Copilot in Excel でデータを分析用にすばやく変換する
本ブログは、米国時間 2024/10/7 に公開された “Quickly transform some data for analysis using Copilot in Excel” の抄訳です。
この数週間、Copilot in Excel でできることを紹介するブログ シリーズ (英語) をお届けしています。
今週私は、急いで片付けなければならない仕事を抱えています。最近実施したビジネス パートナー会議の出席データ取得し、その分析を行わなければなりません。分析の前に、データを少し整理したいと思います。
まず、参加時刻と退出時刻の列が、日付データではなく文字列として入力されているので、Copilot に次のように依頼します。
参加時刻の列を日付/時刻の値に変換する計算列の数式を追加してください
B2:E137 では、次の 1 つの数式列を確認して列 F に挿入できます。
「参加時刻」列から日付の要素と時刻の要素を抽出して、各出席者の参加時刻を数値に変換します。これにより、テーブル内で時間ベースの計算や比較を行いやすくなります。
=DATEVALUE(LEFT([@[Join Time]],FIND(“,”,[@[Join Time]])-1))+TIMEVALUE(MID([@[Join Time]],FIND(“,”,[@[Join Time]])+2,LEN([@[Join Time]])))
数式を挿入すると問題なく機能したので、退出時刻の列でも同じことを繰り返すよう依頼します。
次に、同じタイプの数式を使用して退出時刻の列を追加してください
B2:F137 では、次の 1 つの数式列を確認して列 G に挿入できます。
各出席者の退出時刻を、日付と時刻を組み合わせた数値に変換し、時間ベースでの計算や比較を容易に行えるようにします。
=DATEVALUE(LEFT([@[Leave Time]],FIND(“,”,[@[Leave Time]])-1))+TIMEVALUE(MID([@[Leave Time]],FIND(“,”,[@[Leave Time]])+2,LEN([@[Leave Time]])))
2 つの列を新たに追加すると、表は以下のようになります。
列の名前を変更し、元の参加時刻と退出時刻の列を非表示にして、表を以下のように整えました。
次に、出席者 ID を出席者名に置き換えたいと思います。同じワークブックに、出席者の ID と名前の表も用意しています。
Copilot に次のように依頼します。
このシート内の別のテーブルで名前を検索して、出席者 ID の左に名前の列を挿入してください
B2:G137 では、次の 1 つの数式列を確認して列 C に挿入できます。
会議出席者の ID をパートナー会議表 (Table219) 内の対応する名前と照合して、各会議出席者の名前を取得します。
=XLOOKUP([@[Attendee ID]],Table219[ID],Table219[Name])
Copilot が提案してくれた XLOOKUP 式を挿入すると、表は以下のようになります。
最後に、参加時刻と退出時刻に基づいて、各出席者が会議に参加していた時間を計算する列を追加したいと思います。そこで、Copilot に次のように依頼します。
参加時刻と退出時刻を使用して、参加時間を示す列を追加してください
B2:H137 では、次の 1 つの数式列を確認して列 I に挿入できます。
退出時刻から参加時刻を引くことで、各出席者が会議に参加していた時間を算出します。
=[@[Leave Time]]-[@[Join Time]]
提案された数式を挿入すると、表は以下のようになり、分析の準備がすべて整いました。
今後の記事にも、どうぞご期待ください。
Microsoft Excel チーム
*免責事項: 上記のようなプロンプトを試しても期待どおりに動作しない場合は、機能を段階的にロールアウトしていることが原因であると考えられます。数週間後に再度お試しください。
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