2018年1月19日 3:56 AM

Microsoft HoloLens 国内発売1周年!コミュニティの皆さまへの大感謝祭を開催

日本マイクロソフトは、Windows 10 を搭載した世界初の自己完結型ホログラフィック コンピューター「Microsoft HoloLens」が国内で発売されてから1周年となった2018年1月18日(木)に、これまで一緒に盛り上げていただいた開発者などのコミュニティの皆さまへの感謝祭を開催しました。コミュニティから220名が参加され、新たな Mixed Reality パートナーの発表があったり、世界最多となる100台以上の HoloLens を身に着けた記念撮影があったり、大変盛り上がった感謝祭の模様をご紹介します。

参加者全員での集合写真では、100台以上のHoloLens が集合しました。

 

最初に登壇した、日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 Windows & デバイスビジネス本部長 三上 智子からは、HoloLens の国内発売から1年の主な出来事をご紹介しました。

とくに、この1年間で、日本の開発者の皆さまが世界の中でもとくに前向きにいち早く HoloLens と Mixed Reality(MR / 複合現実)に注目して日々新しい Mixed Reality(MR / 複合現実)のアプリが生まれていることや、HoloLens の生みの親であるアレックス キップマンが、日本の開発者の盛り上がりを大変喜んで、昨年5月に日本マイクロソフトが開催した de:code 2017 に参加したことなどを振返りました。また、日本航空株式会社様や、小柳建設株式会社様三菱ふそうトラック・バス株式会社様と弊社による取組みや、N高等学校高校様Holoeyes 株式会社様での HoloLens を活用したユニークな取組みについても触れ、様々な法人のお客様とHoloLens 導入に向けた検討が着実に増えていることをご紹介しました。

今年(2018年)の目指す方向性として、「Mixed Reality と HoloLens がさらに世の中に定着すること」をあげ、「とくにエンタープライズのお客様で実際に使用される事例を増やしていくこと」、「パートナーを増やし、さらに日本初のビジネスソリューションやアプリケーションを作っていくこと」をご紹介しました。

弊社では、より多くの開発者や法人のお客様に Mixed Reality や HoloLens の活用に取り組んでいただくことを目的に、4月に「HoloLens アプリ開発コンテスト」を実施し、5月22日~23日に開催する de:code 2018 でその結果を発表することもご紹介しました。コンテストの募集要項などの詳細は後日、本 Windows Blog にてご案内します。

また、de:code 2018 に、マイクロソフト コーポレーションで Windows and HoloLens Experience のゼネラルマネージャーを務める Lorraine Bardeen の来日が決定したことを発表しました。こちらの詳細は、後日 de:code 2018 公式サイトでご案内します。

Microsoft Mixed Realityパートナープログラム 

マイクロソフトは、より多くのパートナー企業が、確かな開発スキルや知識に基づいて、法人のお客様に HoloLens や Windows Mixed Reality 対応デバイスを用いたソリューションを提供できるよう、Mixed Reality パートナープログラムを提供しています。昨年9月にパートナープログラムの国内展開と最初のパートナー3社を発表し、11月には新たに3社を発表しましたが、新たに、株式会社インフォマティクス様、KPMG コンサルティング株式会社様、株式会社南国ソフト様が加わったことを発表しました。3社様にはイベントにお越しいただき会場で記念撮影も行いました。

会場には HoloLens や Windows Mixed Reality ヘッドセットで現実空間に寄せ書きができる専用アプリ(株式会社ホロラボ 上山氏開発)や、アレックス キップマンの等身大パネル、日本で発売中の Windows Mixed Reality ヘッドセットが勢ぞろいしたコーナーなどをご用意し、皆さまに楽しんでいただきました。

株式会社ホロラボ CEOで HoloLens 開発者コミュニティ HoloMagicians を立ち上げられた中村 薫氏から、コミュニティの1年間の振り返りと今後に向けてお話しいただきました。また、中村氏より、HoloLens や Mixed Reality テクノロジーの活用事例の創出と社会実装の推進を目的に、IoTビジネス共創ラボと共同で、ビジネス向けxR(AR/VR/MR)コミュニティとして、xR ワーキンググループの立ち上げが発表されました。
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この1年間、コミュニティ活動や HoloLens、Mixed Reality に貢献いただいた方々の表彰も行いました。

 

パネルディスカッションでは、Microsoft Mixed Reality パートナープログラムの認定パートナーから、株式会社博報堂 須田和博氏、株式会社ハニカムラボ 河原田清和氏、KPMGコンサルティング 林泰弘氏に登壇いただきました。各社の取り組みや、HoloLens や Mixed Reality のビジネスにかける熱い想い、Microsoft Mixed Reality パートナープログラム認定に至った経緯やその強みなどをお話しいただきました。

 

マイクロソフトは、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしており、日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指しています。現実世界とデジタルの世界を融合できるMixed Realityは、物理的な空間を超えて他のユーザーとシームレスにつながるなど、世界中のお客様が、これまで不可能だったことを可能にする力を秘めています。
日本マイクロソフトは、コミュニティの皆さまやパートナー企業とともに、さらにMixed Realityの世界を拡げていくべく取り組んでいきます。引き続きMixed Realityにご注目ください。