2018年5月16日 1:53 AM

Surface Hub 2 を発表

近年は新しい働き方の文化が生まれ、何よりもチームの力を引き出すことが重要視されています。マイクロソフトの製品チームでも日々、メンバーが集まり、共に創造的な業務に取り組んでいます。メンバーが同じオフィスにいても、遠く離れた場所にいても、全員がコラボレーションを通じて製品の品質向上に努めています。

Surface Hub 2 をグループで使っている画像

今日、大きな業績を挙げている企業は、チームのコラボレーション文化を確立して、創造力と生産性の向上に取り組んでいます。実際に、企業が共同作業を奨励することで、高い業績を収める可能性は 5 倍になります (英語)

また、働き方だけでなく、働く場所も多様化しています。企業では、オープン オフィス、ハドル ルーム (小規模な会議室)、チームのワーク スペースの導入などが進んでおり、実際 3 年後には全世界の従業員の半数がモバイル ワーカーになると言われています (英語)新しいフォーム ファクターやソフトウェア エクスペリエンスを生み出すことで、働き方を刷新するだけでなく、コラボレーションに最適な新しい空間を作り出すことができます。

現在、このような新しい環境で作業するチーム向けデバイスの開発ニーズが高まっています。オフィスや自宅はもちろん、世界中のどこにいても、チームの共同作業を支援し、単なる情報のやり取りではなく、効率的かつ直観的にリアルタイムのコラボレーションを実現できるデバイスが求められているのです。

本日は、これを可能にする次世代の Surface Hub 2 をご紹介します。

チームの力を引き出す

Surface Hub 2 は、自席にいるかどうかに関係なく、どこでも皆がつながってアイデアを出し合えるようなチームでの作業を行うことを前提に設計されています。洗練されたデザインの新しい Surface Hub 2 は、より高速で手頃な価格になり、さまざまなワークスペースやワーク スタイルにフィットします。鮮やかな 4K + 50.5 インチのマルチタッチ ディスプレイは、共同の創作活動のキャンバスとして、Microsoft Teams、Microsoft Whiteboard、Office 365、Windows 10、インテリジェント クラウドなどを最大限に活用することができます。デバイスに合わせて回転する 4K カメラ、内蔵スピーカー、ファー フィールド マイク アレイを使用すると、全員が同じ部屋にいるような感覚で会議に参加することができます。また、Surface 標準の 3:2 の縦横比により、チームの広い作業スペースを確保することができます。

あらゆる空間に最適

Surface Hub 2 は、空間に合わせて拡張、調整可能で、最大 4 台のディスプレイを縦向きまたは横向きにタイリング (並べて利用) することができます。ダイナミック ローテーション機能により、コンテンツに合わせて画面の向きを調整できるため、各自にとって作業しやすい環境を作ることができます。また、オリジナルの Surface Hub よりもはるかにモバイル性が向上しました。ワークプレース環境のエキスパートである Steelcase (英語) と共同開発した、キャスター付きスタンドと使いやすいマウント システムにより、ユーザーのモバイル性がますます向上して、視野が広がり、すばらしいアイデアをいつでも記録できるようになりました。

タイリングの効果

タイリングは Surface Hub 2 の画期的な機能の 1 つです。高画質の Surface Hub 2 を 4 台並べると圧倒的な視覚効果を作り出すことができます。また、複数コンテンツを並べて作業することができるため、チームの成果も大きく向上します。Microsoft Whiteboard、Power BI、PowerPoint、全画面のビデオ通話を同時に使用することができれば、チームの生産性は驚くほど向上します。

タイリングの画像

会議を超えたリアルタイムのチーム コラボレーション

マイクロソフトは、ユーザーとチームが生産性と創造力を最大限に発揮できるように、特に意識しなくてもテクノロジを活用できる機能の開発に取り組んでいます。このミッションの第一歩として、オリジナルの Surface Hub では、ワンタッチで会議に参加したりホワイトボードを開いたりできるようにしました。Surface Hub 2 ではさらに、マルチユーザー サインインに対応しました。

これはまさに魔法のような機能です。マルチユーザー サインインは、Surface Hub 2 のワークスペースで複数のユーザーを認証する機能です。これにより、ドキュメントやアイデアに同時にアクセスしたり、自分とメンバーのアイデアをまとめたりして、会議でホワイトボードを使用するような自然なコラボレーションを実現します。

Teams との統合の写真

共同作業の未来を創る

企業のチームワークを支援するためにマイクロソフトが開発したオリジナルの Surface Hub は、世界中のお客様に高い評価を頂いています。これまで、25 の市場で 5,000 社以上のお客様に導入していただき、Fortune 100 企業の半数以上が Surface Hub を利用して、チームの効率性 (英語)共同作業 (英語) の方法を改善し、障壁を解消 (英語) し、真のビジネス価値 (英語) を生み出しています。Surface Hub 2 は、さらに多くの皆様にご活用いただけると確信しています。

年内に、一部の法人のお客様向けに Surface Hub 2 のテストを開始します。販売開始は、2019 年を予定しています。Surface Hub 2 の詳細については、microsoft.com/en-us/surface/business/surface-hub-2 (英語) をご覧ください。

近日中にさらなる詳細を発表いたします。どうぞご期待ください。