April 24, 2021 12:58 pm

Microsoft Edge のキッズ モード: 子どもが安全に閲覧できるインターネット空間を実現

投稿者 Liat Ben-Zur, Corporate Vice President

※ 本ブログは、米国時間 4 月 15 日に公開された “Introducing Microsoft Edge Kids Mode, a safer space for your child to discover the web” の抄訳を基に掲載しています。

インターネットはすばらしいツールです。クリックするだけで世界中の情報に即座にアクセスし、DIY ビデオなどの役立つコンテンツを見つけたり、ソーシャル メディアを通じて家族や友人とつながったりできます (個人的には、おもしろいニャンコ😸の画像を探すのが好きです)。さまざまなメリットがある一方で、オンラインには、子どもに見せたくないコンテンツや適切でない Web サイトが多数、存在するのも事実です。

現代の子どもは多くの時間をインターネットに費やしており、親子や家族間でデバイスを共有することもよくあります。このたび、マイクロソフトが開発を進めてきた Microsoft Edge キッズ モード (英語) の一般提供を開始いたします。キッズ モードは、共有デバイスでインターネットを閲覧する子どもに、安全なオンライン環境を提供します。

親子で嬉しい、新ブラウザー エクスペリエンス

保護者にとって大切なことは、身体的、精神的、感情的な有害な情報から子どもを守ることです。現実世界では、子どもがだれと一緒にいるのかを把握できますが、インターネットの世界では、子どもがどのような Web サイトやコンテンツにアクセスしているのか、心配は尽きません。この 1 年でインターネットの利用時間が著しく増加したため、こうした懸念がさらに深まっています。また、すべての家庭が子ども専用のデバイスを与えられるわけではありません。メイン PC を家族で共有することが多く、子どもの外出時に親のスマートフォンを持たせる家庭もあります。

キッズモード画像

マイクロソフトの調査によると、米国の保護者の約 50% が、「ハンドオフ シナリオ」と呼ばれる状況に該当します。これは、両親が仕事、夕食の準備、おもちゃの片付けなどのタスクに追われている間、子どもに共有デバイスを渡して Web を閲覧させるという、きわめてありふれた光景です。12 歳以下の子どもを持つ米国の保護者の 58% が、子どもがデジタル製品やサービスを使用する際の問題について憂慮しています。また、保護者による制限機能などがあることを知っていながら、実際に使用しているのはその半数ほどです。マイクロソフトがさらに調査を進めたところ、市場には優れたソリューションがあるものの、その多くはセットアップが複雑だったり、サブスクリプション契約が必要だったりすることがわかりました。さらに、もう一方のユーザーである子どものことを考慮しているサービスはほとんどありませんでした。

このようなことから、マイクロソフトでは Microsoft Edge に新しいモードをネイティブに組み込むことを決定しました。キッズ モードは、保護者がすばやく簡単に安心を得られるだけでなく、子どもが楽しめるように設計されています。内容を詳しくご紹介します。

Microsoft Edge でキッズ モードを使用する方法

Microsoft Edge でキッズ モードを使用する方法

キッズ モードを開始する方法は、とても簡単です。Microsoft Edge 右上のアカウント プロファイルをクリックし、[Browse in Kids Mode] を選択します。次に、子どもの年齢範囲を 5 8 歳か 9 12 歳のいずれかから選びます。以上で完了です。たったこれだけで、Microsoft Edge をすてきなキッズ モードの世界へと切り替えられます。

ステップ 1: アカウント プロファイルで [Browse in Kids Mode] を選択します。

ステップ 1: アカウント プロファイルで [Browse in Kids Mode] を選択します。

ステップ 2: 子どもの年齢範囲を選択します (5 ~ 8 歳または 9 ~ 12 歳)。

ステップ 2: 子どもの年齢範囲を選択します (5 ~ 8 歳または 9 ~ 12 歳)。

ステップ 3: キッズ モードを開始して、コンピューターを楽しく使用できます。

ステップ 3: キッズ モードを開始して、コンピューターを楽しく使用できます。

どちらの年齢グループにも、高レベルの追跡防止機能が既定で適用され、ほとんどのトラッカーがブロックされるため、プライバシー保護を最大限に高め、パーソナライズされた広告を最小限に抑えられます。Bing の厳格なセーフサーチにより、子どもがインターネットで検索する際には、成人向けのテキスト、画像、ビデオは表示されません。キッズ モードでは、年齢グループにかかわらず、アクセスできるサイトが制限されます。初期設定では子ども向けの人気サイトが 70 個許可されています。このリストは Microsoft Edge の設定でクリックするだけで自由にカスタマイズできます。許可されていないサイトにアクセスしようとすると、可愛らしいブロック ページが表示され、許可を得るか他のサイトにアクセスするよう促されます。

キッズモードのブロックされたサイトインターフェイス
9 ~ 12 歳の年齢グループを設定すると、[New Tab Page] のニュース フィードに MSN for Kids から収集した対象年齢向けの記事が表示されます。動物、科学、豆知識などのトピックがあり、手軽にアクセスして楽しむことができます。望ましくないサイトに不用意にアクセスすることがないように、キッズ モードをオフにするときには認証が必要です。

ニモ
リトルマーメイド
リメンバー・ミー

子どもがブラウジング エクスペリエンスをカスタマイズすることも可能で、新しい発見を始めるための楽しいブラウザー テーマを選択できます。マイクロソフトはディズニーと協力して Microsoft Edge 用カスタム テーマを作成しました。ディズニー映画の「アナと雪の女王」や「リトル・マーメイド」、ピクサーと共同制作した「ファインディング・ニモ」、「カーズ」、「トイ・ストーリー」、「リメンバー・ミー」などがあります。今後数か月以内に、ディズニーとピクサーの Microsoft Edge 用ブラウザー テーマをさらに追加する予定です。

キッズ モードの設計

キッズ モードは、インターネットを利用する子どもを守るために開発されました。まず、保護者がシンプルで直感的に使用でき、安心して管理できるエクスペリエンスを目指しました。保護者が許可サイトの追加、削除を簡単に行う方法、子どもが許可されていないサイトにアクセスしようとした場合の表示など、さまざまな視点からエクスペリエンスを検討しました。初期デザインが完成し、保護者グループに試してもらいました。そこで頂いた貴重なご意見を反映して、さらにエクスペリエンスを改善しました。

キッズ モードの設計

子どもが別のブラウザーを使用してしまうのではないかという大きな懸念があり、Edge エクスペリエンスを切り替えないようにする必要がありました。技術的なソリューションとして、キッズ モードを終了する際に大人の認証を必要とするようにしました。しかし、子どもがエクスペリエンスを切り替えないようにするには、ずっと使いたいと思わせる方が良いとわかりました。つまり、子どもが Web サイトを閲覧するときに使いたいと思う魅力的な環境を作成するのです。

まずは、大人用の Web ブラウザーとは明確に異なるキッズ モード用のデザインを作成しました。子どもに最適なデジタル エクスペリエンスには、明るい色使い、愉快なキャラクター、親しみやすい言葉遣いを採用しました。使いやすいタッチ対応レイアウトに仕上げるため、グラフィック デザイナーがさまざまなロゴやアイコンを考案し、ライターが楽しく読みやすいテキストを加えました。

キッズモードの動物

また、子どもは使い方を覚えて、自分好みにするのが好きです。そのため、いくつかのテーマを選べるようにしました。2 回のクリックで、好みの背景画像や色をブラウザーに設定できます。世界的に有名なアーティストやデザイン会社と協力し、子どもが喜ぶ Edge キッズ モード専用の美しい画像を揃えました。さらに、ディズニーやピクサーのテーマを設定すれば、ブラウザを開くたびにお気に入りのキャラクターに会うことができます。

キッズモードテーマピッカー

日々さまざまなタスクに追われている保護者の皆様に、この機能を役立てていただければ幸いです。この Microsoft Edge の新機能について、ぜひご意見をお聞かせください。今後の改善の参考にさせていただきます。今月は、他にもさまざまな新機能を発表しています。4 月の最新 Web エクスペリエンス ブログ記事 (英語) をご覧ください。Microsoft Edge をお持ちで、すぐにこの機能をお試しいただけます Mac やモバイル デバイスをご利用の方は、ぜひダウンロードしてご意見をお聞かせください。

こちらの Web サイト (英語) にて、今月リリースされたキッズ モードなどの Microsoft Edge の新機能を詳しく説明しています。

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