2022年7月12日 12:48 AM

ニコン・トリンブルが、HoloLens 2 と Trimble XR10 に装着し、照度に対応して濃度を調整するサングラス型アクセサリ Trimble HoloTint の国内販売を開始

2022年7月12日より、測量・測位ソリューションの開発、製造、販売を行う株式会社ニコン・トリンブル(本社:東京都大田区、代表取締役社長兼CEO:丹澤孝)が、Microsoft HoloLens 2 および Trimble XR10 専用のサングラス型アクセサリ『Trimble HoloTint(トリンブル ホロティント)』の国内販売を開始しました。

まぶしさをカットし画面の視認性を向上させる Trimble HoloTint

Trimble HoloTint は調光レンズを採用した Trimble XR10 ならびに HoloLens 2 専用アクセサリです。現実空間にデジタルのコンテンツを重ね合わせて表示する Trimble XR10 やHoloLens 2 はシースルーホログラフィックレンズを使用している為、周りの明るさの影響を大きく受けデジタルコンテンツが見えづらくなる場合があります。Trimble では周辺環境の紫外線量を感知し明るさを調整する調光レンズをサングラス型アクセサリ Trimble HoloTint に採用することで、環境に依存しないストレスフリーなデバイス利用を実現します。

周辺の紫外線量に応じて明るさを調整するTrimble HoloTint

Trimble XR10、HoloLens 2 専用に開発された調光サングラス

本製品は Trimble XR10 だけでなく HoloLens 2 でも使用できるよう開発されたアクセサリです。専用のアタッチメントを加えることにより、いつでもアクセサリを脱着することができるため、Mixed Reality デバイスの日常使いが可能となります。

Trimble XR10とTrimble HoloTint

HoloLens 2とTrimble HoloTint

 

 

 

 

サングラス型アクセサリ『Trimble HoloTint』の基本仕様

Trimble HoloTint は Trimble XR10、HoloLens 2 の前面に装着するサングラス型のアクセサリであり、基本仕様は以下の通りです。

  • フォトクロミック/フォトクロマティック(調光レンズ)

本アクセサリは調光レンズを採用しています。周辺の紫外線量に応じてレンズを暗くする特殊なコーティングがされている為、光量に応じて色合いのレベルを自動調整します。

  • レンズ濃度

暗い場所や通常の明るさの場所では可視光透過率(VLT)45.2%の間で調整し、明るい場所で使用する場合は VLT を最大11.0%まで調整します。

  • 色合いの調整スピート

レンズの色合い調整スピードは暗所から明所の移動の場合は約30秒、明所から暗所の移動の場合は約90秒で調整します。

  • 対応デバイス

Trimble HoloTint は HoloLens 2、HoloLens 2 Industrial Edition、HoloLens 2 Development Edition、Trimble XR10 に対応します。

Trimble HoloTint

周辺環境の明るさに依存したレンズ濃度の調整

 

【販売情報】

受注開始:2022年7月12日

販売窓口:ニコン・トリンブル社ビルディングソリューション推進部並びに認定販売店にて受注を開始

【価格】

  • Trimble HoloTint: 49,800円(税込み 54,780円)

 

本件に関する詳細は、以下のニコン・トリンブル社からのプレスリリースをご参照ください。

屋外でも3Dモデルをあざやかに重畳!照度に対応して濃度を調整するサングラス型アクセサリ『Trimble HoloTint』登場。|株式会社ニコン・トリンブルのプレスリリース (prtimes.jp)

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