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Windows Defender ウイルス対策が企業で最も採用されている理由

By Japan Windows Blog

※本ブログは、米国時間 3/22 に公開された ”Why Windows Defender Antivirus is the most deployed in the enterprise” の抄訳です。 最近の統計を見ると、マルウェアの成功率や巧妙さが深刻化していることがわかります。たとえば、マルウェア全体の約 96% がポリモーフィック型であることを示すデータがあります。これは、一度ユーザーやデバイスに感染すると、プログラムを書き換えて別の亜種に変化していくマルウェアのことです。ほとんどのマルウェアはすぐに検出されてしまうため、攻撃者は検出を逃れるために常にマルウェア自身が形を変えて進化するように細工します。このような状況から、攻撃よりもはるかにアジャイルで革新的なセキュリティ ソリューションが求められるようになっています。 現在のセキュリティ ソリューションの役割は非常に複雑です。日々発生する何十万もの新しい脅威からユーザーを保護しながら、次なる攻撃に備えて学習、成長していかなければなりません。遭遇した脅威に対処するだけでは不十分であり、未知のマルウェアの感染を予測し、未然に防ぐ必要があります。 マイクロソフトは昨年より、この難しい課題を解決するための新たな取り組みを行っていること、既にいくつかのイノベーションを実現していること、状況の変化などについてお伝えしてきました。今回はビジネスでの利用に大きなメリットがある、Windows Defender Advanced Threat Protection (ATP) の新しいウイルス対策機能 (英語) の効果についてご紹介します。 近年、Windows 10 のウイルス対策機能は、第三者機関のテストで最高スコアを獲得し続け、競合他社よりも好成績を残しています。これは、セキュリティ ソリューションの刷新の成果です。 さらに、このテクノロジは Windows 7 でも利用することができ、Windows 10 への移行期間中のセキュリティ確保に非常に効果的です。… Read more

次世代型のマルウェア対策機能を提供するWindows Defender ウイルス対策の本当の実力とは?
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次世代型のマルウェア対策機能を提供する Windows Defender ウイルス対策の本当の実力とは?

By Japan Windows Blog

このブログでは、Windows Defender ウイルス対策 ( Windows Defender Antivirus ) について紹介致します。ご存知の方も多いかもしれませんが、Windows Defender ウイルス対策は、Windows 10 に標準搭載されているマルウェア対策機能です。 10 標準搭載のマルウェア対策機能 Windows Defender ウイルス対策ができることは? Windows Defender ウイルス対策は、最新の脅威に対応すべく開発への投資と機能強化を継続しています。既知の脅威はもちろんのこと、定義ファイルにまだ反映されていない新たな脅威にも迅速に対応するため、ヒューリスティックを活用した脅威対策や機械学習モデルを活用した脅威対策、さらにはクラウド上に蓄積した膨大なセキュリティのビックデータ(インテリジェント セキュリティ グラフ)を活用した脅威対策の「クラウド保護」など次世代型のマルウェア対策製品に求められる機能を実装しています。 インテリジェント セキュリティ グラフを活用した脅威対策 – クラウド保護とは? インテリジェント セキュリティ グラフはマイクロソフトが保有するクラウドベースのセキュリティ インテリジェンスです。下の図のように多くの情報から、悪意のある疑わしい脅威情報を日々収集し、Windows Defender ウイルス対策をはじめとしたマイクロソフトのセキュリティ機能に活用されています。 Windows Defender ウイルス対策はインテリジェント セキュリティ グラフを利用してクラウド保護を実現しています。従来型のマルウェア対策では対応が難しい、定義ファイルに含まれない新たな脅威がデバイス上に入り込んだ場合でも、インテリジェント セキュリティ… Read more