3月 8, 2022 12:37 am

あらゆる学習者向けにリテラシー ポートフォリオを拡張

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投稿者: Paige Johnson (Microsoft Education 担当バイス プレジデント)

あらゆる学習者向けに読み上げツールのリテラシー ポートフォリオを拡張

※ 本 Blog は、2022 年 3 月 2 日に投稿された Announcing an expanded literacy portfolio to reach every learner の日本語抄訳です。

世界中の教育者があらゆる人の学習促進に取り組んでいる一方で、パンデミックの影響を受けやすい児童・生徒の学力格差は広がり続けています。デジタルな読み上げツールを利用すれば、すべての生徒の能力を最大限に引き出せるようになります。リテラシー ソリューション (英語) は、さまざまな生徒のニーズに対応するために開発されました。1 高度な読み書き能力を身につけ成績の向上や学校外での成果につなげられるよう、すべての生徒に平等な機会が与えられるべきです。また、生徒の目標達成を支援する教師へのサポートも必要です。マイクロソフトは、あらゆる学習者を強力にサポートする、Microsoft Teams の新エクスペリエンスである Reading Coach と更新版 Reading Progress を発表しました。

Reading Coach の概要

適切なスピードで正確かつ意味が伝わるよう、流暢に音読することは、学校や社会で優秀な成績を収めるために必要なスキルです。2 また、高いリテラシー スキルを育むためには、単語の認識と文章を深く理解する能力も欠かせません。Reading Coach (英語) は生徒向けの音読練習ツールで、1 人ひとりのニーズに応じてパーソナライズされた課題を自動生成します。Reading Progress、Education Insights (英語)、イマーシブ リーダーなど、リテラシー スキル開発をサポートする既存のツール ポートフォリオを補完するため、Reading Coach が新たに追加されました。Reading Progress の課題をアップロードすると、生徒の苦手な単語を Reading Coach が自動的に認識し、追加練習の機会を設けます。この新機能では、正しい発音や音節の分け方をガイドしたり、語彙を連想させる画像を表示したりして、生徒が自信を持って音読できるよう前向きに支援します。Reading Coach と Reading Progress が連携してタイムリーに教師をサポートするため、教師は、節約した時間で生徒 1 人ひとりの学力や精神の育成に注力できるようになります。3

あらゆる年齢や能力のユーザーのリテラシー スキルを向上することを目指して、昨年 7 月、マイクロソフトはイマーシブ リーダーのテクノロジを活用した Reading Progress をリリースしました。そして、今回は平等な教育を支援する無料の読み上げツールである イマーシブ リーダー (英語) に、Reading Coach を組み込みます。これにより、あらゆるレベルの生徒が、さまざまな Microsoft 365 アプリでパーソナライズされた高品質な音読指導を利用できます。イマーシブ リーダーに組み込まれた Reading Coach がリアルタイムでサポートすることで、英語学習者や特別な支援を必要とする生徒が、Microsoft Translator などの機能を利用する際に、概念や文章をより深く理解できるようになります。


Reading Coach は教師にとって夢のようなツールです。生徒が文章を読み上げると、最も苦手な単語について即座にフィードバックが提示されます。生徒が改善したい単語を選択すると、Reading Coach が単語を音節で分割し、各音節をうまく発音できるように順を追って説明します。私たちが生徒に難しい単語を教えるときと同じことを Reading Coach AI で実現できるのは、すばらしいことです」― Angela Milversted (チノ バレー統合学区授業改善コーチ)


マイクロソフトは将来に向けたインクルーシブ学習に取り組んでおり、理論だけでなく実践的なリテラシー ソリューションをすべての生徒、教師、教育関係者に提供することを目指しています。Reading Coach は、2022 年夏までに Teams for Education で提供を開始する予定です。4

Reading Progress を更新

このたび、マイクロソフトの統合型読み上げツールのポートフォリオをさらに拡充するため、Reading Progress を更新します。このツールを使用すると、教師は、手順を示す便利なインサイトを手軽に活用して、生徒 1 人ひとりのニーズに適した音読学習の課題を作成できるため、時間を節約できます。1 分間に正しく読めた単語数、正解率、苦手な単語を測定および特定するだけでなく、この音読学習の 3 要素を追跡して、特定言語における表現やイントネーションのパターンである韻律を自動で検出します。韻律は音読において重要な要素であり、読解力にもつながります。流暢さや表現力が向上するとテキストをより深く理解できるようになります。また、今回の強化により 100 以上の言語がサポートされ、より有益なインサイトが得られるようになります。このツールを使用することで、だれもが安全で集中できる環境で、自分のペースで学習でき、教師は適切なタイミングでサポートできるようになります。さらに、生徒が苦手なフォニックス ルールを教師が把握し、インサイトを指導で活用できるようにします。5


Reading Progress は教師向けツールの中でも革新的なものであり、生徒が実際に楽しみながら積極的に音読スキルを向上できるすばらしい方法です」― Pam Allyn (リテラシー専門家)


すべての生徒が、成長と能力向上のために開発されたツールを利用できるようにすることが重要です。現在、Office 365 または Microsoft 365 のライセンスを使用しているすべての学校が、現時点で Reading Progress から無料で利用できる Teams の課題にアクセスできます。マイクロソフトは、2022 年夏に Reading Coach をリリースすると共に韻律とフォニックス ルールの機能を Reading Progress に追加します。6 これらのソリューションの詳細と利用方法については、Microsoft Education (英語) をご覧ください。


1 Effects of inclusion on the academic achievement and adaptive behaviour of children with intellectual disabilities (英語). Dessemontet RS, Bless G, Morin D. J Intellect Disabil Res. 2012 Jun;56(6):579-87. doi: 10.1111/j.1365-2788.2011.01497.x. Epub 2011 Nov
2 https://files.eric.ed.gov/fulltext/ED607625.pdf (英語)
3 Accelerated learning can counter learning loss | Harvard Graduate School of Education (英語)
4 北半球のみ
5 英語圏の市場のみ
6 北半球のみ

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