Surface アンバサダーミーティングとは
マイクロソフトの純正端末である Surface は、様々な企業や教育機関で活用されています。本記事は大学生活の PC 活用を促進するために、大学生活協同組合※1 (以下、生協) に加盟している大学にて活発に活動している「Surface アンバサダーミーティング」をご紹介いたします。
Surface アンバサダーミーティング※2とは、全国の大学キャンパス内にある生協店舗にて、大学新入生向けに、Surface を含む PC の販売をしている学生スタッフ「Surface アンバサダー」のコミュニティです。全国の大学生に、Office 製品などのマイクロソフトのサービスと Surface をフル活用して充実した学生生活を送っていただくために、各地区で交流を深めながら学生主体で活動しています。今回の記事では、現在 Surface アンバサダー (以下、アンバサダー) として活躍している学生 4 名 (左から、岡崎翔平さん (長崎大学 4 年)、山口莉玖さん (東京理科大学 3 年)、家尾谷なるみさん (山口大学 2 年)、浦山結彩さん (愛知教育大学 2 年)) から、この活動にかける想いと、来たる「Surface アンバサダーサミット: 戦略プレゼン大会」に向けた意気込みについて伺いました。
※1 大学生活協同組合に関して、詳細はこちらからご覧いただけます。
※2 Surface アンバサダーは、原則として各大学の生協の学生委員であることが求められます。またアンバサダーの活動は学生主体であり、地区ごとに内容が異なります。2024 年度は地区ごとの活動に加え、全国のアンバサダーの交流イベントも実施しました。その一例が、大学生協ごとに新入生向けの PC 販売戦略を立て、全国のアンバサダー同士で発表する「戦略プレゼン大会」であり、本インタビューはこのプレゼン大会前に行われたものとなります。本記事の内容はあくまで 2024 年度版であり、年によって内容は少しずつ変わりますので、ご了承ください。
Surface アンバサダーの多彩な取り組み
——— Surface アンバサダーの活動を教えてください。
岡崎: アンバサダーの活動は年間を通じて行っています。例えば、学生生活で欠かせない Office 製品や Surface の活用勉強会を地区ごとにしたり、大学生協ごとに新入生向けの Surface 販売戦略を練り、その戦略を全国で共有する戦略プレゼン大会を日本マイクロソフト品川本社にて行ったりしています。
浦山: 私は関西北陸東海地区の学生リーダーを務めていますが、月 1 回リーダー中心に定例ミーティングをして、お互いに情報共有をしながら交流する時間を設けています。また、私が所属する愛知教育大学生協では、Surface を生協経由で購入した新入生向けに Surface の使い方講座を開いているので、岡崎さんが言ったような活用勉強会などで得た知識をもとに、学生視点からのアドバイスもしています。
——— Surface アンバサダー内で知識を深め、新入生向けの説明に役立てているんですね。
山口: 実は、新入生に向けた活動だけではありません。今年、教育関係者向けの大規模な展示会である EDIX というイベントに、私が所属する首都圏地区のアンバサダーチームから代表者数名が参加し、Surface を使った効果的な学習術について教育関係者向けに講演しました。アンバサダーの活動は大学内にとどまらない活躍のチャンスがあります。
Surface アンバサダーという選択肢をとった理由
———大学生協ごとに活動内容も少しずつ変わるんですね。そもそも皆さんが Surface アンバサダーになったきっかけも気になります。
山口: 僕はもともとマイクロソフトの製品がとても好きで、高校生のときから Surface を愛用していました。生協の新入生向け PC 販売会にて、学生スタッフとして Surface について熱弁しているところをアンバサダー関係者の方がたまたま見ていて、声をかけていただきました。さらに、アンバサダーをしている先輩の話も伺い、他の大学のアンバサダーやマイクロソフト社員の方と交流できる機会がある点にとても惹かれました。
家尾谷: 私は所属する経済学部で学んでいる流通分野に興味があったので、PC の販売戦略を練るという活動内容を聞いたときに、自分の勉強に直結すると感じました。また、大学に入ってこれから何を頑張ってみようかと悩んでいた時期でもあったので、人前で話すことが好きな私にとって、プレゼン能力を磨くことができるアンバサダーの活動はぴったりだと思い、応募しました。
———先輩アンバサダーからの声に後押しされた方が多いんですね。ご自身が実際にアンバサダーになって気づいたやりがいや楽しさは何でしたか。
山口: 先輩がおっしゃっていたようにプレゼンの機会が多いので、自分なりにこだわって準備した発表に、ポジティブな評価をいただけた瞬間はとても嬉しいです。次はもっと磨きをかけようとやる気が湧いてきます。
浦山: 私もプレゼンをやり遂げるときはもちろん嬉しいのですが、アンバサダーメンバーで日常的に会議している時間もお気に入りです。同志を持った仲間なので、自分がどんなに熱く語っても同じ熱量でみんなが返してくれるとわかっているので、楽しいんですよね。
岡崎: アンバサダー活動で得た知識やトークスキルをベースに、新入生や保護者の方に、学生生活での Surface の活用方法を説明したとき、僕の説明が相手のニーズにしっかりと合致して、「これを買っておいたら安心だね」と納得してもらえたことが何度もあり、毎回やりがいを感じます。
家尾谷: 私はマイクロソフト米国本社にて、Surface ビジネス関係者に向けて英語プレゼンをしたことが一番印象に残っています。発表準備は正直とても悩むことが多かったのですが、マイクロソフト社員の方にもアドバイスをいただきながらアンバサダーの仲間とともに完成させたプレゼンを、最終的に本社の開発チーム向けに行ったときは達成感が溢れましたね。
Surface アンバサダーでしか得られない、唯一無二の体験とは
——— Surface アンバサダーを継続していただいている皆さんにとって、ズバリ Surface アンバサダーならではの魅力はどこにあると思いますか。
岡崎: 自分が学び続け、成長できるような環境があることですね。僕の場合アンバサダー歴は今年で 3 年目ですが、楽しくなければここまで続けられていません。僕がアンバサダーになった当初は、Surface Pro 7+ が出たばかりでしたが、今は AI 機能が搭載されたSurface Pro (第 11 世代) が Surface Pro の最新機種として販売されています。刻々と進化を遂げた最先端のデバイスに触れる機会があることは非常に貴重です。そして、どのように魅力を伝えたらより多くの新入生に選んでもらえるのか、Surface という製品を通じて、現状の課題を分析して戦略を練るという問題解決能力は、社会人になっても必ず役立つと思っています。今では、授業や食堂で Surface を広げて作業している学生を見かけると、Surface の活用が広がっている実感がして嬉しいんです。
家尾谷: アンバサダーという共通点を持っているだけで、ここまで色々な大学の学生と交流できていることも財産です。実際、プレゼン大会などを通じて仲良くなり、定期的にお互いの生協での活動をシェアしあっている人もいます。仲間の話を聞いていると挑戦してみたいことが増えることもあって、ポジティブに刺激し合う関係を築けていると感じます。
浦山: 前のプレゼン大会で思ったことですが、大学ごとに、設置学部や立地条件など事情が違うので、他大学のアンバサダーが発表する Surface 活用のアイディアはどれも新鮮なものばかりです。色々な地区の大学生が集まっていて多角的な視点を学ぶことができるのが、アンバサダーならではの魅力だと思います。
戦略プレゼン大会に向けて
———最後に、来週に控える戦略プレゼン大会への意気込みを教えてください。
山口: 当日は皆さんに楽しんで聞いていただくことを目標にしています。また、戦略プレゼン大会で他地区の特徴や戦略を聞くことができるのが、今からわくわくしますね。
浦山: 前回のプレゼン大会では 3 位という結果になり、正直とても悔しかったんです。今回は、去年よりも確実にレベルアップさせた戦略を考えてきたので、チーム全員で堂々と発表したいと思います。
———早速、盛り上がってきましたね!
家尾谷: 皆さんに共感してもらえる、伝わりきるプレゼンをしたいと思います。一つひとつの言葉選びにもこだわって、絶賛準備中です。
岡崎: 最大限のパフォーマンスをしていきたいです。僕たちは戦略プレゼン大会においては各地区が良きライバルですが、大前提として一緒に Surface を盛り上げる仲間です。全国一丸となって Surface の魅力を新入生に伝えるきっかけとして、来週のプレゼン大会を盛り上げていきたいと思います。
こうして迎えた、Surface アンバサダーサミット 戦略プレゼン大会。全国各地から 13 大学の Surface アンバサダーが集った当日、大学ごとに練り上げてきた新入生向け PC 販売の戦略を発表しあい、その後の議論も白熱した、大充実の1日となりました。
学びを持ち帰った全国各地の Surface アンバサダーが、Surface を通じて、これからどのように未来の大学生の可能性を広げていくのか。
Surface アンバサダーの活躍をとても楽しみにしています。