2016年7月19日 11:00 AM

Surface Enterprise Initiative の拡大で、ビジネス モビリティのニーズにさらに応える

この記事は Microsoft Device Blog からの転載です。

マイクロソフトは昨年 (英語)、Surface および最高レベルのエンタープライズ ソリューションを世界大手の法人顧客に提供することを目的として、Surface Enterprise Initiative を立ち上げました。マイクロソフトのソリューションをご利用の最大手グローバル企業各社からはこれまで、「Surface を導入したいと考えているが、全世界の従業員への展開や購入の負担を和らげてくれるようなエンタープライズ クラスのサービスとサポートが必要だ」という声が多く寄せられていました。こうしたニーズにお応えするために、マイクロソフトは Dell (英語) とのパートナーシップを開始し、以降、Dell から Surface を直接購入したお客様は 800 社以上に達しています。また、マイクロソフトは他にも、サービス (英語)、保証、サポートの充実、パートナー エコシステムの強化、顧客サポートの質の向上についても独自に取り組みを進めてきました。その結果、この 1 年間で、当初 200 社だったチャネル パートナー様は、エコシステム全体で 10,000 社にまで拡大しました。

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マイクロソフトはいつも、お客様がマイクロソフトのデバイスを独自のアイデアで活用し、パフォーマンスと生産性を拡大し続けていることに大きな刺激を受けています。当社でも Surface ポートフォリオの新しいイノベーションの実現に向けてさまざまな取り組みを続け、Surface Book、そして Surface Pro 4 を世に送り出してきました。私たちは、革新的なデバイスが人々の行動に変化をもたらし、アイデアを刺激し、コラボレーションを促進し、成長と発展を支え、ビジネスを変革するところを何度も目にしてきました。マイクロソフトはこれからも Surface 製品ファミリへの投資を続けていきます。実際この 1 年間で Surface 事業は大きく成長しており、これまでは約 10 億ドルの売上を達成するのに 1 年間かかっていましたが、今では四半期ごとに 10 億ドルを達成するペースにまで改善しています。
私たちは、このペースをさらにスピードアップできると考えています。

本日マイクロソフトは、マイクロソフトのお客様の企業で働くスタッフの組織における働き方を刷新する新しいパートナーシップとプログラムを Surface Enterprise Initiative に追加したことを発表いたします。

IBM と Booz Allen Hamilton による業種別ソリューション

マイクロソフトのお客様が求めているのはソリューションであり、単にモバイル OS で稼働するアプリではありません。Surface の Windows 10 には、業界最先端のセキュリティと生産性機能が備わっていることが求められます。そしてこのたびマイクロソフトは、IBM および Booz Allen Hamilton との新たなパートナーシップを発表いたします。この提携により、マイクロソフトとこの 2 社のパートナー様にそれぞれ共通のお客様のニーズを満たす業種別ソリューションの構築を目指します。

IBM は、アナリティクスとエンタープライズ アプリケーション分野における専門知識と Surface デバイスの独自機能を活用した、金融サービス、一般消費財、小売分野の企業向けの新しい業種別ソリューションを開発します。IBM は、金融サービスや一般消費財、小売という業種が抱える独自の課題を的確に捉えた、デバイス、アプリ、サービスを融合したソリューション セットをマイクロソフトと共同開発します。これにより企業は、バックエンドの既存インフラストラクチャおよびユニバーサル Windows アプリケーションと使いやすいモバイル フロントエンドをシームレスに融合し、ビジネスのモバイル化を大幅に進展させられるようになります。
たとえば IBM では、意思決定者がデータやアナリティクスを直接利用しながら従業員の勤務時間を最適化できる、Surface 上の Microsoft Power BI を活用した CPG および小売企業向けアプリケーションの開発を予定しています。このアプリケーションは、組織のデータと業界のデータを組み合わせて図やレポートで視覚的に把握、分析できるようにすることで、より的確な人員配置、生産性の最大化、コストの最小化を支援するものです。この機能は、製品管理、営業管理、重要予測など、この業界の他の分野にも拡大することができます。

IBM で Microsoft Services 担当グローバル リーダーを務める Murray Mitchell 氏は次のように語ります。「自社のビジネス ニーズに最適化された Surface 向けモバイル ソリューションが欲しいというご要望は、IBM の多くのお客様からいただいています。IBM は、金融サービス業や CPG 企業の従業員の皆様が外出先でも手軽に自社の情報を活用できるような Surface ソリューションを設計する予定です。IBM はマイクロソフトの戦略的パートナーとして 20 年の実績があり、この経験が反映された新しいモバイル アプリは、お客様の既存インフラストラクチャと自然に融合しながらも、従業員のニーズに独自に最適化できる柔軟性に優れたかつてないモバイル エクスペリエンスを提供します。IBM はエンタープライズ コンピューティング分野を牽引する企業として、マイクロソフトを含む、この分野における課題解決の支援を目指す幅広いパートナー エコシステムを形成しています」。

Surface に対するご要望は、政府機関や公共機関の皆様からも寄せられています。今年の初めには、Surface が米国国防総省 (英語) の厳格なセキュリティ/相互運用性の要件を満たし、完全認定を取得したとお伝えしました。そして本日マイクロソフトは、Booz Allen Hamilton との新しいパートナーシップを発表しました。これにより、マイクロソフトの公共機関向けの対応がさらに新たな段階へと引き上げられることになります。

Booz Allen Hamilton は、政府機関、公共機関、医療機関向けの拡張性と安全性に優れたソリューションを開発しています。同社の顧客は、アプリの互換性、セキュリティ、機密性、複数の資格情報への対応など、非常に具体的なニーズを抱えています。Surface をパートナーに選んだことで、同社は Surface と Windows 10 の組み合わせにしか実現できない世界レベルかつエンタープライズ クラスのセキュリティ、管理性、柔軟性を活用できるようになりました。

Booz Allen Hamilton の戦略的アライアンス/ソリューション担当バイス プレジデント Walton Smith 氏は次のように述べています。「私たちの目標は、セキュアなエンドツーエンドのソリューションを通じてお客様が抱える独自の課題を解決することです。マイクロソフトとのパートナーシップにより、強力な Surface ポータブル デバイスと、現在市場に出回るオペレーティング システムの中で最高レベルの安全性とパフォーマンスを誇る Windows 10 で構築されたソリューションを、当社のお客様にお届けできるようになります」。

新しい Surface サブスクリプション プランとグローバル購入プログラム

それだけではありません。本日マイクロソフトは、あらゆる規模の法人顧客向けの新しいプログラムを 2 つ発表いたします。これは、パートナー様に新しいビジネス チャンスを提供するプログラムと、お客様に Surface を今まで以上に柔軟に購入、展開していただくためのプログラムです。1 つ目は Surface as a Service です。このプログラムにより、マイクロソフトのクラウド ソリューション プロバイダー (およびマイクロソフト認定ディストリビューター) の皆様は、Office 365、Windows 10、関連する ISV ソフトウェアを同梱した Surface デバイスをマイクロソフトのすべてのリセラー様とお客様にマネージド サービス プランとして提案できるようになります。この新しいプランを利用することで、デバイスの更新サイクルをさらにスピードアップさせ、今まで以上に柔軟な購入オプションを提案できるようになります。さらにお客様は、常に Windows と Office の最先端の機能が組み込まれた Surface デバイスをご利用いただくことができます。Surface as a Service プログラムは、ヨーロッパの大手 CSP である ALSO を皮切りに全世界のパートナー様にご参加いただき、拡大していく予定です。
またマイクロソフトは、世界中のお客様の購入オプションを今まで以上に充実させていきたいと考えています。そこで今回発表するのが Surface Multi-National Purchasing Program です。さらに、これに伴い新たに CDW、Insight、SHI、Zones の 4 社を認定リセラーとして迎え、グローバル企業のお客様に向けて Surface デバイスとアクセサリを提案していきます。エンタープライズ企業の皆様は、全社的な標準デバイスとしての Surface の導入や、複数の国にまたがる基幹業務シナリオでの Surface の導入を、このプログラムを通じて今まで以上にスムーズに完了することができます。このプログラムへの参加を希望するリセラーの皆様は、各地域のパートナー セールス エグゼクティブにお問い合わせください。
今回ご紹介した新しいパートナーシップとプログラム、そしてマイクロソフトの強力なパートナー エコシステムにより、パートナー様とお客様の可能性は何倍にも広がります。マイクロソフトは、ユーザーの皆様が今後どのように Surface を活用し、企業の皆様が Surface をどのように活用してデジタル改革を推進していくのかをしっかりと見届け、そこからさらなるビジネス革新を進めていきたいと考えております。