Windows と Office のリリース スケジュールがよりわかりやすくシンプルに
※本ブログは Windows Blog ” Windows and Office align feature release schedules to benefit customers” の抄訳です。
Windows 10、Office 365 ProPlus、System Center Configuration Manager の機能リリースが年 2 回に整理されることになりました。これにより、企業のお客様にとって更新スケジュールがよりわかりやすく、予測しやすいものになります。
Windows 10 は、Windows 史上最も速いペースで導入が進んでいる Windows バージョンで、月間アクティブ デバイス数は 4 億台を超え、企業への導入も拡大の一途を辿っています。その大きな理由は、Windows 10 がこれまでリリースされた中で最も安全なバージョンであること、そして、投資に対する経済効果が高い (英語) ことにあると言われています。こうした経済効果を生み出すカギとなっているのが、マイクロソフトが提供する機能やセキュリティ更新プログラムによって Windows 10 を常に最新の状態に保てることです。このアプローチの成果として、これまでは数年に一度必要だった Windows のデータを消去し置き換えるという大掛かりでコストのかかる展開作業を行う必要がなくなりました。
一方、マイクロソフト製品を今以上に簡単に展開、更新できるように、更新プログラムのサービス モデルをさらにシンプルで予測しやすいものにしてほしいという声も聞かれていました。
こうした声にお応えするために、マイクロソフトのお客様、特に Secure Productive Enterprise をご利用の皆様のために、Windows 10、Office 365 ProPlus、System Center Configuration Manager のサービス モデルを整理することにしました。
詳細は次のとおりです。
- Windows の機能リリース スケジュールを、Office 365 ProPlus と足並みを揃えるために、3 月と 9 月の年 2 回を目標とすることに変更します。このため、次回の Windows 10 の機能更新プログラムは 2017 年 9 月のリリースを予定しています。
- Windows 10 の各機能リリースの提供およびサポート期間は、18 か月間となります。これは現在の Windows 10 のアプローチと同様ですが、Office 365 ProPlus に合わせるため、企業にとってより予測しやすいものになります。
- さらに、System Center Configuration Manager でもこの新しい Office 365 ProPlus と Windows 10 の更新モデルがサポートされるため、どちらの製品もこれまで以上に容易に展開、更新できるようになります。
この変更は、Windows 10 と Office 365 ProPlus の展開とサービス利用をお客様がよりシンプルに行うことができるようにするために行ったものです。Windows、Office、E+MS の各チームは引き続き、展開がさらに容易になるための方法を検討してまいります。これについて皆様からのご意見もお待ちしております。
今回の変更についてご不明な点がある場合は、Microsoft Tech Community で開催される Windows as a Service の Ask Me Anything (AMA) セッション (英語) にご参加のうえ、マイクロソフトのテクニカル エキスパートまでご質問ください。