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Mixed Reality

【Mixed Reality × Tech Summit 2018】トヨタ自動車様、 JR東日本様における Mixed Reality / HoloLens を活用した取組みを発表

By Japan Windows Blog

日本マイクロソフトは、本日より、企業や組織の IT 導入運用にかかわるエンジニアおよび意思決定を行う方を対象に技術カンファレンス Tech Summit 2018 を開催しています。 本日の基調講演に登壇した、マイクロソフト コーポレーション 最高経営責任者のサティア ナデラから、Mixed Reality を活用したトヨタ自動車株式会社様と東日本旅客鉄道株式会社様(以下JR東日本)の取り組みが発表されましたので、本ブログでご紹介します。 マイクロソフト コーポレーション 最高経営責任者 サティア ナデラ   トヨタ自動車様における Mixed Reality / HoloLens の活用 トヨタ自動車様では、Mixed Reality / HoloLens を活用した複数の取組み検討が進められており、中でも今回は、「塗装の膜厚検査での活用」および、「試作工場の設備移設での活用」が紹介されました。 塗装の膜厚検査での活用 トヨタ自動車様では、完成車に綺麗に塗装するために、試作車で塗装のチューニングを実施し、ムラなく均一の膜厚がとれているかどうかをチェックされています。従来の膜厚検査では、クルマの曲面に合わせた型紙をつくって、一定間隔で穴を開け、そこに測定器をあてて測定し、そのデータに基づいて塗装設備を調整されます。トヨタは車のバリエーションが多く、型紙をつくるのに非常に多くの手間と時間が必要となります。そこで Microsoft HoloLens を使って、試作車にバーチャルの測定点を重ねて表示し、その点に測定器を当てて測ることにより劇的な作業の効率化と時間短縮が可能となりました。 ■これまでの手法 ■Microsoft HoloLens を用いた手法 工場の設備移設での活用 もうひとつの取り組みとして、工場の設備移設での活用があります。今回その一例として、トヨタ自動車東日本株式会社様の東富士工場における大型レーザー溶接機の設備入れ替えのシミュレーションがあげられます。Microsoft… Read more