PC 向けの Windows 10 Insider Preview ビルド 15002 を発表
※本ブログは、 ”Announcing Windows 10 Insider Preview Build 15002 for PC” の抄訳です。
Windows Insider の皆様、こんにちは。
このたび、Windows Insider Program の Fast リングを選択されている皆様を対象に、PC 向けの Windows 10 Insider Preview ビルド 15002 をリリースしました。今回は特に大規模な更新となります。この記事ですべての変更内容について説明していますので、ぜひご確認ください。
ビルド 15002 の変更内容
Microsoft Edge のアップデート
Microsoft Edge チームは、離れたタブへも簡単に戻れるように、追跡性を向上する新機能を実装しました。また、他にも新たな機能を多数追加しています。
タブ プレビュー バー: タイトルやアイコンが同じページを複数のタブで開いている場合に、それぞれのタブの内容を把握するのは困難です。タブ プレビュー バーを使用すると、現在のページから離れずに各タブのプレビューを表示できます。タブのリストは、タッチ操作やマウス ホイール、タッチパッドでスクロールできます。この機能は、タブの横の V 字のアイコンをクリックすることで使用できます。ぜひ、この機能をお試しいただき、ご意見をお聞かせください。
タブの退避: すべてのタブを把握したり、離れたタブをもう一度開いたりするの面倒な操作です。すべてのタブをいったん退避して、まっさらな状態から始めたい場合もあります。Microsoft Edge のタブの横に追加された 2 つのボタンを使用すると、作業の流れを邪魔せずにすべてのタブを手軽に管理することができます。
Microsoft Edge のジャンプ リスト: タスク バーのアイコンから Microsoft Edge で新規ウィンドウを開いたり、新たに追加された [InPrivate] ウィンドウを開いたりできるようになりました。タスク バーの Microsoft Edge アイコンを右クリックするか上方向にスワイプすると、タスクを選択して実行できます。
コンポーネント UI: 今回のリリースでは、Microsoft Edge の並列処理モデルに対応したビジュアル ツリーや入力モデルなどの新しい UWP アーキテクチャが導入されました。これらの変更により、安定性と入力応答性や、Web ページの表示速度の低下や応答停止に対するブラウザー UI の耐久性が向上します。タブの起動、有効化、入力 (キーボード、マウス、タッチ操作) について何らかの問題がありましたら、フィードバック Hub にてお知らせください。
Flash のクイック実行: Microsoft Edge では、ユーザーが明示的に再生を許可しない限り、信頼されていない Flash コンテンツをブロックするように既定で設定されています。これは、セキュリティや安定性、パフォーマンスを向上させつつ、ユーザーが選択した場合に Flash を再生できるようにするための仕様です。この変更の詳細については、Microsoft Edge 開発者ブログの「Extending User Control of Adobe Flash with Click-to-Run」を参照してください。このエクスペリエンスは今後のリリースでさらに進化し、コンテキストに応じて Flash コンテンツを実行できるようになる予定です。
Web での支払い: Microsoft Edge で、新しい Payment Request API のプレビューをサポートします。これは、Microsoft Wallet に保存されている支払いおよび配送の設定を使用して、サイトでの精算を手軽に行うためのものです。現在、この機能は開発者向けのプレビューとして提供されており、今回のリリースではまだ支払い情報を処理することはできません。この詳細については、Microsoft Edge Japan ブログの「よりシンプルな Web の決済方法 : Payment Request API の紹介」に関する記事を参照してください。
Microsoft Edge の変更内容はすべて Microsoft Edge の変更履歴 (英語) に記載されていますので、こちらをご覧ください。
スタートとシェルの機能強化
スタートでタイルをフォルダーにグループ化: 各種デバイスのエクスペリエンス集約の一環として、お客様からのフィードバックにお応えし、スタートのタイルをフォルダーにグループ化できるようにしました。タイル フォルダーはスタートでタイルの管理やパーソナライズを行うための方法でしたが、これが Windows 10 PC でも使用できるようになりました。スタートでタイルを他のタイルにドラッグ&ドロップすると、フォルダーが作成されます。
Windows 共有エクスペリエンスを更新: Windows の共有エクスペリエンスを再設計し、アプリとの親和性や共有元の場所との統合を強化しました。新しい Windows 共有エクスペリエンスでは、共有元のアプリ内で共有ウィンドウがポップアップし、共有先として選択可能なアプリケーションのリストが表示されます。このリストは、ユーザーの使用状況により変化します。
なお、従来の Windows 共有エクスペリエンスで設定されていた Windows + H キーのホット キーは廃止されました。
画面の一部をキャプチャ: OneNote 2016 でよく使用されるスクリーンショット機能を Windows 10 に組み込みました。Windows + Shift + S キーを押すと画面の一部のみをキャプチャしてクリップボードにコピーでき、OneNote for Windows 10 やその他のアプリに貼り付けることができます。OneNote 2016 の同機能と同等の機能です。
デスクトップ アプリでの高 DPI のサポートを強化: ビルド 14986 での取り組み (英語) に続き、ビルド 15002 では高 DPI のサポートをさらに強化しました。まず、Microsoft 管理コンソール (MMC) と同様に、パフォーマンス モニター (Perfmon) を更新し、高 DPI 対応 PC での表示がより鮮明になりました。またこの機能は、一部の Windows デスクトップ アプリでは既定で有効でしたが、GDI を基盤とする他のアプリケーションでも手動で有効化できるようになりました。この機能を有効化するには、該当するアプリケーションの .exe ファイルを右クリックし、[Properties] を選択してから [Compatibility] タブに移動し、DPI スケーリングで [System (Enhanced)] を選択し、[OK] をクリックします。この設定は、アプリケーションの DPI スケーリング方法 (ビットマップを拡大することによりアプリケーションのレンダリングがぼやける場合があります) を上書きし、強制的に Windows によるスケーリングを適用します。この設定の名称を [Disable display scaling on high DPI settings] から [Application] スケーリングに変更しました。なお、この機能は GDI を使用するアプリケーションのみに適用されます。
ウィンドウのサイズ変更がスムーズに: ウィンドウ サイズを変更するときのアニメーションがスムーズでないというご意見を受けて、GDI を基盤とするデスクトップ アプリケーション (ファイル エクスプローラー、タスク マネージャー、メモ帳など) や UWP アプリ (Groove ミュージックやメールなど) のサイズ変更のパフォーマンスを改善しました。さらに UWP アプリのサイズを急速に変更するコードを更新し、調整中のウィンドウ枠の背景が単色ではなく透過的に表示されるようになりました。
デスクトップ アイコンの配置と拡大/縮小を改良: 異なる DPI のモニターを使用している場合、またはプロジェクターで表示している場合などに、デバイスを接続または接続解除するとデスクトップ アイコンが正しく拡大/縮小されないことや配置が崩れることがありました。これらのロジックを変更し、デスクトップ アイコンの表示や拡大/縮小を安定させ、またモニター構成の変更時に意図したとおりに移動できるようにしました。マルチモニター構成の変更時、デバイスの接続または接続解除時、プロジェクター使用時、モニターの追加や取り外しの際、その他アイコンの拡大/縮小に影響を与えるような変更を行うときに、この配置調整の改良点を確認いただけます。ぜひ、お試しいただき、ご意見をお聞かせください。
VPN アクセスがすばやく簡単に: VPN ユーザーから多くのご要望があった機能を追加しました。新しい [Network] ポップアップ ウィンドウでは、[VPN Settings] ウィンドウを開かなくても、VPN を選択し [connect] をクリックして接続できるようになりました。ご意見をお寄せくださった皆様に感謝を申し上げると共に、引き続きご協力いただけることを期待しています。この操作で何らかの問題が発生した場合は、従来どおり [VPN Settings] ウィンドウから VPN に接続することもできます。こちらについても、問題についてご報告いただけますと幸いです。
アプリのサインイン ダイアログを改良: 複数のアカウントを持つユーザーに向けて、アプリのサインイン エクスペリエンスを改良しました。新しいサインイン ダイアログではユーザーが使用可能な Microsoft アカウント、会社や学校のアカウントが表示され、また Windows に新しいアカウントを追加することもできます。
タスク バーで太陰暦をサポート: タスク バーのカレンダーが簡体中国語および繁体中国語の太陰暦に対応し、以前から使用可能だったグレゴリオ暦の日付に加えて太陰暦の日付も手軽に確認できるようになりました。祝祭日は強調色で表示されます。[Settings]、[Time & Language]、[Date & Time] の順に選択すると、表示するカレンダーを選択できます。この機能についてご要望をお送りくださった皆様に感謝いたします。
アプリ開発者とユーザー向け通知エクスペリエンスを改良: アプリ開発者は、理想的なユーザー エクスペリエンスを提供するため、アプリケーション内でより柔軟に通知を整理する必要があります。より関連性の高い精巧なエクスペリエンスをユーザーに提供するため、アプリ開発者がアクション センターで通知のサブグループをカスタマイズできるようになりました。また、通知のタイム スタンプが不正確になる問題 (PC がスリープ状態のときにスマートフォンからのクロスデバイス通知を受信するなど) を解決するため、アプリ開発者が通知のタイム スタンプを上書きできるようにしました。この新機能の活用法に関する記事を今後のタイルとトースト (英語) で公開しますのでご注目ください。
Windows Ink の機能強化
Windows Ink のペン、鉛筆、蛍光ペンのコントロールを更新し、選択されている色がひとめでわかるようになりました。この機能は Windows Ink ワークスペースで使用できます。なお、今後 Windows 10 Creators Update SDK が更新されると (英語) 他のアプリでもこの機能を使用できるようになる予定です。
また、お客様からのフィードバックにお応えし、Windows Ink ワークスペースのスケッチ パッドと画面スケッチに消しゴム機能を追加しました。この機能では、インクで描いた全体を消去することも、その一部のみを消去することもできます。消しゴム アイコンをタップすると、新たに消しゴムの種類が表示され、使用するオプションを選択できます。
このほかタスク バーのロジックを更新し、タスク バーに Windows Ink ワークスペースのアイコンが存在する場合、すべてのモニターで表示されるようになりました。アイコンをクリックすると、そのモニターで Windows Ink ワークスペースが起動します。
Cortana のさらなる機能強化
Cortana 専用コマンドの検索性が向上: ラジオ局の起動、動画の再生、レシピの検索などを直接実行するコマンドを追加すると、ユーザー操作を迅速化できます。このようなコマンド対応のアプリについて、ユーザーが Cortana にアプリ名を入力しているときにコマンドの候補がポップアップ表示されるようになりました。候補をクリックするとアプリが起動しコマンドを実行します。コマンドが分かれば、Cortana に音声入力するだけでトリガーできます。この機能に対応しているアプリを確認する場合は、”Better with Cortana (英語)” というWindows ストア コレクションを使用すると便利です。アプリをダウンロードし、いったん起動して数時間待つと設定が完了します。
リマインダーの繰り返しオプションを追加: 皆様からのフィードバックにお応えし、今回のビルドでは Cortana のリマインダーに [Every Month] と [Every Year] の期間が新たに追加されました。請求日や記念日のリマインダーにご利用ください。
Cortana を起動するキーボード ショートカットを変更: 待機モードの Cortana を起動するキーボード ショートカットを Windows + C キーに変更しました。これは、既定では無効化されています。このショートカットを有効化する場合は、Cortana の設定ページに移動して、追加オプションを有効にします。Windows + Shift + C キーを押すと、Windows 8 アプリのタイトル バーに表示される [App Charms] メニューが開きます。
アクセシビリティの強化
より包括的なエクスペリエンスを即座に利用可能に: Windows Out-Of-Box-Experience (OOBE) チームでは、PC の初回セットアップ手順を一から作成し直しており、だれもが 1 人で新しい PC をセットアップできるように、シンプルでわかりやすいエクスペリエンスを目指しています。これまでの多数の機能強化に続き、現在はさらに次のレベルへと進めています。ユーザーが Cortana から音声で指示を受けながらセットアップ作業を行い、質問をすれば* Cortana が音声で応答できるようにすることを目指しています。
新しいエクスペリエンスはまだ開発途中のため、現時点では、従来の OOBE ページや Cortana で PC のセットアップを完全に支援することはできません。今後の開発の進捗にどうぞご注目ください。OOBE 期間中はフィードバック Hub にアクセスできません。将来的にはデスクトップでクエストの完了後にログをフィードバック Hub から送信できるようになる予定です。
* この機能は 、日本語を含む、Cortana でサポートされている言語で使用できます。Cortana でサポートされていない言語では、読み上げ機能以外の体験が可能です。
注: ビルド 15002 のインストール メディア (ISO) を使用すると、この機能をより手軽にご利用いただけます。
WinPE と WinRE でナレーターをサポート: 今回のビルドから、Windows 回復環境 (WinRE) での Windows のインストールや WinRE のトラブルシューティング オプションでナレーターをサポートします。このビルドの ISO の公開後、USB ドライブなどのブート可能なメディアと ISO ファイルを使用して手軽にこの機能を使用できます。WinPE を起動後 15 ~ 20 秒くらい待機し、Ctrl + Windows + Enter キーを押すとナレーターが起動します。インストール プロセスでの再起動後にナレーターを使用するには、ナレーターも再起動する必要があります。
注: WinPE や WinRE では PC 用 Windows オーディオ ドライバーの一部がサポートされていないため、オーディオ デバイスには USB ヘッドセットを使用することをお勧めします。一部の PC では組み込み済みのスピーカーを使用できますが、ナレーターの起動時にアナウンスが流れない場合は、USB ヘッドセットを接続してからナレーターを再起動してください。また、OS のインストール中はナレーターのタッチ操作はできません。
Windows で点字をサポート: 先日、Windows での点字のサポートの予定についてお伝えしました (英語)。今回のビルドでは、[Settings]、[Ease of Access]、[Narrator] の順に選択するとこの機能をダウンロードするボタンが表示されるようになりました。しかし、現時点ではボタンが表示されるだけで、この機能は使用できません。点字を使用できるようになりましたらこのブログでお伝えしますので、もうしばらくお待ちください。
ナレーターのキーボード ショートカットを変更: Windows ナレーターが意図せず起動されることを防ぐため、ホット キーを Windows + Enter キーから誤操作しにくい Ctrl + Windows + Enter キーの組み合わせに変更しました。
ナレーターのナビゲーション操作の改良: スキャン モード使用時のナレーターのナビゲーション操作を複数変更しました。見出しのレベルの値を入力すると、そのレベルの見出しに移動できるようになりました。たとえば、「1」と入力すると次のレベル 1 の見出しに移動します。Shift キーを押しながら入力すると 1 つ前の見出しに移動します。また、Home キーを押すと行頭に、End キーを押すと行末に移動します。Ctrl + Home キーまたは Ctrl + End キーを押すと、Web ページや表示中のコンテンツの冒頭または末尾に移動します。
ハイ コントラストでの UWP アプリの視認性を向上: Windows 10 Anniversary Update では、ハイ コントラスト表示の場合に、Web サイトでのテキストの背景レイヤーを不透明化し視認性を向上しました。マイクロソフトでは、インターネット上の Web サイトと同様に、多くの UWP アプリのハイ コントラスト表示が最適ではないことを認識しています。このため、同様の手法でハイ コントラスト時の UWP アプリの表示改良に取り組んでいます。今回のリリースでは XAML フレームワークを更新してテキスト背景に不透明なレイヤーを採用し、半透明の UI が強制的に不透明化されるようになりました。これにより、以下のスクリーンショットのように、各種アプリで頻繁に発生していた問題が解決されます。この調整は、該当するビルドが SDK で明示的に指定されているかどうかにかかわらず、ビルド 15002 またはそれ以降で実行されるすべてのXAML ストア アプリケーションに対してハイ コントラスト表示時に既定で適用されます。
しかし、SurfaceImageSource などで自身のテキストをレンダリングするアプリケーションは、フレームワークによる自動調整には対応しません。この機能について何らかの問題がありましたら、フィードバックHubまでお寄せください。また、Windows のアクセシビリティに関する問題やご要望がありましたら、Twitter で @MSFTEnable までお気軽にご連絡ください。
さらに Windows Ink を更新し、各種デバイスで幅広い色のハイ コントラスト表示に対応しました。スケッチパッドでこの機能をお試しのうえ、ご意見をお聞かせください。
Windows Defender の改良
Windows 10 の新しい Windows Defender アプリでは以下の改良を実施しました。
- クイック スキャン、高度なスキャン、完全なスキャンを実行するオプションを追加しました。
- デバイスのパフォーマンスと正常性のスキャンにより PC の正常性に関するレポートを生成できるようになりました。
- ファミリ オプションの表示を改良し、Web 上の優れたコンテンツやアプリケーションにリンクしてファミリをセットアップしたりデバイス情報を表示したりできるようになりました。
- 設定ページでアプリの構成の変更や詳細の確認ができるようになりました。
- 全般的な不具合の修正や機能強化を実施しました。
また、Windows Defender でオンデマンドの Refresh Windows を新たに追加ました。PC の速度が低下した場合やクラッシュした場合、PC を更新できない場合に便利なオプションで、Windows の再インストールと更新を実行します。ほとんどのアプリは削除されますが、ユーザー個人のファイルや Windows の一部の設定は維持されます。詳細については、こちらのフォーラムの記事 (英語) をご覧ください。
設定画面の改良
必要な項目を設定画面で探しやすく: マイクロソフトでは、設定画面のナビゲーションの簡易化と高速化を目指しており、これまでは設定内容の検索機能の改良や、各設定カテゴリに関連する独自のアイコンの導入などを行ってきましたが、今回はフィードバックに基づいてデザインを変更しました。
- 設定ページの右側または下部 (ウィンドウ サイズによって異なります) に追加情報が表示されるようになりました。この領域にはサポートやフィードバック送信機能、その他の関連する設定へのリンクが使用可能な場合に表示されます。
- システム設定のリストが長くなりすぎたため、アプリ関連の設定を新しく導入したアプリ設定カテゴリに移動しました。
- ページをパンしても各設定カテゴリのランディング ページの見出しが移動せず同じ場所に表示されるようになりました。
デバイス設定画面を更新: 新しいデバイス設定エクスペリエンスでは Bluetooth デバイスとその他の接続デバイスのページを統合し、デバイスや周辺機器を 1 か所で管理できるようになりました。デスクトップ機とモバイル デバイスのどちらも使い慣れた同じ UI で、Bluetooth アクセサリやワイヤレス ドック、Xbox のワイヤレス コントローラー、メディア デバイスなどすべてを検索して管理することができます。また、皆様からのフィードバックにお応えして、Bluetooth オーディオ デバイスの切断と再接続を設定ページで直接実行できるようになりました。新しくなった設定ページに対するご意見はフィードバック Hub からお寄せください。
新しいディスプレイ設定オプション: 今回のビルドでは、頻繁に使用する設定に関するご意見に基づいて、ディスプレイ設定を更新しました。新しいディスプレイ設定ページでは、解像度をメイン ページから直接変更できるようにするなど、ページを使いやすくするための多数の変更を実施しています。
ブルー ライトを軽減: 夜間に PC から発生するブルー ライトを自動的に軽減する機能を追加しました。この設定のオン/オフ、および地域ごとの日の出と日没の時刻、その他のカスタム スケジュールは、[Settings]、[System]、[Display] の順に選択すると設定できます。このスケジュールをすぐに上書きする必要がある場合、または常に手動で制御する場合は、[Settings]、[Notifications & actions] の順に選択してクイック操作を有効化します。この機能を使用したご感想やご意見をフィードバック Hub からお寄せください。
Surface Dial をアプリごとに設定可能に: アプリ開発者向けに、アプリ内で Surface Dial を使用するときにカスタム ツールを提供するオプションがあります。それに加えて、今回から個々のアプリの既定のツール セットをカスタマイズできるようになりました。Word 2016 の Ctrl + Delete や付箋機能の Ctrl + Tab など、特定のアプリではキーボード ショートカットの設定が重要です。[Settings]、[Devices]、[Wheel] の順に選択するとこの機能をお試しいただけます。ぜひ皆様のご意見をお聞かせください。また、カスタム ツール作成機能を更新し、さまざまな記号を含むキーボード ショートカットを設定できるようになりました(2017年1月20日現在、Surface Dialの日本での発売は未定です)。
Windows のパーソナライズ機能が最近使用した色に対応: Windows のエクスペリエンスのパーソナライズでは色使いが重要であり、背景に合った色を決めるまでに何度も設定を変更することがあります。新しい色を選択して設定画面を閉じた後、その色に納得いかなかいことも珍しくありません。そこで今回のビルド 15002 では [Settings]、[Personalization]、[Colors] の下に新たに [recent colors] セクションを追加し、過去に使用した色を簡単に再選択できるようになりました。
設定ページで Windows のテーマを管理: 以前お伝えした設定ページとコントロール パネルの統合の取り組みの中で、フィードバックに基づき設定ページへの統合を優先的に進めています。今回のビルドでは、テーマの管理をコントロール パネルから設定アプリに移動しました。この項目は、他のすべてのパーソナライズ オプションと同様に [Settings]、[Personalization] の順に選択して設定できます。最近使用したテーマから選択するか、新たにカスタマイズ テーマを作成して保存します。設定ページに今後実装したい機能について、フィードバック Hub からご意見をお聞かせください。
クロスデバイス エクスペリエンスの設定を改良: Anniversary Update で追加された、アプリ開発者向けのクロスデバイス エクスペリエンスの作成では、機能を有効化または無効化するには、[Settings]、[Privacy]、[General]、[Let apps on my other devices open apps and continue experiences on this device] の順に選択していました。ビルド 15002 ではこの機能を設定ページに移動し、[Settings]、[System] の順に選択して [Cross-device experiences] に移動し、ドロップダウン メニューで [My Devices] と [Everyone] を切り替えて設定するようになりました。このエクスペリエンスにご興味をお持ちで、エクスペリエンス例をご希望の方は、こちらのブログ記事 (英語) を参照してください。
従量制課金 Ethernet 接続をサポート: 皆様からのフィードバックにお応えして、[Settings]、[Network & Internet]、[Ethernet] の下の Ethernet (LAN) 接続オプションに [Set as metered connection] を追加しました。モバイル デバイスでのブロードバンド接続や Wi-Fi 接続と同様に、このオプションでは一部のアプリケーションのバックグラウンドでのデータ通信を制限し、Ethernet 接続でのデータ通信の制御をより細かく行うことができます。
高精度タッチパッドのエクスペリエンスの改良
コントロール ボリュームのエクスペリエンスを調整: 3 本指または 4 本指でのスワイプをボリューム コントロールに割り当てると、ボリュームを変更するときにボリューム コントロール UI が表示されるようになりました。また、ジェスチャを細かくチューニングし、ボリュームを大きく変更するときのスワイプ回数を減らしました。
タッチパッドの設定ページを調整: 皆様からのフィードバックにお応えして、3 本指および 4 本指でのスワイプのグループの追加、検索語句の更新による検索性の向上、タップ操作制御の柔軟性の向上、設定ページの名前の横のアイコン表示など、新しいタッチパッド設定ページの UI をいくつか改良しました。
ブルー スクリーンがグリーン スクリーンに
Windows Insider によるレポートと運用ビルドのレポートを区別しやすくするため、バグ チェック ページ (ブルー スクリーン) の色を緑色に変更しました。Windows 10 Creators Update の最終リリースも含めた Windows 10 のリリース版では、従来の青色で表示されます。
Hyper-V での仮想マシン作成の迅速化
Hyper-V マネージャーに新しいページを追加し、仮想マシンの作成がよりすばやく簡単になりました。Hyper-V マネージャーを開いてクイック作成ボタンをクリックするだけで仮想マシンを作成できます。シンプルなウィザードでは、わずか数クリックで VM をセットアップできます。仮想マシンを作成すると確認ページが表示され、VM への接続または詳細設定を選択できます。
この機能については現在開発中で、皆様からのご意見をお待ちしています。VM を作成する際にはぜひこの機能を使用いただき、フィードバックをお寄せください。
更新エクスペリエンスの改良
今回のリリースでは、皆様からいただいたご意見に基づいてさまざまな機能強化を実装しました。
- コンピューターの更新を一時的に停止 (最大 35 日間) するオプションを追加しました。これは、Windows Update の設定の [Advanced options] ページで設定できます。この機能は、Windows の Professional、Education、Enterprise の各エディションで使用できます。
- Windows の更新時にドライバーの更新を許可または拒否できるオプションを追加しました。この機能は、Windows の Professional、Education、Enterprise の各エディションで使用できます。
- Windows Update の設定ページに新しいアイコンを追加し、更新状態がひと目でわかるようになりました。この更新状態とエクスペリエンスは、Windows Defender の新しいダッシュボードと同じです。
- PC のディスプレイがプロジェクターなどで使用中であることを検出するロジックを改良し、再起動することがなくなりました。
- Windows 10 Home エディションを使用している Windows Insider の皆様も、アクティブな時間帯を最大 18 時間まで延長可能になりました。
ビジネス ユーザー向けの Windows Information Protection の機能強化
リムーバブル ドライブに作業ファイルを保存可能に: 企業内で、作業ファイルをリムーバブル ドライブに保存すると、暗号化により他のデバイスからアクセスできないことがありました。このような場合に対処方法を選択するプロンプトを追加し、作業ファイルを簡単にリムーバブル ドライブに転送できるようになりました。
- Windows Information Protection (WIP) で暗号化されたファイルをリムーバブル ドライブにコピーするときに、ファイルを [Work] のまま維持するか、[Personal] に変更するか、またはコピー操作をキャンセルするかを選択するプロンプトが表示されます。
- Windows Information Protection (WIP) で暗号化されたファイルをリムーバブル ドライブに保存するときに、ファイルを [Work] のまま維持するか、[Personal] に変更するか、または異なる場所に保存するかを選択するプロンプトが表示されます。
個人用アプリで作業ファイルを開くときのダイアログ: Windows Information Protection (WIP) を使用している企業を保護するために、許可されていないアプリケーション (企業で使用できる承認済みアプリのホワイトリストに含まれないアプリケーション) で作業ファイルを開くときに警告メッセージを表示するようになりました。許可されていないアプリケーションで WIP ファイルを開くと、そのアプリ内ではファイルは [Work] と認識され、[Personal] に変更できないことを示すメッセージが表示されます。
Windows 10 の Windows Information Protection の詳細については、こちらの記事 (英語) を参照してください。
特定の Windows 10 デバイスの消費電力試験
今後リリースされる Windows 10 Creators Update では Windows のバッテリ駆動時間を延長する機能を追加予定ですが、現在この機能評価のために少数の Insider デバイスで試験を行っています。試験用の構成内容にもよりますが、1 つまたは複数のアプリケーションがタスク マネージャーで [throttled] と表示されます (下図参照)。この試験はユーザー エクスペリエンスに大きな影響を及ぼすものではありません。この試験について皆様からのご意見をお待ちしています。お気づきの点などがありましたら、フィードバック Hub ([Power] カテゴリの [throttled Applications] サブカテゴリ) からお寄せください。この試験をサポートするため、バッテリのポップアップ ウィンドウに消費電力スライダーを追加しました。現在、このスライダーの設定に従った消費電力モードの試験を行っています。2017 年 2 月中旬にさらに新しい情報をお伝えする予定ですので、ご期待ください。
IME の改良
言語バー使用時の Microsoft Pinyin IME 設定へのアクセス性を向上: 皆様からのフィードバックにお応えして、ビルド 14986 では IME モード インジケーターで適切な設定へのアクセスが容易になりました (英語)。今回、言語バーでも同様に、設定アイコンから IME の設定を直接開けるようになりました。
Microsoft Pinyin IME の設定ページを更新: Pinyin IME では、新しいカスタマイズ オプションの追加と同時に、設定ページを刷新しました。新しいページは 5 つのカテゴリに分かれており、設定項目を探しやすくなっています。新しい設定ページで最適な IME エクスペリエンスをセットアップしてください。
Microsoft Pinyin IME のホット キー: IME 使用時のキーボード エクスペリエンスの改良に伴い、複数の新機能を追加しました。新たな機能には、入力候補ウィンドウの切り替えキーの構成、中国語と英語の句読点の切り替え、既定の句読点モード、全角/半角の切り替え、既定の全角/半角モード、簡体/繁体中国語の出力切り替え、第 2 候補や第 3 候補への対応などがあります。これらの新しいオプションは、Microsoft Pinyin の設定ページの [Keys] から使用できます。また、絵文字パネルを開くホット キー (Ctrl + Shift + B) が新たに追加され、入力候補ウィンドウを表示せずに直接パネルを開けるようになりました。
自己学習した語句をローミング: 前回のビルド (英語) では、Microsoft Pinyin IME で自己学習した語句のインポートとエクスポートがサポートされました。今回はこの延長として、デバイスを MSA に接続すると、MSA に接続されているすべての PC に自己学習した語句をローミングできるようになりました。
Microsoft Pinyin IME の絵文字パネルのデザイン変更、新しい予測可能な絵文字、ステッカー: 絵文字は、思っていることを手軽に伝えるツールとして当初から重要な役割を果たしています。今回のビルドでは、新しいキーボード ショートカット (CTRL + Shift + B) の追加の他に、絵文字パネルのデザインを変更し、絵文字や顔文字、記号を探しやすくなりました。さらに、まったく新しいステッカー セクションを追加しました。このステッカー タブは、ステッカーの入力がサポートされているアプリで表示されます。また、入力した語句に基づいて、絵文字やステッカーの入力候補がポップアップ表示されるようになりました。語句を入力した後に入力候補ウィンドウの顔アイコンをクリックするか、新しいホット キーを使用するか、または入力候補のポップアップ表示をタップすると、絵文字の入力候補が表示されます。
複雑な入力をすばやく簡単に: 中国語のピンインには U および V から始まるものはないため、これまで Microsoft Pinyin IME ではこのような場合に主に英語の候補のみを提示していました。ピンインの表記法についての研究を行い、このたび、U モードと V モードの 2 つのモードを新たに追加しました。U モードでは、複雑な文字の入力などの高度な入力機能を使用できます。また、V モードは、通常では時間がかかる内容 (「2016 年 6 月 6 日」、「十三时三十分」、「壹仟贰佰叁拾肆」など) を入力する場合に便利です。新たに追加されたモードについて、ご意見をお聞かせください。IME で 1 文字目に「u」または「v」を入力すると、使用可能なすべてのオプションを示すヒントが表示されます。
名前入力モード: 人名の多くは一般的に使用される語句ではないため、IME で入力しても正しい候補がリストのかなり下の方に表示されてしまう (または候補にない) ことがあり、入力が困難です。これを解決するため、Microsoft Pinyin IME に新たに名前入力モードを追加しました。名前入力モードでは、すべての入力候補が通常の入力候補ではなく人名辞書から選択されるため、目的の候補を見つけやすくなっています。; キー (Double Pinyin モードの場合は Shift + ; キー) を押してから R キーを押すと名前入力モードに移行します。名前入力モードは、Microsoft Pinyin の設定ページで有効または無効にできます。
Double pinyin のカスタム スキーム: Double Pinyin は、すばやく入力するためのショートカットを作成する方法です。Microsoft Pinyin IME では Double Pinyin のカスタム スキームの追加、編集、削除が可能で、ユーザーが独自のスキームを自由に作成できます。スキームをカスタマイズする場合は、IME の全般設定ページで Pinyin スタイルを [Full] から [Double] に切り替えます。すると、独自のスキームをセットアップするオプションが表示されます。
日本語入力 -Microsoft IMEの改良:
Windows & Devices 開発統括部の渡邊が「Windows 10 Insider Preview ビルド 15002 でお試しいただける日本語入力の改善点について」というブログを公開しています。合わせてご覧ください。
- ユーザー操作またはアプリケーションによって、IME が有効化または無効化されていることを、画面中央に大きく表示するようになりました。これにより有効化されていることが判別しやすくなり、誤ったモードで入力することを回避できます。この大きなインジケーターは、IME のプロパティで表示または非表示にできます。
- 従来は 3 文字目を入力すると予測入力の候補が表示されていましたが、このタイミングが変更され、1 文字目で表示されるようになりました。この変更は、既存の設定に影響を与えることはありません。この長さは、IME の詳細設定の [Predictive Input] ページで変更できます。
- 候補に英単語が提示される頻度が高くなるようロジックを変更し、IME が有効な場合に英単語を入力しやすくなりました。
- 1 月 31 日追記: 誤変換報告のキーボードショートカットを「Ctrl + /」に変更しました。
Windows Insider Program の Web サイトの更新
Windows Insider Program の Web サイトの更新を開始し、ランディング ページに新しいコンテンツを追加しました。その他の変更については、今後こちらのページでお知らせしますのでご確認ください。http://aka.ms/De57bq
PC 向けビルドでのその他の変更、機能強化、修正
- 3D Builder アプリをスタートの [Windows Accessories] フォルダーに移動しました。
- 一部のデバイスで、モニターの明るさを調整するキーが正常に動作しない問題を修正しました。
- USB ディスプレイの接続時に、スリープから復帰してもディスプレイに何も表示されない問題を修正しました。
- カメラ アプリなどカメラを使用するアプリを起動するとバグ チェック画面が表示される問題を修正しました。
- 最近の Insider ビルドで、RPCSS サービスがクラッシュして CRITICAL_PROCESS_DIED バグ チェックが実行される問題を修正しました。
- タッチ キーボードでタッチ操作非対応の PC を呼び出す際に何度もクリックする必要がある問題を修正しました。
- ディスク クリーンアップで、3.99 TB 相当の Windows Update クリーンアップ ファイルが表示される問題を修正しました。
- Cortana のヒントに関して、Microsoft Edge のウィンドウが狭い場合にはアイコンのみをアドレス バーに表示するようになりました。ウィンドウを展開するとこれまでのようにヒントの内容がすべて表示されます。
- Microsoft Edge のお気に入り バーのツールヒントを更新し、長い Web サイト名も切り捨てずに表示できるようになりました。
- [Settings]、[Devices]、[Touchpad] の順にタッチパッドの設定ページにアクセスすると、ナビゲーション ウィンドウの名前の横にアイコンが表示されない問題を修正しました。
- アクション センターで、最近使用した項目を示すドロップダウン メニューの信頼性に関する問題を修正しました。
- [Speaker Properties] ダイアログを更新し、複数のエンドポイントで空間オーディオを構成できるようになりました。使用中の再生デバイスが空間オーディオに対応している場合、通知領域のボリューム アイコンで通知されます。
- Miracast ディスプレイや他の PC などのデバイスを接続する際のバックエンドを調整しました。通常のように接続 UI (Windows + K キー) を使用したときに問題が発生すると、フィードバックをまとめて提供します。
- mspaint.exe から Paint 3D へのルーティングを削除しました。Paint 3D のエクスペリエンスに関するフィードバックをお寄せくださった皆様に感謝いたします。今後もぜひご意見をお寄せください。
- 最近の Insider Program ビルドで、OneDrive フォルダーに移動しようとすると「致命的なエラー」とポップアップ表示される問題を修正しました。
- ファイルを開く、追加する、または保存するときに Visual Studio がクラッシュする問題を修正しました。
- 特定の古いチップセットを搭載した PC で UWP アプリを使用する場合に、テキストやその他の UI のカラー ボックス表示に影響する問題を修正しました。
- Miracast を入力に対応したデバイス (Actiontec Screenbeam や Miracast が有効な Windows 10 PC など) で使用すると、タッチ操作やキーボードの入力が可能であることがトースト通知されるようになりました。
- 設定ページの [Apps & features] などの特定の項目で、Home キーと End キーが正しく動作しない問題を修正しました。
- UWP アプリの進捗状況インジケーターの表示が乱れる問題を修正しました。
PC 向けビルドの既知の問題
- [Settings]、[System]、[Battery] の順にバッテリの設定ページを開くと設定アプリがクラッシュします。
- 仮想タッチパッドを有効化するオプションがタスク バーのコンテキスト メニューに表示されません。
- このビルドでは Cortana のクロスデバイス シナリオ (通知のミラーリング、不在着信、写真の共有、ルート案内の共有、バッテリ低下通知、電話を探す機能など) を使用できません。
- Microsoft Edge で一部の Web サイトを表示しようとすると「We can’t reach this page (このページに到達できません)」というエラーが発生する場合があります。このエラーが発生した場合は、[InPrivate] タブから該当するサイトにアクセスしてください。
- [All Apps] リストからスタートのタイル グリッドにアプリをドラッグしてピン留めすることができません。この問題は、該当するアプリを右クリックしてピン留めすると回避できます。
- コマンド プロンプトで Ctrl + C キーでのコピー操作ができません。
- セカンダリ モニターでプロジェクション機能を使用していて接続設定が [Extended] になっている場合、Explorer.exe がループ状態に陥ります。この問題が発生した場合は、PC の電源切り、セカンダリ モニターの接続を解除してから PC を再起動してください。
- タスク バーのタッチ キーボード ボタンが予期せず表示されない場合があります。この問題が発生した場合は、タスク バーのコンテキスト メニューで [Show touch keyboard button] を選択します。
- ロック画面で Windows Hello の「Couldn’t turn on the camera (カメラをオンにできませんでした)」というエラー メッセージが表示されることがあります。
- [Settings]、[System]、[Display] の順に選択して画面の明るさを変更すると、設定アプリを閉じた後に設定が元に戻る場合があります。この問題が発生した場合は、アクション センター、電源管理のポップアップ ウィンドウ、または明るさを調整するキーで明るさを変更してください。
- [Settings]、[Devices]、[Wheel] の下にある [Add an app] ページで、Surface Dial のアプリ リストが表示されない場合があります。この問題が発生した場合は、画面下部の [Browse for an app] ボタンをタップして必要なアプリを選択してください。
- Miracast セッションで接続に失敗する場合があります。
- Netflix アプリでビデオ コンテンツが表示されず黒い画面が表示される場合があります。この問題が発生した場合は、Microsoft Edge で Netflix にアクセスしてビデオを視聴してください。
- 特定のハードウェアで Netflix アプリのビデオを再生するとクラッシュする場合があります。
- DPI が 150% 以上 に設定されているマシン (Surface Book などの高解像度デバイスなど) でサードパーティの UWP アプリがクラッシュする場合があります。
- Windows 8.1 からビルド 15002 に直接アップグレードすると、アップグレード プロセス実行中にストア アプリがすべて失われます。これらのアプリは、すべてストアから再ダウンロードできます。
- Microsoft Edge でナレーターを使用している場合、タブを切り替えているときやその他のナビゲーション コマンドをしようしているときに、「no item in view (ビューに項目がありません)」と読み上げられるかまたは何も読み上げられません。この問題が発生した場合は、Edge ブラウザーで Alt + Tab キーを押してフォーカスを移動し、さらに元の画面に戻るとナレーターが正しく内容を読み上げます。
アプリをインストールした直後に「Hey Cortana, play on 」と音声入力しても、正しく動作しません。インデックスが作成されるまで約 5 分間待機すると正しく動作します。 - 1 月 10 日追記: Microsoft Edge のタブを独立 (マウス操作でタブをドラッグし、別ウィンドウとして表示) させると、PC でバグチェック (ブルースクリーンならぬ「グリーン」スクリーン) が発生します。
- 1 月 10 日追記: デスクトップ (Win32) 版のゲームで一部の要素をクリックするとゲームが最小化し、復元できません。
このビルドをご活用いただき、ぜひご意見をお聞かせください。担当チームとカスタマー サポートがフィードバック Hub からのご意見をお待ちしています。
それでは頑張っていきましょう。
Dona <3