November 26, 2015 9:51 am

さらに高速で安全性の高いブラウザーへのアップグレード

※本ブログは Windows Blog “What’s New for You in Windows 10“の抄訳です。

昨年ご案内したとおり、現行のオペレーティング システムでは 2016 年 1 月 12 日から Internet Explorer の最新バージョンのみがサポート対象となります。コンシューマー向けデバイスの大部分は自動更新されましたが、法人のお客様の中には依然として旧来の Web アプリケーションに頼っているケースも見受けられます。今回、法人のお客様が Windows 7 で Internet Explorer 11 にアップグレードする際に役立つ追加のリソースと機能強化が発表されました。Internet Explorer 11 にアップグレードすれば、Windows 10 や Office 365 の導入に加え、Surface Pro 4 や Surface Book といった最新の Windows 搭載デバイスの導入も容易になります。

新しい Web Application Compatibility Lab Kit

今回、Web Application Compatibility Lab Kit (英語) がリリースされました。このキットは、Web アプリの互換性の問題を評価および修正する方法を確認できるセルフサービス型のラボ環境です。このラボ環境には、Internet Explorer の旧バージョンの高忠実度エミュレーションを提供するエンタープライズ モードを使用して Web アプリのテストと修正を行う場合の Microsoft Services およびパートナーのベスト プラクティスが組み込まれています。やはり Web アプリを最新の標準にアップグレードすることが長期的に見て最善なソリューションではありますが、Internet Explorer 11 の下位互換性機能を使用すると、これまで以上に迅速かつ簡単にアップグレードを完了することができます。

エンタープライズ モードの機能強化

今回は製品の大幅な機能強化 (英語) も発表されました。これにより、マイクロソフトのブラウザー ソリューションのアップグレードおよび管理にまつわるコストが抑えられます。強化された機能は次のとおりです。

  •  エンタープライズ モードで IE5、IE7、IE8、IE9、IE10、IE11 のドキュメント モードに加え、上位 2 つの高忠実度エミュレーション モードがサポートされ、従来の幅広いサイトや Web アプリに対応するようになりました。
  • Enterprise Site Discovery (既定では無効) を設定し、ドキュメント モードや指定したサイトで使用されている ActiveX コントロールなどのデータを収集できます。この機能は、Web アプリの環境を評価する場合に便利です。
  • HTTP ポート番号を指定できるようになりました。今後は、たとえば http://contoso.com:8080 と http://contoso.com:8090 に異なるドキュメント モードを設定できます。
  • Microsoft Edge と IE11 の切り替えにより、IT プロフェッショナルはどの Web サイトをどのブラウザーで実行するのが最適であるかを設定できます。たとえば、エンド ユーザーがより安全性の高い Microsoft Edge ブラウザーをインターネット サーフィンに使用しているときに下位互換性が必要なサイトにアクセスすると Internet Explorer 11 に自動的に切り替えるといった設定が可能です。
  • よりシンプルでスケーラブルなエンタープライズ モードのスキーマが Windows 10 でサポートされるようになりました。2016 年には Windows 7 および Windows 8.1 の Internet Explorer 11 でもサポートが予定されています。これにより、複雑な Web アプリ ポートフォリオをさらに簡単に管理できるようになります。

こうした機能強化は、お客様のご意見を反映して実施されたものです。最新ブラウザーにアップグレードして常に最新の状態に更新することが今まで以上に容易になります。

Microsoft Edge について

マイクロソフトは Windows 10 向けに設計された新しいブラウザー「Microsoft Edge」を提供しています。Microsoft Edge は、より高速で安全性の高いブラウジングを可能にするほか、Web ノート、閲覧ビュー、Cortana など、従来のブラウザーを超える機能が組み込まれています。一方で Internet Explorer 11 は今日、ActiveX コントロール、ツール バー、その他の従来のテクノロジを使用する膨大な数の Web アプリケーションに利用されています。Windows 10 では両方のブラウザーがサポートされていますが、既定のブラウザーとしては Microsoft Edge を利用することをお勧めします。

Internet Explorer 11 は Internet Explorer の最後のメジャー バージョンであり、インストールされているオペレーティング システム (Windows 7、Windows 8.1、Windows 10 を含む) のライフサイクルを通してサポートされます。Microsoft Edge には新しい Web 標準が追加され、Internet Explorer 11 には今後もセキュリティ更新プログラムと下位互換性の機能強化が提供されます。

アップグレードのタイミング

アップグレードは今からでも遅くはありません。Windows 7 をご利用のお客様は、引き続きセキュリティ更新プログラムの提供とテクニカル サポートを受けられるように、2016 年 1 月 12 日までに Internet Explorer 11 にアップグレードすることをお勧めします。Windows のその他のバージョンについては、マイクロソフト サポート ライフサイクルのサイトをご確認ください。技術的またはビジネス上の問題によりアップグレードできない場合は、マイクロソフト アカウント チームまたはマイクロソフト パートナーにご連絡ください。
マイクロソフトは、下位互換性機能の強化と追加リソースの提供を通じてお客様のアップグレードをご支援し、法人のお客様がこれまで以上に簡単にブラウザーを最新の状態に維持できるように取り組んでいます。Internet Explorer 11 に移行すると、最新の Web 標準のサポートを強化したり、パフォーマンスやセキュリティ、信頼性を向上させたりできるだけでなく、Windows 10 や Office 365、Windows 搭載の最新デバイスにも簡単にアップグレードできるようになります。