2018年5月28日 5:21 AM

Mixed Reality × de:code 2018 開催レポート

日本マイクロソフトは、開発者向けのイベント de:code 2018 を5月22-23日に開催しました。その中でも、Mixed Reality (MR：複合現実) はメインテーマの一つとして、基調講演で取り上げられ、数多くのデモ体験ブースが提供されるなど、非常に盛り上がりを見せました。本ブログでは、de:code 2018 における MR の盛上りをご紹介します。

Lorraine Bardeen による基調講演

Microsoft Corporation, Mixed Reality Studio ゼネラルマネージャーの Lorraine Bardeen が基調講演に登壇し、Mixed Reality がビジネスの現場で、特に最前線で働く人々（ファーストラインワーカー）の働き方を如何に変革していくかについてご紹介しました。

Lorraine の基調講演のレコーディングはこちらからご確認いただけます（1:55:40～2:18:30）

Microsoft Corporation, Mixed Reality Studio, GM
Lorraine Bardeen

Microsoft 365 はマルチセンス、マルチデバイスを実現し、人こそが仕事や人生の中心となるプラットフォームを実現します。

MR をファーストラインワーカーのワークフローに組込みことで、作業効率や品質、コスト、時間など様々な観点で変革が行えます。特に、「遠隔支援」、「空間プランニング」、「トレーニング」、「コラボレーション」シナリオで有用です。また、現場の空間情報や IoT データと組み合わせることで、MR の活用が促進される。

ファーストラインワーカーの働き方を変革する、新しい２つの Mixed Reality ビジネスアプリケーション、「Microsoft Remote Assist」と「Microsoft Layout」の期間限定無料プレビューが基調講演当日(2018年5月22日)より開始されることを発表しました。

詳細はこちらのブログをご確認ください。

日本の事例として、東急建設株式会社様と株式会社インフォマティクス様の取組み、そしてJRCS株式会社様の取組みをご紹介しました。

Microsoft Mixed Reality パートナープログラム認定パートナーの発表

基調講演の最後に登壇した、日本マイクロソフト代表取締役社長の平野からは、Microsoft Mixed Reality パートナープログラムの認定パートナーに新たに４社が加わったことを発表させていただきました。

詳細はこちらのブログでご確認頂けます。

Microsoft HoloLens ソリューション体験デモブース

今回の de:code 2018 では、MRPP パートナー様を中心に HoloLens のソリューションを体験できるデモブースを11ブースご用意しました。各社が実際のお客様向けに開発を実施中のソリューションを中心に、様々なソリューションが用意され、法人市場における MR の広がりを実際に体感できるコーナーとなりました。

開発者コミュニティメンバーとのMeet up

de:code 2018 会場において、Lorraine と日本の MR/HoloLens 開発者コミュニティ「HoloMagicians」のメンバー、そして「xR 女子部」のメンバーとの Meet up を実施しました。コミュニティのみなさまから、Lorraine に対して様々な質問や開発されたアプリの紹介などが行われ、日本の MR/HoloLens の開発者のみなさまの熱気や盛上りが伺えました。