2017年11月21日 9:51 AM

Windows as a Service の進捗状況について

※本ブログは、米国時間 11/14 に公開された ”Progressing Windows as a service” の抄訳です。

Windows 10 は、現在もあらゆる種類の組織に急速なペースで導入 (英語) されています。マイクロソフトはこの状況を受けて、既存のプロセスを採用しているお客様が「Windows as a Service」と呼ばれる最新型のサービス モデルに対応できるように、鋭意取り組んでいます。新しいプロセスに変更するために、お客様は以下に挙げる重要な新製品や新機能を実装しています。

  • Windows AutoPilot : 従来のイメージングに置き換わる、クラウド駆動型のシナリオです。Windows AutoPilot を使用すると、新規デバイスを業務に利用できるように準備できます。このとき IT スタッフがデバイスを操作する必要はありません。
  • Windows Analytics Upgrade Readiness: 社内で使用されているデバイス、アプリ、ドライバーについての分析情報が提供されます。これらの情報は、Windows 10 を初めて展開するときと、継続的な機能更新プログラムを展開するときの両方に役立ちます。
  • System Center Configuration Manager の Current Branch: Windows 10 の最新の機能更新プログラムを確実にサポートできるように、シンプルなサービス提供メカニズムが実装されています。
  • Office 365 ProPlusでは Windows 10 および System Center Configuration Manager と足並みを揃えたサービス提供プロセスが実装され、これらの主要製品をすべて最新の状態に更新しておくことができます。

MARS (英語) Kimberly-Clark (英語)Accenture (英語) をはじめ、既に多くのお客様がプロセス変更において、大幅な進展を遂げています。このたび、Windows as a Service への移行がまだ完了していない早期導入のお客様をご支援するために、Windows 10 バージョン 1511 にサービス パッケージの提供期間を 2018 年 4 月まで 6 か月延長することにしました。また、期間中に緊急もしくは重要に分類されるセキュリティ問題が発生した場合には、それに対応する更新プログラムを提供する予定です。これらの更新プログラムは、Windows 10 Enterprise バージョン 1511 または Windows 10 Education バージョン 1511 を使用しているすべてのお客様を対象に、Windows Update、WSUS、Configuration Manager、Windows Update カタログを含むすべての標準チャネルを通じて提供されます。


Windows as a Service への移行に際してサポートを希望される場合や、Windows 10 に関して懸念事項やご質問がある場合は、マイクロソフトの営業チームにご連絡ください。Microsoft FastTrack などのオプションについてご説明いたします。