November 20, 2016 7:25 am

PC 向けの Windows 10 Insider Preview ビルド 14971 を発表

※本ブログは Windows Blog “Announcing Windows 10 Insider Preview Build 14971 for PC “の抄訳です。

Windows Insider の皆様、こんにちは。

このたび、Windows Insider Program の Fast リングを選択されている皆様を対象に、PC 向けの Windows 10 Insider Preview ビルド 14971 をリリースしました。

ビルド 14971 の変更内容

Microsoft Edge EPUB 書籍に対応: Windows 10 Creators Update では、読書エクスペリエンスが大幅に強化されます。Microsoft Edge には PDF ファイルの優れた閲覧機能が備わっていましたが、今回のビルドからは、プロテクトがかかっていない EPUB ファイル形式の電子書籍も表示可能になりました。プロテクトされていない電子書籍を Microsoft Edge で開くと、フォントやテキスト サイズを変更したり、3 つのテーマ (白、セピア、黒) を選択したりと表示をさまざまにカスタマイズできます。ブックマークにも追加可能です。電子書籍内のページ移動には、目次や、ブラウザー下部のシーク バーを使用できます。また、語句を検索したり、Cortana で単語の意味を調べることも可能です。

 

プロテクトがかかっていない電子書籍をダウンロードできる Web サイトとしては、Feedbooks (英語)Project Gutenberg (英語)Free-eBooks (英語、要サインアップ)epubBooks (英語、要サインアップ)Open Library (英語)マイクロソフト プレス (英語) などがあります。ぜひ Microsoft Edge でデジタル読書をお楽しみください。皆様のご感想をお待ちしております。

Paint 3D Preview で 3D を容易に作成: 今回のビルド以降、Windows 10 には Paint 3D のプレビュー版アプリが搭載されます。スタート メニューからペイントを開くと、Paint 3D Preview が起動します。ぜひこのアプリをお試しいただき、改善点や追加すべき機能をお知らせください。現在 Paint 3D Preview は英語でのみ利用可能です (表示言語の設定にかかわらず、テキストが英語で表示されます)。他言語のサポートは近日中に追加される予定です。これに伴い、Paint 3D Preview 向けのコミュニティ「Remix 3D Preview」が本日からオーストリア、ベルギー、デンマーク、ドイツ、アイルランド、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、スイスの Windows Insider の皆様にもご利用いただけるようになります。現在 Remix 3D Preview は英語でのみ利用可能ですが、サポート対象の地域と言語は継続的に拡張される予定です。Remix 3D Preview には、Remix3D.com または Paint 3D Preview アプリからアクセスできます。

既定のシェルを PowerShell に変更: すべてのパワー ユーザーが最適なコマンド ライン ツールをすぐ使用できるように、エクスプローラーからコマンド シェルを起動する場合は PowerShell が事実上の標準になりました。Windows キーを押しながら X キーを押すと表示されるメニュー、エクスプローラーの [File] メニュー、エクスプローラーの空白部分で Shift キーを押しながら右クリックすると表示されるコンテキスト メニューにおいて、コマンド プロンプト (cmd.exe) が PowerShell で置き換えられます。これまでと同様、エクスプローラーのアドレス バーで「cmd」(または「powershell」) と入力すると、その場所でコマンド シェルをすばやく起動できます。コマンド プロンプトを既定として使用したい場合、Windows キーを押しながら X キーを押すと表示されるメニューについての変更は無効化できます。[Settings] > [Personalization] > [Taskbar] を開き、[Replace Command Prompt with Windows PowerShell in the menu when I right-click the Start button or press Windows key+X] をオフに設定してください。

今週 PowerShell は 10 周年を迎えました。記念イベントのビデオが Channel 9 (英語) で公開されています。PowerShell の「パワー」を最大限に引き出す方法については、こちらのページが参考になります。

日本語と中国語の入力方式エディター (IME) の入力に関する改良: 今回のビルドでは IME に多数の改良が加えられています。以下に主なポイントを紹介します。

  • 中国語 IME の信頼性が向上しました。具体的には、ダウンロードが不完全だった辞書ファイルや破損した辞書ファイルが原因となって IME がクラッシュすることがありましたが、その問題を修正しました。
  • 日本語 IME の変換精度が向上しました。予測入力を併用して変換する際のさまざまな問題を修正したほか、語句分割を変更する際の UX の問題を修正しました。
  • 日本語 IME で入力する際のリソース使用状況を改善しました。IME を長時間使用するとグラフィックの不具合が発生する可能性がある問題を修正しました。

新しい Office を始めよう (ベータ版): 「新しい Office を始めよう」アプリに関するフィードバックを受け、Windows Insider Program の Fast リングを選択されている皆様を対象に、このアプリのバージョン 2.0 をリリースしました (厳密にはバージョン 17.7614.2377.0 です)。以前は Office の使用開始に役立つ情報へのリンクを主にまとめたものでしたが、新たに改良されたアプリでは Office の機能を確認して管理できるようになりました。このアプリ 1 つで、各種アプリを簡単に見つけて起動したり、最近使用したすべての Office ドキュメントを確認したりといったことが可能です。以前と変わらずヘルプへのリンクは表示されていますが、デザインが変更され、必要な情報を見つけやすくなっています。新しいアプリをお試しのうえ、ぜひフィードバックをお寄せください。

PC 向けビルドでのその他の変更、機能強化、修正

  • ビルド 14926 で Microsoft Edge のタブに表示中の Web サイトを Cortana リマインダーに設定できる「スヌーズ」機能を試験的に導入しましたが、今後は利用できなくなります。マイクロソフトが収集したデータや皆様のフィードバックに基づいて、この機能を製品から削除し、将来のリリースに向けて再評価することを決定しました。
  • スケッチパッドで分度器とインク機能を同時に使用する際の信頼性を改善しました。
  • 一部のデスクトップ ウィザード (「ネットワーク ドライブの割り当て」や「zip の展開」など) を更新して、複数のモニター間で移動した際に、モニターに応じたサイズで表示されるようにしました。
  • ロック画面で拡大鏡のキーボード ショートカットが機能しない場合がある問題を修正しました。
  • Windows.old フォルダー内のファイルをディスク クリーンアップで完全に削除できない場合がある問題を修正しました。
  • Yahoo Mail アカウントに対して OAuth サポートを有効化しました。Yahoo Mail アカウントの同期の信頼性が向上し、Outlook メール アプリの安全性が高まります。
  • デバイス マネージャーの特定のダイアログ ボックスが開いている状態で PC をシャットダウンすると、PC が「再起動しています」の画面で停止する問題を修正しました。
  • Microsoft Edge の複数のタブを中央クリックで閉じる際に、タブの幅が変更され、誤ったタブを閉じてしまう可能性がある問題を修正しました。
  • Microsoft Edge でハイパーリンクを右クリックした際に [Copy link] オプションが機能しない問題を修正しました。
  • Microsoft Edge のウィンドウ サイズを変更し、最後のタブを閉じてアプリを終了した場合に、次に Microsoft Edge を起動すると既定のウィンドウ サイズに戻り、変更したサイズが保持されていない問題を修正しました。
  • Microsoft Edge でピン留めしたタブが復元されない問題を修正しました。
  • 翻訳に関して多数の改善を施しました。たとえば中国語では、複数のフォントを同時にインストールした場合に表示されるダイアログの誤訳や、[Settings] > [System] > [Battery] 内の誤訳などを修正しました。他にも不適切な翻訳がありましたら、ぜひフィードバックをお寄せください。
  • アクション センターで既に通知を展開している状態で、2 番目の通知を展開するために V 字のアイコンをクリックすると、展開した後ですぐに閉じてしまう問題を修正しました。
  • 変更したスタート メニューの幅が再起動後に維持されないことがありましたが、その問題を修正しました。

PC 向けビルドの既知の問題

  • [Settings] > [System] > [Battery] に移動すると、設定アプリがクラッシュします。
  • 画面の明るさを調整する際にキーボード モニター ホットキーを使用すると、正しく機能しません。明るさを変更するには、アクション センターを使用するか、[Settings] > [System] > [Display] から設定してください。
  • PC が一定期間にわたり非アクティブになると、ストア、フォト、People などのアプリが自動的に起動する場合があります。これらのアプリが自動的に起動するのを防ぐには、最大化を解除してからアプリを閉じてください。
  • Excel ドキュメントをエクスプローラーでダブルクリックして開くと、Microsoft Excel がクラッシュします。この問題を回避するには、Excel からドキュメントを開いてください。
  • Microsoft Studios のゲーム (「Sudoku」、「Jigsaw」、「Minesweeper」、「Taptiles」、「Treasure Hunt」など) の起動時にスプラッシュ スクリーンが表示され、フリーズする可能性があります。
  • 以前発表したように、マイクロソフトは Windows Holographic シェルの開発に取り組んでおり、Windows 10 Creators Update に組み込む予定です。今回のビルドには、Windows Holographic First Run アプリが追加されています。このアプリでは現在、起動して最初の数画面まで操作することはできますが、ハードウェアの検出は行われません。マイクロソフトは引き続きパートナー各社のご協力の下、このアプリと Windows Holographic シェルの開発作業を活発に進めてまいります。

チームの取り組みに関する最新情報

先週、Windows Insider チームは MVP サミットで複数のセッションを担当し、#WindowsInsiders ディナーも開催しました。Windows 製品の未来に対する皆様の熱い思いを伺うことができ、すばらしい機会になりました。

Windows Insider の皆様が独自の #WINsiders4Good イベントを企画していることについて、たいへん嬉しく思っています。DIY キット (英語) をご用意した甲斐がありました。多くの方が DIY キットを活用してコミュニティ内でつながりを築き、問題を解決できるようになれば幸いです。

12 月 15 日にはロンドンで Michael Gillett 氏がイベントを開催しますので、参加をご希望の方はこちらのページ (英語) からご登録ください。

来週、米国では感謝祭の祝日があり、チーム メンバーの大半が休みを取って家族と過ごすため、新しいビルドはリリースされません。

それでは頑張っていきましょう。

Dona <3

 

 

 

 

Join the conversation