12月 2, 2020 6:52 am

Power Apps と Power Virtual Agents を活用し、Microsoft Teams にローコードのアプリとボットを導入

※ 本ブログは、米国時間 11/16 に公開された ”Low code apps and bots in Microsoft Teams with Power Apps and Power Virtual Agents” の抄訳です。

現在、テクノロジ企業の Lumen Technologies (英語) や航空会社の Etihad (英語) を始めとするマイクロソフトの多くのお客様が、Microsoft Teams にローコード ツールを取り入れることで自社のデジタル変革を加速させています。同様に、事務用品を販売するオフィス・デポや建設会社の Suffolk も、この 1 年に世界中で起こった劇的な変化にすばやく適応するために、ローコード アプリの利用に活路を見出しています。

このたびマイクロソフトは、Teams 向けの新しい Power Apps アプリおよび Power Virtual Agents アプリの一般提供を開始いたします。画期的な機能を備えたこれらのローコード ツールは、お客様によるローコード アプリ開発をさらに進展させるはずです。併せて、これまで「プロジェクト Oakdale」と呼ばれていた、Teams 向けの組み込み型ローコード データ プラットフォームを「Microsoft Dataverse for Teams」と改称し、正式リリースします。

ローコードのカスタム アプリを Teams 内で直接作成

Teams 向けの新しい Power Apps アプリを使用すると、Teams 内から直接カスタム アプリの作成と実装を実行できます。Teams に埋め込まれたシンプルな GUI (グラフィカル ユーザー インターフェイス) ベースのアプリ スタジオにより、チームのためのローコード アプリの構築が飛躍的に容易になります。さらに、あらかじめ用意されている Teams アプリのテンプレートを利用すれば、優れたアイデア共有アプリや検査アプリなどを即座に構築してワン クリックで実装できます。もちろん、カスタマイズも簡単です。

アプリはすぐに組織内の全員に配布できます。チーム メンバーと共同でアプリを作成した後、Teams アプリ ストアに公開することで、組織内のすべてのユーザーと共有できます。さらに、今後 Power Apps で作成したアプリでは、デバイスを問わずレスポンシブ デザインがネイティブにサポートされるようになるため、エンド ユーザーのエクスペリエンスがさらに向上します。

Teams でのローコード チャットボットの使用で業務をスムーズに

チャットボットは業務効率化の強い味方です。この対話性に優れるボットは Teams とは特に相性が良く、チーム メンバーとのチャット フローと組み合わせて活用できます。同僚とやり取りしているのと同じように、ボットとのチャットはごく簡単に行えます。組織内での一般的な利用方法としては、IT ヘルプデスクや人事関連手続きのセルフサービス、組織に新たに加わった人材へのサポートなどが考えられるでしょう。ボットを活用することで、より多くの時間を、より価値の高い業務へと振り向けられるようになります。

Power Virtual Agents を使用すると、組織内のだれもがシンプルな GUI を使用し、ノーコードでボットを作成できます。Teams 用 Power Virtual Agents アプリの一般提供が開始されたのに伴い、本日から、Teams の埋め込みボット スタジオを使用したボット作成が可能になりました。作成したボットは各チームまたは組織全体に、わずか数クリックで展開できます。

今回、ボットの作成と管理がより身近になったことで、比較的重要性が低く、忙しい IT 部門の手を煩わせるほどでもない、部門レベルの一般的なニーズに対応する場合に、各分野の専門家が自分でボットを構築して使用できるようになります。Power Apps と Power Automate が含まれる一部の Office 365 サブスクリプションをご契約中のお客様は、Teams 用 Power Virtual Agents の機能を追加コストなしでご利用いただけます。

Dataverse for Teams: Teams のための新しいローコード データ プラットフォーム

新たにリリースされた Teams 用の Power Apps アプリと Power Virtual Agents アプリでは、新しいリレーショナル データストアである「Dataverse for Teams」をバックエンドで使用可能です。Dataverse for Teams は、Microsoft Dataverse (従来の CDS) の機能の一部のみを提供しますが、組織内で使用するアプリやボットの作成を始めてみようという段階であれば十分すぎる機能を備えています。また、アプリケーション ライフサイクル管理の強化にも役立ちます。契約中の Office 365 や Microsoft 365 のライセンスでは扱えない、より高度なアプリやデータを使用したい場合は、上位のプランへとシームレスにアップグレードできます。

さらに、IT 担当者と開発を専門とする方々のための機能として、Azure API Management コネクタがあります。これを使用すると、Microsoft 365 や Office 365 の既存ライセンスを通じて、Azure 上に保存されたデータに接続できます*。

Teams 内のローコード ソリューションに、管理、セキュリティ、ガバナンスの機能を提供

Microsoft Dataverse for Teams は Power Platform で定義された既存のデータ ガバナンス ルールを引き継ぎ、Teams の他の機能と同様に、Teams 管理センターからアクセス制御を行えます。Teams 管理センターでは、ユーザーが作成したアプリを個人レベル、グループ レベル、組織レベルのいずれかで許可またはブロックできます。詳細についてはこちらを参照してください。Power Platform 管理センターでは、Power Platform ソリューションの使用方法とアクセス制御をよりきめ細かく管理し、専用に割り当てられたキャパシティの使用量の監視などが行えます。

Teams と Power Platform でDXを加速

皆様が Power Apps と Power Virtual Agents を使用し、独自のアプリ開発 (英語) に着手されることを願っています。この記事で紹介した情報の詳細と、Teams プラットフォームに関する最新ニュースについては、以下のリソースをご参照ください。

* Azure の使用料金も発生します。

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