May 14, 2020 8:48 am

Microsoft 365 Apps for enterprise の配信を刷新する新しいイノベーション

※ 本ブログは、米国時間 5/12 に公開された “A new wave of innovation to help IT modernize servicing of Microsoft 365 Apps for enterprise” の抄訳です。

企業は、最も安全かつ生産的にユーザーに最新機能を提供する方法を常に模索しています。機能更新の頻度を高めて新機能や機能強化をいち早く使用できるようになったお客様から、エンド ユーザーの満足度が向上したという声を頂いています。昨今の世界的状況によって、デジタル改革がかつてないほど急速に進められており、IT 部門には、生産性を低下させずに企業全体のリモート ワークをサポートすることが求められています。リアルタイムでの共同作業のニーズが高まる中、コメント、未読ハイライト、@メンションなどの進化するコラボレーション機能の利便性が実証されています。このような最新機能をいち早く利用できるよう、Microsoft 365 Apps for enterprise の更新頻度を Current Channel* に設定いただくことをお勧めします。

複雑な環境を管理するためには新機能を検証する時間や高度なツールが必要ですが、重要なのは IT 部門の負担を増やさないようにすることです。このような要件にお応えするため、マイクロソフトは年間を通じてさまざまな新機能をリリースしています。また、先進的な管理 (英語) アプローチに基づいて、サービスの予測可能性、環境の正常性を管理する新ツール、問題解決プロセスの効率化といった数々のイノベーションの実現に注力しています。** このたび、新しい Monthly Enterprise Channel の一般提供を開始いたします。また、Microsoft 365 アプリの配信方法を刷新し、最新の生産性機能をお使いいただけるようになります。

新しい Monthly Enterprise Channel

更新チャネルを指定することで、IT 管理者が Microsoft 365 アプリの新機能をユーザーに配信する頻度を制御できます。これまでは、更新日を予測できないことやネットワーク負荷が高くなることを懸念し、リリース頻度が低いチャネルを選択するお客様も少なくありませんでした。新たに導入された Monthly Enterprise Channel では、このような懸念を払拭し、IT 部門の負担を軽減することができます。この更新チャネルを選択すると、リアルタイム共同作業などの生産性機能、信頼性やパフォーマンスに関する機能、セキュリティ更新プログラムなどの最新版を毎月 1 回の決まったタイミングで受け取ることができます。更新はすべて 1 つのパッケージにまとめられ、「パッチ チューズデー」と呼ばれる毎月第 2 火曜日に配信されます。

Monthly Enterprise Channel は毎月 1 回の更新のため、サービスの中断も少なく企業のネットワーク負荷も調整できます。既に配信の最適化などの機能も提供されており、新しいプログラムや定期更新プログラムをダウンロードするときの帯域幅の最適化にご利用いただけます。

Monthly Enterprise Channel では、更新頻度が高くても快適に変更管理を行えるよう、環境の正常性の強化、さらなる透明性、迅速な問題解決プロセスを実現する高度な機能を提供します。新しい更新チャネルの詳細、および既存の更新チャネルとの違いについては、こちらの記事をご覧ください。

Microsoft 365 管理センターのエクスペリエンスで Monthly Enterprise Channel をセットアップ (新しいチャネル名は 6 月 9 日より公開されます)

既存の Microsoft 365 アプリ チャネル名を変更

マイクロソフトでは、新しいチャネルを導入しながら既存のサービス モデルも日々改善しています。このたび、企業のサービス提供戦略に最適な方法を選んでいただけるよう、既存の更新チャネル (Insider、Monthly、Semi-Annual) をわかりやすい名称に変更しました。この変更は、Windows デバイスで実行される Microsoft 365 アプリにのみ適用され、Current、Monthly、Semi-Annual の各チャネルを選択できるようになります。テスト チャネルの名称は、Targeted から Preview になります。早期導入ユーザーや Insider ユーザーに向けた Insider プログラムは、Beta Channel として引き続き提供されます。更新チャネルの新名称についてはこちらの記事をご覧ください。

新名称 推奨される用途
Beta Channel Insider コミュニティに参加し最新ビルドを利用したい早期導入ユーザー、IT プロフェッショナル、開発者向け
Current Channel
(Preview)
新しい Current Channel リリースを早期に利用したい企業、または安定性を維持しながら新機能を早期に利用したい愛用者や早期導入ユーザー向け
Current Channel 最新の Office 機能とセキュリティ機能をいち早くエンド ユーザーに提供したい企業向け
Monthly Enterprise Channel 新機能を毎月 1 回の決まったタイミングで受け取りたい企業向け
Semi-Annual Enterprise Channel (Preview) 新しい Semi-Annual Enterprise Channel リリースのプレビュー機能を試したい企業向け
Semi-Annual Enterprise Channel 新しい Office 機能を展開するにあたり事前に十分に検証する必要があるデバイス向け (規制、政府機関、その他組織の要件への対応など)

新規テナントの既定の更新チャネルを Current Channel に変更

配信に関する新機能のほか、Microsoft 365 アプリを新規にインストールするテナントの既定の設定が Current Channel になります。この更新チャネルでは、運用環境に向けてコンプライアンスに準拠し、サポートが提供されるようになった機能を配信します。機能更新、最新のセキュリティ更新プログラム、品質更新プログラム、バグ修正の配信は、毎月 2 ~ 3 回です。この更新チャネルは、教育機関も含めあらゆる規模の組織で幅広くご利用いただけます。今回の変更は、2020 年 6 月 9 日にロール アウトが開始されます。既存テナントの既定の更新チャネルは変更されません。

クラウドへの移行フェーズにかかわらず、どの企業も合理的でコスト効率が高く安全な方法を求めています。今回の変更は、クライアント アプリケーション ソフトウェアの管理方法を刷新し、企業の競争力や生産性を強化するイノベーションの第一歩とも言えます。

5 月 27 日午前 9 時 (太平洋夏時間) に Ask Microsoft Anything セッション (英語) を開催しますので、ぜひご参加ください。Microsoft 365 アプリのデプロイに関するご質問にお答えします。

マイクロソフトでは、皆様からのフィードバックをお待ちしております。UserVoice (英語) までアイデアをお寄せください。

このほか、専用の Tech Community*** で質問したり、Deployment Insider チャネル (英語) で新規エピソードを視聴したり、早期提供機能を広範にデプロイする前に Office Insider プログラムで学習したりすることもできます。併せてご利用ください。

* 旧称 Office 365 ProPlus
** 追加機能は今年中に提供開始予定
***  Office 365 ProPlus コミュニティ

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