
※本ブログは、米国時間 6 月 30 日に公開された What’s New in Microsoft 365 Copilot | June 2026 の抄訳です。
この記事では、2026 年 6 月の Microsoft 365 Copilot に関する最新情報をお届けします。ユーザーが日々使用するアプリの生産性と効率を高めるのに役立つ Copilot 機能の最新情報を Microsoft 365 管理者の皆様にお伝えするために、新機能と機能強化について毎月ピックアップしてご紹介しています。
それでは、今月の新機能を詳しく見ていきましょう。
ユーザー向け機能:
- Copilot Cowork の一般提供
- Copilot アプリと Chat での引用と推論の拡張
- Copilot ノートブックの新しい参照とアクセス
- Copilot in Outlook のカスタマイズと調整
- Copilot in Word のドキュメント編集の改善
- Copilot in PowerPoint のブランド、スキル、参照の更新
- Copilot in Excel のスキル、パーソナライゼーション、ルール
- Copilot エージェントの Planner エージェント提供と Researcher オプション
Copilot の制御:
ユーザー向け機能
Copilot Cowork の一般提供
計画、実行、成果物の提供までを担うエージェント型システムである Copilot Cowork が、全世界で一般提供を開始しました。ユーザーがタスクを定義すると、Cowork がそれを最初から最後まで実行し、下書きや提案ではなく完成した成果物を返します。Work IQ を基盤とする Cowork は、あらゆるタスクをビジネスがすでに利用しているシステムに基づいて実行するため、成果物には実際の業務コンテキストが反映されます。Cowork は従量課金制で利用でき、管理者は Microsoft 365 管理センターの新しいコスト管理ダッシュボードを使用して、クレジットの使用状況の監視、予算の管理、支出の制御を行えます。コスト管理の詳細については、後述の項目をご覧ください。
Microsoft 365 Copilot アプリに、Chat と Cowork を切り替えるトグルが追加されました。これにより、ユーザーは「回答を得る作業」と「アクションを実行する作業」を簡単に選べるようになります。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ a toggle users can switch between Chat and Cowork
Cowork は、OpenAI GPT 5.5 Thinking を用いて、タスクに最適なモデルを選択できるようになりました。視覚的な作業 (PowerPoint やグラフィックスなど) には Anthropic のモデルを、引用付きのより深いリサーチには GPT 5.5 を選ぶこともできます。これにより、ユーザーはモデルを手動で選択することなく、作業の種類に応じたきめ細かなサポートを受けられます。この機能は 6 月に Frontier 向けに提供を開始しました。
▲ choose the model that best fits the task with OpenAI GPT 5.5 Thinking
Cowork がより多くのプラグインをサポートするようになり、ユーザーは作業の流れの中で追加のビジネス システムに直接アクセスできるようになりました。プラグイン ストアで新たに利用できるプラグインには、Enosix、Harvey、LSEG、Miro、monday.com、Moodys、Morningstar、S&P Global Energy、TeamsMaestro が含まれ、Databricks はサイドローディングで利用できます。Microsoft Fabric と、Sales、Customer Service、ERP アプリを含む Dynamics 365 のフル ポートフォリオもサポートされます。これらのプラグインは 6 月に提供を開始しました。
▲ supports more plugins
ユーザーは Cowork の [カスタマイズ] タブから、カスタム スキルの作成、編集、管理を簡単に行い、Cowork でできることを自分好みに調整できるようになりました。スキルとは、Cowork をユーザーの働き方に合わせるためのカスタム指示です。独自のカスタム スキルを段階的に構築・改良できるほか、自分のワークフローを、プラグインを通じて配布されるパートナー提供のスキルや組織全体のスキルと組み合わせることもできます。これにより、チームは毎回プロンプトを書き直すことなく、繰り返し発生するタスクを標準化できます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ create, edit, and manage custom skills
Cowork は、デッキのグラフィック、ドキュメントのイラスト、メールの画像など、直接ビジュアルを作成・編集できるようになりました。OpenAI の ChatGPT Images 2.0 を基盤とし、ツールを切り替えることなく作業の流れの中でビジュアルを生成できます。さらに Cowork は、組織のアセット ライブラリにあるブランド PowerPoint テンプレートを使用できるようになりました。これにより、承認済みの色、フォント、ロゴ、レイアウトを最初から適用したデッキを作成でき、プレゼンテーション生成後の手動での書式調整やブランドの修正作業を軽減できます。これらの機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ branded PowerPoint templates
▲ branded PowerPoint templates
Cowork は Edge ブラウザーを使用して、組織のビジネス システム、Web サイト、イントラネット サイトをまたいで作業を実行できます。この機能は 6 月に Frontier 向けに提供を開始しました。
▲ Cowork can use the Edge browser
Cowork が、iOS および Android のモバイル ユーザーでも利用できるようになりました。ユーザーはあるデバイスで作業を開始し、同じコンテキストと会話を保ったまま別のデバイスで作業を続けられます。これにより、モバイル ユーザーも作業の途中で場所を見失うことなく、Cowork をフルに活用できます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ now available for mobile users on iOS and Android
Cowork は、承認、入力の依頼、完了など、実行に時間のかかるタスクについてプッシュ通知を送信するようになりました。これにより、ユーザーは進行中のタスクを常に監視する必要がなくなり、Cowork が作業を完了する間、自分自身の作業を続けられます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ now available for mobile users on iOS and Android
Copilot アプリと Chat での引用と推論の拡張
Work IQ により、Microsoft 365 Copilot は Power BI のエンタープライズ データを推論し、Power BI のレポートやセマンティック モデルから根拠に基づいた回答を直接返せるようになりました。ユーザーは自然言語で質問するだけで、自らクエリを作成することなく正確な回答を得られます。これにより、ガバナンスの効いた BI データが Copilot エクスペリエンスに取り込まれ、迅速で信頼できるインサイトが得られます。この機能は 6 月に Frontier プログラム向けに提供を開始しました。
Work IQ により、Copilot は Dataverse のビジネス データを検索・クエリできるようにもなり、業務に関わる基幹データを Copilot Chat エクスペリエンス全体の作業の流れに取り込めるようになりました。ユーザーは Dataverse のデータについて自然言語で質問し、Copilot を離れることなく根拠に基づいた回答を得られます。これにより、組織が Dataverse に保持している構造化されたビジネス データにまで Copilot の対応範囲が広がります。この機能は 6 月にパブリック プレビューとして提供を開始し、9 月に一般提供を開始する予定です。
▲ search and query Dataverse business data
ディープ シテーション (詳細な引用) により、ユーザーは参照元ファイル全体ではなく、その中の特定の該当箇所に直接リンクして Copilot の結果を確認できます。この機能は Word ファイルと PowerPoint ファイルのサポートから順次提供しており、まもなく会議、Web、PDF の参照にも対応する予定です。回答をその出典までたどれるようにすることで、ディープ シテーションは Copilot の出力に対する信頼を高めます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
新しい [再生成] アクション を使用すると、[もう一度試す] や [モデルを切り替える] といったシンプルなオプションで、直前のプロンプトに対する別の回答を Copilot Chat 上ですばやく得られます。最初からやり直すことなく、さまざまな回答を試しながらその場で出力を調整できるため、品質の向上や、最適な回答を見つけることに役立ちます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ Regenerate
Microsoft 365 Copilot の Vision は、画面に映っている情報やスマートフォンのカメラで捉えた対象に基づく作業において、ユーザーがより早く答えを得られるよう支援します。ダッシュボード、ドキュメント、画像、エラー メッセージ、現実の物体などを言葉で説明しようとする代わりに、それを Copilot に見せて、音声会話で質問できます。Copilot はその視覚的コンテキストを、利用可能な業務コンテキストや Web のコンテキストと組み合わせて、目の前にあるものを説明し、インサイトを示し、次のステップを案内します。Vision の使い方についてはこちらをご覧ください (英語)。この機能は 7 月から提供を開始します。
▲ Vision in Microsoft 365 Copilot
ユーザーは、Copilot ショートカット メニューで [提案された編集] を選択することで、Copilot Page に対する実用的なフィードバックを得られるようになりました。Copilot がページの内容を分析し、明確さや品質を高めるためのフィードバックと提案をインラインで示すので、ユーザーはそれをページに直接適用できます。これにより、ツールを切り替えることなく、作業をすばやく仕上げて勢いを保てます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ get actionable feedback on a Copilot Page by selecting Suggested edits
Copilot ノートブックの新しい参照とアクセス
ユーザーは、Copilot ノートブックに Outlook のメールを参考資料として追加できるようになりました。メールの内容をノートブックに取り込むことで、業務を動かしている会話、意思決定、コンテキストに基づいて Copilot をグラウンディングできます。これにより、メール由来のコンテキストがノートブックというより広いワークスペースにつながります。この機能は 7 月から提供を開始します。
▲ Users can add Outlook emails as references
これまで Microsoft 365 Copilot のライセンス ユーザーのみが利用できた Copilot ノートブックが、Copilot Chat ユーザーにも順次提供されるようになりました。これにより、より多くのメンバーが、プロジェクトのコンテキストを集約し、参考資料をもとに作業を進め、その情報をマインド マップや学習ガイドといった役立つ学習ツールに変換するための共有の場を持てるようになります。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ Copilot Notebooks is now rolling out to Copilot Chat users
Copilot in Outlook のカスタマイズと調整
クラシック Outlook for Windows で、各種 Copilot 設定に直接アクセスできるようになりました。ユーザーは Outlook を離れることなく、Copilot のオプションを見つけて調整できます。これにより、クラシック Outlook のユーザーにとって Copilot エクスペリエンスの管理がより便利になります。この機能は 7 月から提供を開始します。
ユーザーは、作成キャンバス上で Copilot を使ってメールの下書きを直接調整できるようになりました。下書きの一部を選択して、その長さ、トーン、構成を調整するよう Copilot に指示できます。これにより、メッセージ全体を書き直すことなく、狙った箇所を簡単に編集できます。この機能は 6 月に Web 版で提供を開始しました。
▲ refine an email draft
Copilot in Word のドキュメント編集の改善
Copilot in Word で モデル選択 が利用できるようになり、Copilot でドキュメントを編集する際に Anthropic のモデルを選べるようになりました。これにより、書き換え、要約、再構成、内容の推敲といった作業に対して柔軟性が高まり、作業の種類に最も適したモデルを選択できます。ユーザーは編集エクスペリエンスをより細かく制御でき、最初からやり直したりプロンプトを何度も書き直したりすることなく、適切なトーン、構成、詳細度を得られる可能性が高まります。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ Model choice
Copilot Catchup がコンテンツ カードとして利用できるようになり、ユーザーが前回ドキュメントを開いてから変更された点の概要をすばやく確認できます。更新箇所を探すためにドキュメントを読み直す必要はなく、要点を先にまとめて把握できます。共有され、進化し続けるファイルの内容にすばやくキャッチアップできる方法です。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ Copilot Catchup is now available as a content card
ユーザーは、Copilot in Word を使って 画像を作成して挿入できるようになりました。Copilot がエージェント型編集フローの一部として画像を生成し、インラインで配置します。これにより、Word のオーサリング エクスペリエンスに画像作成が直接組み込まれます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ create and insert an image using Copilot in Word
Copilot in Word のエージェント型機能が iOS でも利用可能になり、ユーザーは iPhone や iPad からドキュメントを編集したりコンテンツを追加したりできるようになりました。これにより、iOS デバイスで作業を進める必要があるユーザーにも、Copilot の中核的なライティング支援が届きます。ユーザーはモバイル デバイス上で、すばやい更新、新しいコンテンツの下書き、既存テキストの推敲を直接行えるほか、フル機能の Word エクスペリエンスでは画像の挿入や変更履歴の記録といったより高度な操作も実行できます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
Word が、Copilot Chat の会話履歴をチャットからアプリへ引き継ぐようになりました。ユーザーは Copilot セッションの流れを失うことなく、中断したところから作業を再開でき、複雑で複数の手順を要するドキュメント作業を途切れさせずに進められます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
Copilot が、コメントの内容に基づいてドキュメントの変更を推論して適用できるようになりました。ユーザーはフィードバックに手作業で対応する代わりに、提案された変更を Copilot に実装してもらえます。これにより、共同編集ドキュメントの改訂サイクルが加速します。この機能は 6 月に提供を開始しました。
Copilot in PowerPoint のブランド、スキル、参照の更新
ブランド キット ピッカー を使用すると、ユーザーは組織の承認済みブランド テンプレートに沿ったプレゼンテーションを簡単に作成できます。Copilot でデッキを作成する際に、管理者が承認したブランド キットを選択すると、適切な色、フォント、ビジュアル スタイルからプレゼンテーションを開始できます。これにより、チームは洗練されたブランドに沿ったデッキをより早く作成でき、プレゼンテーション生成後の手動での書式調整やブランドの修正作業を軽減できます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ Brand Kit Picker
ユーザーは、繰り返し発生する PowerPoint プレゼンテーション作業向けに、Copilot スキルを作成して再利用できるようになりました。よく使う指示をスキルとして保存することで、毎回同じプロンプトを作り直すことなく、プレゼンテーションの作成、推敲、書式設定の方法を標準化できます。この機能は 6 月に Web 版で提供を開始しました。
▲ create and reuse Copilot skills
Copilot in PowerPoint でプレゼンテーションを作成する際に、SharePoint ライブラリや OneDrive フォルダーを参照できるようになりました。Copilot はこれらの情報源を活用してデッキを組織の既存コンテンツに基づかせるため、一般的な情報に頼るのではなく、特定の資料を反映したプレゼンテーションを作成できます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
Copilot in Excel のスキル、パーソナライゼーション、ルール
ユーザーは、Copilot in Excel のスキル を使用して、繰り返し利用するワークフローを再利用可能な指示としてパッケージ化できるようになりました。チームは、よく行う分析、モデリング、レポート作成のタスク向けにカスタム スキルを作成し、Excel での作業時に呼び出せます。これにより、毎回同じプロンプトを書き直すことなく、複雑な作業を標準化できます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ Skills in Copilot in Excel
Copilot in Excel が パーソナライゼーション に対応し、ユーザーは一度設定した標準の設定を、ブック全体で Copilot に一貫して適用させられるようになりました。書式設定、命名規則、数式、ピボットテーブル、レポート スタイルに関するガイダンスを定義しておくと、Copilot の編集にユーザーの働き方が反映され、プロンプトごとに同じ指示を繰り返す必要がなくなります。これにより、出力の一貫性が高まり、やり直しが減り、Copilot によるスプレッドシートの編集をユーザーがより細かく制御できるようになります。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ Personalization
Copilot in Excel は、ブック ルール シートを通じて、特定のブックに紐づく標準をチームが定義する方法を提供するようになりました。ルールは、構造、書式設定、命名、数式の規則、例などを .Rules シートに記録でき、そのファイルを Copilot で編集するすべての人が同じブック固有のガイダンスに従えるようになります。ルールは例、数式、範囲、他のシートを参照することもできるため、繰り返し使うテンプレートやチームのワークフローを Excel 内で直接標準化しやすくなります。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ workbook rules sheets
Copilot エージェントの Planner エージェント提供と Researcher オプション
Researcher エージェントを Copilot チャットに追加すると、ユーザーは会話の中で、サポートされている Researcher のモデルとモードを直接選択できるようになりました。これにより、各リサーチ タスクの深さやアプローチをユーザー自身が制御できます。チームは、目の前の作業に合わせてモデルを柔軟に選べるようになります。この機能は 6 月に提供を開始しました。
Planner エージェント は、ユーザーが業務をより効率的に計画、整理、管理できるよう支援します。このエージェントは Microsoft 365 Copilot 上でインタラクティブなタスク カードと実用的なインサイトを提供するため、ユーザーは Planner のプラン全体でタスクに優先順位を付け、重要なことに集中できます。ユーザーは自然言語のプロンプトを通じて、タスクの作成や更新を行ったり、目標とバケットを含む構造化されたプランの作成をエージェントに依頼したりすることもできます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ Planner Agent
Copilot の制御
Microsoft 365 管理センターの新しい導入・管理機能
管理者は、Microsoft 365 管理センターで組織プロンプトを作成して公開できるようになり、一般的なワークフローで Copilot を効果的に活用するための、関連性の高い方法をユーザーに簡単に案内できるようになりました。ユーザーは Copilot Chat のプロンプトの候補や すぐに使えるプロンプトの一覧 (Prompt Gallery) で組織プロンプトを見つけられるため、効果的なプロンプト作成の習慣を身に付け、自分に合った Copilot の活用シナリオを見つけやすくなります。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ organization prompts
Microsoft 365 管理センターの コスト管理ダッシュボード は、Copilot Cowork をはじめとする、従量課金制で利用できる AI エクスペリエンスの支出を、一元的に有効化、管理、最適化する方法を提供します。管理者は Copilot クレジットを割り当て、グループ単位で支出ポリシーと上限を設定し、前払いクレジットと従量課金制の課金モデルを選択できます。レポート、予算、アラート、上限 (ハード キャップ) により、組織は使用状況の監視、コストの制御、支出の管理を行えます。この機能は 6 月に提供を開始しました。詳細についてはこちらをご覧ください。
▲ Cost Management Dashboard
また、グループ単位やチーム単位でのコスト レポートが、Insights のダッシュボードを通じて利用できるようになる予定です。これにより、チーム リーダーは自チームによる Copilot クレジットの使用状況を把握できます。このダッシュボードは既定で有効になっており、5 名以上の直属の部下を持つマネージャーのほか、Insights アナリストやグローバル管理者が利用できるため、リーダーは AI 関連の支出をすばやく理解して管理できます。この機能は 7 月から提供を開始する予定です。
カスタム レポート用のエージェント メトリック が Insights で利用できるようになる予定です。アナリストは、詳細なエージェント使用状況データを組織のコンテキストと組み合わせて探索し、定義済みのダッシュボードに頼ることなく、導入傾向の特定、カスタム レポートの作成、データに基づく意思決定を行えます。この機能は 7 月にパブリック プレビューとして提供を開始し、9 月に一般提供を開始する予定です。
▲ Agent metrics for custom reporting
組織向けメッセージがハイブリッド参加デバイスをサポートするようになり、管理者はオンプレミスの Active Directory と Microsoft Entra ID の両方に接続されたデバイスを使用するユーザーに対して、対象を絞った製品内コミュニケーションを配信できるようになりました。これにより、ハイブリッド ID 構成が一般的なエンタープライズ環境のユーザーにもメッセージが届くようになり、組織は Copilot、エージェント、その他の Microsoft 365 エクスペリエンスに関する認知、オンボーディング、活用を、管理対象のエンドポイント全体で一貫して促進できます。デバイス カバレッジの重要なギャップを埋めることで、IT チームは組織向けメッセージのリーチを広げ、より幅広いデバイスでユーザーとの接点を持てるようになります。この機能は 6 月に提供を開始しました。
管理者は、画面またはカメラの共有による画像のストリームをモデルへの入力として利用する Microsoft 365 の Vision に関する制御 を利用できるようになりました。これにより、組織は Vision をいつ、どこで使用できるかを制御できます。この機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ a control for vision in Microsoft 365
Purview データ損失防止のメール制限と Cowork の制御
Microsoft Purview データ損失防止 (DLP) が、Microsoft 365 Copilot および Copilot Chat で外部メールが参照されることを制限できるようになりました。管理者はこの制御を使用して、外部の送信者からのメッセージが Copilot の回答で要約、参照、またはグラウンディング データとして使用されることを除外できます。これにより、組織はユーザーの生産性を保ちつつ、信頼できる社内コンテンツを活用しながら、外部・第三者・未検証の情報が AI 生成の回答に含まれるリスクを軽減できます。この機能は、Microsoft 365 のデータのみを使用し、Microsoft 365 Copilot に公開された Copilot Studio 製エージェント、および Microsoft 365 Copilot に適用されます。この機能は 6 月にパブリック プレビューとして提供を開始し、7 月に一般提供を開始する予定です。
Microsoft Purview の制御が Cowork にも拡張され、組織は Microsoft 365 Copilot で使用しているのと同じツールで、セキュリティとコンプライアンスを管理できるようになりました。Cowork は、秘密度ラベルの継承と表示、監査ログ、データ セキュリティ態勢管理 (DSPM) のアクティビティ エクスプローラーでのやり取り内容、Cowork とのやり取りに関連するユーザー リスクのインサイダー リスク管理に対応するほか、Cowork とのやり取りに対する eDiscovery、データ ライフサイクル管理 (DLM)、コミュニケーション コンプライアンスにも対応します。これにより、組織は使い慣れた制御で Cowork とのやり取りを保護し、ガバナンスを効かせられます。これらの機能は 6 月に提供を開始しました。
▲ Microsoft Purview controls now extend to Cowork
関連情報
Microsoft 365 ロードマップでは、生産性向上アプリやインテリジェントなクラウド サービスに関する最新の情報をご覧いただけます。Microsoft 365 Copilot のリリース ノートでは、一般提供中 (Microsoft 365 アプリの最新チャネル) および各プラットフォームに固有の Microsoft 365 Copilot 機能をご確認いただけます。開発中、近日リリース予定、一般提供中の機能については、定期的にアクセスしてご確認ください。なお、この記事に記載の日付はあくまで予定であり、変更される可能性があります。