October 27, 2020 4:57 am

Windows 10 October 2020 Update の新機能

※ 本ブログは、米国時間 10/20 に公開された ”What’s new in the Windows 10 October 2020 Update” の抄訳です。

Windows 10 October 2020 Update の一般提供が開始されました。この更新プログラムは無料でご利用いただけます。

今年は、多くの人々に影響を及ぼすさまざまな変化が起こりました。現在、コミュニケーション方法、働き方や学習形態、余暇の過ごし方まで、あらゆることが変化しています。学校が再開され、子供たちはリモート学習に順応して教師やクラスメートとネットワークでつながるようになり、企業はハイブリッド環境に移行しつつあるなど、この新しい日常はこの先もずっと続くように感じられます。こうした動きの中で、PC は生活のあらゆる場面でつながり続けるために不可欠なデバイスとなりました。使い方しだいで、職場にも教室にも、ときには遊び場にもなります。私たちが共に変化に適応し、生活し、学習する中で、1 つ変わらないのは、マイクロソフトのお客様のための取り組みです。マイクロソフトでは、皆様が大切なものとのつながりを保つために Windows を大いに活用していることを認識しています。

お客様のための取り組みの一環として、今回は Windows 10 October 2020 Update に実装された新機能と機能強化についてお伝えします。今回のリリースには、お客様からお寄せいただいた Windows のエクスペリエンス改善に対するご意見も多数反映されています。たとえば、ショートカット キーをよく使用する方にお勧めの、Alt + Tab キーで Microsoft Edge のタブに移動できる機能の追加や、スタート メニューのデザイン刷新などの機能強化が実施されました。Windows 10 October 2020 Update の入手方法については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Windows 10 October 2020 Update の新機能

Microsoft Edge

今回の更新プログラムには、最高レベルの完成度を誇る新しい Microsoft Edge の最新版が実装されています。1 月のリリース以来、大幅な機能強化が実施されており、それが今回の更新プログラムに反映されています。新しい Microsoft Edge をまだご使用でない方は、閲覧時のパフォーマンス、プライバシー、価値が向上したこの優れたブラウザーをぜひお試しください。新しい Microsoft Edge をお使いになった方には、いかに高速であるかがおわかりいただけたでしょう。今後、6 週間ごとに便利な新機能が追加されていきます。コレクションを使用すると、オンライン コンテンツを簡単に保存、共有できます。この機能は、年末シーズンに買い物をしたり、学校で調べ物をしたり、来春のキャンプ旅行の計画を立てたりする際に非常に便利です。PC とモバイル デバイスのどちらにも対応しているため、いつでも同期して利用できます。新たに追加された価格比較機能を使えば、コレクションに追加した商品の最安値が簡単にわかるため、買い物をする際の参考になります。Microsoft Edge は、年末シーズンのショッピングに最適なブラウザーであると自信を持ってお勧めできます。

今回の更新プログラムでは、以下のような Windows 10 独自の新機能が Microsoft Edge に追加されています。

  • Alt + Tab キーでアプリとブラウザーのタブにすばやくアクセス。キーボード ショートカットで、デスクトップ上で開かれているアプリを切り替えるだけでなく、Microsoft Edge で開かれているタブにもすばやくアクセスできるようになりました。
  • 開いているタブをすべて表示。これはお気に入りの Web サイトをタスクバーにピン留めしている場合に便利な機能で、Web サイトのアイコンをマウスでポイントすると、そのサイトで開かれているタブがすべて表示されるようになりました。

スタート メニューやタスクバーなどを刷新

  • スタート メニューを整理。スタート メニューのデザインがすっきりと見やすくなりました。電卓、メール、カレンダーなどのアプリ アイコンのデザインが刷新され、その背景が半透明のタイルで統一され、見栄えがよくなりました。この新しいデザインはライト テーマとダーク テーマのどちらにもフィットします。カラフルにしたい場合は、Windows のダーク テーマを適用し、[Settings][Personalization][Color] の順に選択して、[Show accent color on the following surfaces] で [Start, taskbar, and action center] をオンにすると、スタート メニューのフレームやタイルにアクセント カラーが適用されます。
  • 設定がスムーズに。設定からセキュリティとデバイスの詳細にアクセスする場合の堅牢性がさらに強化されました。また、[Settings][System][Display, Advanced display settings] の順に選択すると、ディスプレイのリフレッシュ レートを変更できるようになりました。リフレッシュ レートを高く設定するとグラフィックの動きがスムーズになり、使用するディスプレイやモニターの種類によっては、表示速度が向上して快適なゲーム エクスペリエンスをもたらします。
  • 2 in 1 のトーストを廃止。2 in 1 デバイスのキーボードを取り外して新しいタブレット エクスペリエンスに切り替えるときに、タブレット モードに自然に移行し、移行を促すトースト通知が既定で非表示になります。
  • 通知をすぐに特定。通知上部にアプリのロゴが追加され、どのアプリの通知かがすぐにわかるようになりました。また、X 印が追加され、これをクリックすると通知をすぐに閉じられるようになりました。
  • タスクバーを自由にカスタマイズ。Windows PC を新規導入する場合に、タスクバーを最初からカスタマイズして、ユーザー 1 人ひとりに合ったすっきりとしたエクスペリエンスを設定できるようになりました。不要なものを排除し、必要なコンテンツを詰め込むことができます (このエクスペリエンスは、アカウントの新規作成時と初回ログイン時のみ使用できます)。

法人および教育機関のお客様向けの新機能

ユーザー エクスペリエンスがさらにスムーズになったほか、法人のお客様、教育機関のお客様向けのセキュリティと管理機能が強化されています。モバイル デバイス管理 (MDM)1 でのきめ細かい制御、サインイン時のセキュリティの強化によるサインインの保護の強化、仮想化ベースの Microsoft Edge と Office のセキュリティの強化が実施されました。最新の Windows 10 Pro と Windows 10 Education では、仕事や学習をオンサイトまたはリモートで行う場合の IT 担当者とエンド ユーザーのエクスペリエンスが簡素化されると共にセキュリティが強化されています。

  • デバイス管理を簡素化。モバイル デバイス管理 (MDM)1 に「Local Users and Groups」ポリシーが追加され、管理者がオンプレミスのグループ ポリシーと同じオプションを使用できるようになりました。
  • 生体認証でのサインインのセキュリティを強化。サインイン時のセキュリティ2 が強化され、Windows Hello3 で特定の指紋センサーや顔センサーが仮想化ベースのセキュリティをサポートするようになりました。これによりユーザーの生体認証データが保護、隔離され、安全が確保されます。
  • アプリの保護を強化。Windows Defender Application Guard (WDAG)4 で、Microsoft Edge と同じく Microsoft 3655 も独自のハードウェア分離戦略により保護されるようになりました。信頼できないソースからサイトや Office ファイルへのアクセスが確認された場合、WDAG は仮想化されたコンテナーを使用することで企業データを保護します。

  • 新しい Microsoft Edge のタブ ページがカスタマイズ可能に。Microsoft 3655 の新しいタブ ページを、IT 管理者の支援を受けて従業員、学生、教師がカスタマイズできるようになりました。エンド ユーザーは、ブラウザーで新しいタブを開くだけで、自身のファイルやお好みの Microsoft 365 アプリにすぐにアクセスできます。IT 担当者の方は、こちらのブログ記事 (英語) で活用方法をご確認ください。

マイクロソフトでは、これまでと同様、皆様 1 人ひとりが仕事で力を発揮し、学習し、楽しみ、互いにつながるうえで、Windows は最も強力で生産性が高く、安全なプラットフォームであると確信しています。Windows 10 October 2020 Update に実装される最新機能をぜひご活用ください。また、今回の更新プログラムの開発プロセスを通じて貴重なフィードバックをご提供くださった Windows Insider の皆様にも心よりお礼を申し上げます。

1 別途 Azure AD または Microsoft 365 が必要です。モバイル デバイス管理についての詳細は、https://docs.microsoft.com/windows/client-management/mdm/ をご覧ください。

2 サインイン時のセキュリティ強化には専用のハードウェアおよびソフトウェア コンポーネントが必要で、工場出荷時に Windows 10 October 2020 Update が構成されているデバイスで使用できます。ドキュメントは年内に提供される予定です。

3 Windows Hello を使用するには、指紋リーダーや照明付き IR センサー、その他の生体認証センサーなどの生体認証用ハードウェアが必要です。Windows Hello の資格情報やキーをハードウェア ベースで保護するには、TPM 1.2 以降が必要です。TPM がない、または構成されていない場合、資格情報やキーの保護はソフトウェア ベースとなります。TPM ベースのキー保護には TPM 1.2 以降が必要です。

4 Windows 10 Enterprise でのみ使用できます。

5 別途 Microsoft 365 E5 サブスクリプションが必要です。

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