を使って簡単にブランドを構築するには
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中小企業が Microsoft 365 を使って簡単にブランドを構築するには

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※ 本ブログは、米国時間 2023/11/21 に公開された “Build your brand with ease using Microsoft 365 for small and medium businesses” の抄訳です。 Microsoft は、中小企業のお客様が生産性と創造性を発揮しやすいツールを提供することで、お客様のビジネスの成長促進をサポートします。私たちは、Microsoft 365 Business Standard または Microsoft 365 Business Premium のサブスクライバー向けに、Microsoft Clipchamp や Microsoft Loop といった新しいツールを導入することで、Microsoft 365 プラットフォームを常に進化させています。また、Microsoft 365 Business サブスクリプションを最大限に活用する上で欠かせないツールである Microsoft… Read more

Microsoft 365 Lighthouse での非アクティブなユーザーのクリーンアップ
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Microsoft 365 Lighthouse での非アクティブなユーザーのクリーンアップ

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※ 本ブログは、米国時間 2023/8/7 に公開された “Clean up Inactive users with Microsoft 365 Lighthouse” の抄訳です。 マネージド サービス プロバイダー (MSP) は Microsoft 365 Lighthouse によって、全顧客テナントのユーザーをこれまでになく簡単に管理できるようになります。顧客の全テナントから任意のユーザーを検索して、そのユーザー アカウントに変更を加えられます。危険なサインイン行為が報告されたユーザーを確認したり、まだ MFA に登録されていないユーザーを特定したりすることも可能です。そして Lighthouse には、新たに非アクティブなユーザーの管理機能が追加されました。 非アクティブなユーザーとは ユーザー アカウントの管理に携わったことがあれば、おそらくすでに非アクティブなユーザーを目にしたことがあるでしょう。非アクティブなユーザーとは、長期にわたってアクティビティがないユーザー アカウントを意味します。そのようなアカウントはディレクトリには現れませんが、次のような理由で存在します。 顧客企業の従業員が退職した後も、そのアカウントがオフボードされなかった。 インターンやその他の臨時従業員のアカウントが、就業期間満了後も非アクティブ化されなかった。 テスト アカウントがテストの完了後も削除されなかった。 非アクティブなユーザーはなぜ問題か 非アクティブなユーザー アカウントは、全顧客テナントのユーザーを管理する困難なタスクをさらに複雑にします。たとえば、全ユーザーが多要素認証用に登録されていることを確認する場合も、こうした非アクティブなアカウントによって、「ゼロに向けた管理」が妨げられます。非アクティブなユーザーをクリーンアップすることで、このようなノイズが除去されるだけでなく、次のような利点が得られます。 セキュリティ -… Read more

Microsoft 365 Lighthouse で独自のベースラインを作成
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Microsoft 365 Lighthouse で独自のベースラインを作成

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※ 本ブログは、米国時間 2023/10/23 に公開された “Create Your Own Baselines in Microsoft 365 Lighthouse - Microsoft Community Hub” の抄訳です。 マネージド サービス プロバイダー (MSP) には、顧客のテナントを管理するためのビジョンと戦略があります。Microsoft 365 Lighthouse は、そのビジョンをこれまでになく効果的に実現し、大規模に戦略を実行することを可能にします。固有の専門性をベースに、顧客のニーズに合わせてベースラインをカスタマイズすることができます。 この記事では、カスタム ベースラインの概要とその重要性、またそれがマネージド サービス事業の成長にどのように役立つかを見てみましょう。 カスタム ベースラインとは Lighthouse の特長の一つは、一連の標準化された構成を顧客のテナントに簡単にデプロイして、正常性、セキュリティ、生産性を確保できる、既定のベースラインがあることです。ただしそのような汎用的なアプローチが、パートナーまたは顧客に適していない場合があります。 独自のベースラインを作成すれば、セキュリティ、コンプライアンス、生産性に関する独自の標準を定義し、Lighthouse の機能を活用して、それらの標準を顧客のテナント全体にデプロイし、実施できます。 ベースラインでは、既定のベースラインのタスクや、他の管理対象のテナントから抽出した構成のタスクを任意に組み合わせることができます。これには、条件付きアクセス ポリシー、デバイス管理ポリシー/プロファイル、Windows Autopilot プロファイルなどが含まれます カスタム ベースラインが優れている理由… Read more