2018年11月5日 8:44 AM

【Mixed Reality × Tech Summit 2018】Microsoft Mixed Reality パートナープログラム 認定パートナー 3社発表!

本日開催された、企業や組織の IT 導入運用にかかわるエンジニアおよび意思決定を行う方を対象とした技術カンファレンス Tech Summit 2018 において、日本マイクロソフトは、2017年10月に開始した Microsoft Mixed Reality パートナープログラムにおいて、新たに3社が認定パートナーに加わったことを発表します。

Mixed Reality パートナープログラムでは、より多くのパートナー企業が、確かな開発スキルや知識に基づいて、法人のお客様に Microsoft HoloLens や Windows Mixed Reality 対応デバイスを用いたソリューションを提供できるよう、日本マイクロソフトおよびマイクロソフト コーポレーションが、パートナー企業に対してトレーニングや技術情報をご提供し、実際に法人のお客様との実証実験を通してスキルを高めていただきます。

これまで認定パートナーとして21社発表していましたが、本日新たに、日本ビジネスシステムズ株式会社様、日本電気株式会社様、ナレッジワークス株式会社様が加わり、24社となりました。

 

日本ビジネスシステムズ株式会社様(以下、JBS様)は、4月に国内初の法人向け HoloLens リセラー認定につづき、得意とされている Microsoft クラウドサービス全般、特に Microsoft Azure を活かした Mixed Reality ソリューションに取組まれ、MRPP パートナープログラム認定パートナーとなりました。

株式会社 AOKI ホールディングス様とともに、お客様に新たなユーザーエクスペリエンスを提供する HoloLens の活用検討を実施されています。実際にやってみないと実感がわかない広い空間のコーディネートを、実際の部屋とバーチャルな装飾の組み合わせによって手軽に体験することができます。

コーディネートの様子は、複数台の HoloLens に加えてタブレット端末でもリアルタイムに同期し、体験を共有することができます。タブレット端末での操作により様々な顧客に対応することが可能です。これらデバイス間のリアルタイム同期は Microsoft Azure を介して行われ、コーディネート中にアプリ内で撮影した画像は Microsoft Azure に保存されます。

今後 JBS 様では、お客様のユーザーエクスペリエンスの最大化を実現するため、得意とされてきたMicrosoft Azure や Dynamics 365、Office 365 に加えて Mixed Reality ソリューションをお客様に提供されます。特に、Microsoft HoloLens導入支援サービスの提供を開始し、10月よりマイクロソフトが提供開始した Mixed Reality ビジネスアプリケーションである Dynamics 365 Remote Assist と Dynamics 365 Layout の提供と導入支援を行っていきます。

 

日本電気株式会社様は、製造業、大学研究機関、放送メディア、通信業の各社様と、HoloLensを活用した様々な実証実験に取り組まれており、特に以下の2つの成果を挙げられています。

いすゞ自動車株式会社様と共同で、トランスミッションの組み立て作業を支援する、HoloLens を用いた作業支援ソリューションの実証を実施されています。組み立て作業台に設置された実際のトランスミッションに対して、次に取り付けるべきパーツ及びその場所を HoloLensを通して現実空間に正確に表示することで、ミスのない組み立て作業を支援します。

また、株式会社テレビ朝日様および株式会社NTTドコモ様と共同で、第94回日本学生選手権水泳競技大会で、第5世代移動通信方式(以下5G)の特徴である「低遅延」を活用した「競技情報のリアルタイムAR表示」の実現に向けた実証実験も実施されています。5G で HoloLens に競技情報を配信、表示することで、プールから視線を動かすことなく競技情報のリアルタイムでの把握が可能となり、スポーツ観戦における新たなユーザーエクスペリエンスの提供に向けて検証を進めています。

 

ナレッジワークス株式会社様は、2008年から取り組んできた、スマートフォンやスマートグラス向けの数多くのAugmented Reality プロジェクトで培った情報表現により、Mixed Reality を使用した保守点検業務用のアプリケーションのPoC(Proof Of Concept / 概念実証)開発を実施されました。具体的には、このアプリケーションでは建機の模型を用いて、「物体認識」、「建機のモデルを使った点検/保守のナビゲーション」、「機器に関する情報の表示(利用履歴やアラーム情報等)」、「画像診断による機器の検査、レポートの自動作成」が可能となります。

HoloLensを使用することで、初めての業務でも音声ガイダンスとテキストで表示された指示に従って作業することが可能となり、解り易くそして正しく業務を遂行し、自動的に作業報告まで作成することができます。

 

■音声と文字によるインタフェース

■3DCGによる直感的な理解の促進

ナレッジワークス株式会社様は、今後も業務のシミュレーション、プレゼンテーション、現場での業務訓練・支援のためのアプリケーション開発。情報検索、自然言語処理のノウハウを活かしたインテリジェントデータ処理をMixed Realityのプロセスに組み込んだソリューション開発を提供されます。

 

日本マイクロソフトでは、今後もより多くのパートナー企業に Mixed Reality パートナープログラムにご参画いただくことで、法人のお客様におけるMixed Reality を用いたデジタルトランスフォーメーションをさらに推進していきます。

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