Posts in HoloLens 2

HoloLens 2 を装着して、Holostruction を体験する人の様子
Mixed Reality

小柳建設が Holostruction 体験版アプリの無償提供を開始!

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小柳建設株式会社(新潟県三条市 代表取締役 CEO 小柳卓蔵)は、建設業の生産性向上を目指すソリューション Holostruction について、より多くの皆さまにご体験いただくことを目的として、「Holostruction体験版アプリ」をリリースしました。サービス提供は、2023年7月24日からです。ご体験にあたっては、まず Microsoft HoloLens 2 をご準備いただき、専用サイトよりお申込みの上、アプリをダウンロード後、すぐにご体験いたくことが可能です。 Holostructionとは 小柳建設は、Mixed Reality 技術を用いた建設業界の生産性向上を目指すソリューション Holostruction を2016年より日本マイクロソフト株式会社と連携して開発しています。また、小柳建設 加茂オフィスは Microsoft Base Niigata-Kamo としての運営もスタートしており、その枠組みにおいて、2022年度では、約550社、1,100名以上の全国各地におけるあらゆる産業・教育機関の皆さまに向けて、MR 技術をはじめとする最新テクノロジーに触れていただく機会を創出されました。 「Holostruction体験版アプリ」概要 数多くの皆さまにご体験いただく一方で、より手軽に皆さまにご体験いただく機会を創出できれば、今以上に業界全体の生産性向上に寄与できるのではと、小柳建設は考えました。そのため、「Holostruction体験版アプリ」は無償提供となります。より多くの皆さまにご体験いただくことをきっかけのひとつとして、今後も建設産業の課題解決に貢献できるよう、小柳建設は邁進してまいります。 ご体験までの流れ Microsoft HoloLens 2 をご用意ください 専用サイト(下段:体験版のお申し込み)よりお申込みをお願いいたします アプリをダウンロード後、すぐにご体験いただけます   詳細については、以下の小柳建設様のプレスリリースをご確認ください。 無償提供!『Holostruction体験版アプリ』登場 | 小柳建設株式会社 ()   関連情報: HoloLens… Read more

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株式会社インフォマティクスが MR ソリューション GyroEye の新バージョンをリリース!Microsoft Azure に全面的に対応し、より使いやすく

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株式会社インフォマティクス(本社:川崎市幸区大宮町1310、代表取締役 齊藤大地)は、Mixed Reality(MR)システムの最新版 GyroEye (ジャイロアイ)バージョンを2023年6月30日にリリースしました。本バージョンは、「誰でも手軽に AR/MR を体験」をコンセプトに開発されました。ベースとなるクラウドを Microsoft Azure に対応させた全く新しい GyroEye Web データコンバータにより、2次元図面や BIM/CIM データの変換に要する時間はこれまでの半分以下になりました。また HoloLens 2 や iPad/iPhone 向けに最適化された新 GyroEye ビューワは、ユーザーインターフェースが一新され、操作性の向上と共に、2点認識や空間を固定するアンカーなど新たな機能により精度と安定性の向上が図られています。   詳細については、以下のインフォマティクス様のプレスリリースをご確認ください。 株式会社インフォマティクスが、リニューアルバージョンGyroEye をリリース|株式会社インフォマティクスのプレスリリース ()   関連情報: HoloLens 2 / Mixed Reality 製品に関する情報はこちら 国内におけるHoloLens 2 / Mixed Reality… Read more

HoloLens 2 を装着してトレーニングする人の写真
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昭和大学とロケットスタジオが Mixed Reality を用いた看護基礎教育向けの新たな教育ツールを開発

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昭和大学(東京都品川区、学長:久光正)は、株式会社ロケットスタジオ(北海道札幌市、代表取締役:竹部隆司、以下 ロケットスタジオ)と協力し、Mixed Reality (MR) を用いた看護基礎教育を学ぶ新たな教育ツールを開発しました。シミュレータを用いた看護基礎教育にホログラム技術を融合することで、救命処置が必要な患者さんをより深く理解するための教育方略を体現できます。 [背景] 医療の現場では、高度かつ先端的な治療を要する患者さんが増えてきました。教育機関では、さまざまな患者の状態を作り出すことができるシミュレータを用いた実践教育が多く行われていますが、現実感を作り出すには限界がありました。そこで、現実世界と仮想世界が複合された空間を他者と共有することができる MR の手法を用いることで新たな教育ツールを作り出せないかと考え、日本マイクロソフト株式会社(以下 マイクロソフト)の技術支援のもと開発に取り組みました。 [新たな教育ツールの概要] 今回の初期導入では、将来医療従事者となる学生たちが「人の生命を守る」ためトレーニングする一次救命処置の場面を想定したソフトウェアを開発しました。Microsoft HoloLens 2 で動作するソフトウェアです。 HoloLens 2 を頭に装着してソフトウェアを起動した後、従来の物理的なシミュレータを眺めると、シミュレータのボディに沿って人型の 3DCG がホログラムで浮かび上がります。3DCG は腕や脚を含む全身で表現されるため、シミュレータが上半身だけであったとしても、HoloLens 2 を通すとあたかも全身が横たわっているように見えます。 この画期的なソフトウェアは、ロケットスタジオに HoloLens 2 用で動作するアプリケーション制作を依頼し、マイクロソフトとテクノロジーやシナリオに関するディスカッションを重ねながら開発を進めました。 [どのようにトレーニングするのか?] 準備する機材は、HoloLens 2 とシミュレータです。(昭和大学で使用しているシミュレータは、胸骨圧迫スキルの客観的なフィードバックが得られるレールダルメディカルジャパン株式会社のレサシアンQCPR を使用しています。) トレーニング者は、HoloLens 2 を頭に装着すると、駅のプラットフォームで倒れている傷病者の姿を見ることができ、倒れている人を助けるために一次救命処置を行うというシナリオです。 まずは、倒れている傷病者の肩を叩いて意識を確認し、「大丈夫ですか」の掛け声で準備が整います。次に、「1、2、3…」の声でタイマーがスタートし、救護活動のトレーニング開始となります。救護活動中は、一定のリズムで心臓を圧迫することを促すため、1分間に100回の速度で電子音が再生されます。また、AED を持ってきた人に対して「AED を使えますか?」と問いかける声がトリガーとなり 3DCG の上半身が裸になります。3DCG… Read more

HoloLens 2 を装着して体験する人
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次世代遠隔医療システム NURAS を体験展示。第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 出展リポート

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2023年5月12日(金)~5月14日(日)の3日間、日本マイクロソフトは株式会社ロケットスタジオと共同で、豊田市および名古屋市で開催された、第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会の次世代医療展示に出展しました。 Mixed Reality を実現する Microsoft HoloLens 2 のテクノロジーと、3D モーションセンサー Azure Kinect DK を活用した次世代遠隔医療システム「NURAS」(ニューラス、Nagasaki University Rheumatoid Arthritis remote medical System)を展示し、来場された多くの方々にご体験いただきました。 専門医過疎地域である離島・へき地など遠隔地にいる患者が、Mixed Reality などの活用により、リウマチ専門医による遠隔医療を、これまでよりも高い精度で受けることが可能となるシステムです。従来のテレビ電話あるいは Web 会議システムを用いても遠隔医療は可能ですが、関節を中心とした病変部位を平面映像 (2D) だけで観察および類推することしかできず、関節リウマチ診療に不可欠である正確な関節評価を行うことは困難です。本システムでは、マイクロソフトの「Azure Kinect DK」を深度センサーとして患者の前に置き、Mixed Reality を実現するデバイス「Microsoft HoloLens 2」を専門医が装着、コラボレーションツールの「Microsoft Teams」を使ってビデオ会議を行うことで、平面映像だけでは評価が困難な病変部位を立体的 (3D) かつリアルタイムに観察・評価できます。 <会場・展示ブースの様子> <NURAS デモ体験の様子> <HoloLens 2… Read more

man wearing hololens
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MR テクノロジーを活用した次世代遠隔診療システムを体験展示。第31回日本医学会総会2023 東京 博覧会 出展リポート

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2023年4月20日(木)~4月23日(日)の4日間、日本マイクロソフトは株式会社ロケットスタジオと共同で、東京国際フォーラム ホールEで開催された、第31回日本医学会総会2023東京 博覧会に出展しました。Mixed Reality を実現する Microsoft HoloLens 2 のテクノロジーと、3D モーションセンサー Azure Kinect DK を活用した次世代遠隔医療システムの実展開版を展示し、来場された多くの方々にご体験いただきました。 このシステムは、離れた場所にいるパーキンソン病の患者さんを診察するために開発されました。使用環境をほぼ限定せず、遠隔地にいる医師と患者が同一の空間を手軽に共有するオンライン診療を実現します。HoloLens 2 を装着した医師と患者の双方が Azure Kinect DK によって瞬時に 3D モデル化、転送されることで、医師には患者の、患者には医師の立体像が見え、あたかも対面しているかのような状況を創り出すことができます。お互いの姿が目の前にリアルタイムで再現されるため、実際に利用された患者からは「先生と直接会って診てもらっている感覚がある」「親しみやすく安心感がでる」など、多くの前向きな意見が出ています。そのような臨場感だけでなく、歩行や全身運動など個々の患者の動作分析ができ、蓄積されたそれらの情報から将来的には AI による診療補助にも繋げられる可能性があります。 <会場・展示ブースの様子> <MRを活用した遠隔診療デモ体験の様子>   <体験コンテンツ> <HoloLens 2、Azure Kinect DK> <株式会社ロケットスタジオのみなさま> 関連情報 HoloLens 2 / Mixed Reality 製品に関する情報はこちら 国内におけるHoloLens… Read more

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Mixed Reality / HoloLens 2 導入活用検討セミナー&デモ体験会 in 大阪を開催します

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2023年4月26日(水)に Mixed Reality および HoloLens 2 の導入活用検討セミナー & デモ体験会を開催いたします。セミナーでは、Mixed Reality や HoloLens 2 の基礎から、活用事例、現場ですぐに活用可能な MR ソリューションをご紹介し、実機にてご体験いただきます。Mixed Reality、HoloLens 2 をより体系的に学んでいただき、体験いただける機会となっております。 [セミナー詳細] Mixed Reality & HoloLens 2 導入活用検討 プライベートセミナー & デモ体験会 会場: Microsoft Base Osaka 住所: 大阪府大阪市中央区南船橋4-10-5 南船橋 SOHO 2F 日程: 2023年… Read more

HoloLens 2 attached to a hardhat
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全長 220 メートルの交差点工事現場で重畳誤差 5ミリを実現。HoloLens 2 に映る建設・土木業界の未来

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2023 年 1 月 25 日に、GIS(地理情報システム)や XR、AI 技術などを用いたソリューションを展開する株式会社インフォマティクスが、千代田測器株式会社とともに、東京鋪装工業株式会社、日本マイクロソフト株式会社の協力のもと、「複合現実 MR 技術を高精度に活用する最先端建設 DX 事例」を発表しました。 同日に予定されていた宮城県遠田郡美里町の道路拡張工事現場でのデモンストレーションは荒天のため中止となりましたが、東京鋪装工業の現場事務所で行われた記者発表にはオンライン含め多数のメディアが参加し、建設・土木業界を変革し得る高精度の実寸投影ソリューションの可能性を目撃しました。   現実の道路に寸分違わぬ完成形を重ねる MR 投影ソリューション 建設・土木業界では、労働人口の減少や労働環境の厳しさといった課題が指摘されており、国土交通省が ICT の全面的な活用などの施策を導入することで生産性の向上を図り、魅力的な建設現場を目指す取り組み「i-Construction」を推進するなど、デジタル技術の導入が進められています。 インフォマティクスの「GyroEye Holo 」のアドオン製品として動作するTS+(以下GyroEye Holo TS+)は、2D CAD 図面や 3D モデル、画像ファイルを MR データに変換するシステム「GyroEye Holo」と、株式会社トプコン社製の自動追尾トータルステーション「杭ナビ(Layout Navigator) 」との連携により、MR 表示位置の精度を向上させたシステムです。マイクロソフトの MR ヘッドセット「HoloLens 2」を通して、現実の空間に 2D 図面や… Read more

HoloLens 2を使う女性
Mixed Reality

マイクロソフトの HoloLens 2 と Mixed Reality へのコミットメント

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※本ブログ記事は、“Microsoft committed to HoloLens 2 and Mixed Reality”の抄訳です。 マイクロソフトの Mixed Reality チームを代表して、マイクロソフトの Mixed Reality に関するいくつかの重要な状況や考えを共有させていただきます。こちらのブログ記事は、弊社の HoloLens 2 や Mixed Reality テクノロジに対するコミットメントを、皆様によりご理解いただくことを目的としております。 企業や組織のお客様が引き続き HoloLens 2 および 関連するプラットフォームを皆様の業務でご活用いただけるよう、マイクロソフトは HoloLens 2 の生産、そして毎月のソフトウェア更新プログラムを含むサポートを継続してまいります。また、Dynamics 365 Guides と Remote Assist についても同様に、お客様のご要望にお応えできるよう、継続してアップデートを行ってまいります。HoloLens と Dynamics 365 は、あらゆる産業用メタバース(インダストリアルメタバース)を展開するうえでの重要なコンポーネントであり、フィールドサービス、工場のオペレーション、およびその他の多くのユースケースにおいて、デジタルトランスフォーメーションのメリットを最前線で活躍するフロントラインワーカーの皆様にご提供しています。詳細につきましては、HoloLens プラットフォームの進捗状況とお客様の事例をご紹介したブログ記事「HoloLens… Read more

People using virtual reality hardware
Mixed Reality

An unconventional approach that spawns new forms. Possibilities in new live entertainment that fuses traditional performing arts with mixed reality —Report on MR kabuki viewing event—

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This blog post is an abridged translation of the English translation of the blog post - "型破りは、やがて新たな型となる。伝統芸能と Mixed Reality が融合した新たなライブエンターテイメントの可能性〜MR 歌舞伎鑑賞会体験レポート〜 - News Center Japan ()." A groundbreaking experiment using mixed reality (MR) technology was conducted at ”Japanese Ghost Story… Read more

ハイブリッド ワーク 2022 ~リモート ワークの先へ! 新しい働き方の多様性~
Microsoft 365, Surface, Windows 11

イベントレポート:ハイブリッド ワーク 2022 ~リモート ワークの先へ! 新しい働き方の多様性~

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日本マイクロソフト自身の実践から得た知見やベストプラクティス、ソリューションをご紹介する「ハイブリッド ワーク 2022 ~リモート ワークの先へ! 新しい働き方の多様性~」が6月9日(木)に開催されました。ご視聴いただいた982名の皆さまには、この場を借りてお礼申し上げます。ライブ中継された本イベントは7月1日(金)から9月30日(金)までオンデマンドでもご視聴いただけます。こちらのイベントレポートともにぜひご覧ください。 マイクロソフトはなぜ “ハイブリッド ワーク” に挑むのか? ~ パンデミック対応で学んだ光と影 ~ COVID-19 (新型コロナウイルス感染症)は私たちの働き方を大きく変えました。過度なリモートワークは人間関係の構築や共同作業において「負の側面」が浮かび上がる一方で、この状況下で新たな業務スタイルや人生設計に挑戦する人たちが現れ、組織力や環境負荷に対する利点も見えてきました。マイクロソフト自身が実施してきた様々な調査結果を基に「日本マイクロソフトの ハイブリッド ワークの試み」についてお伝えしました。 日本マイクロソフトのワークスタイル変革の指針 より社会に貢献していこうという【社会づくり】 イノベーションのスイッチとして重要な人の活躍や安心を提供していく【人づくり】 新しい仕事をつくっていこう、デザインしていこう【仕事づくり】 日本マイクロソフトでは、大きくこの3つの指針を軸にワークスタイル変革を進めています。 この方針は2018年に、組織を横断して結成された「ワークスタイル変革チーム」が発足した際に定められました。日本マイクロソフトでは2007年から在宅勤務を制度化し、「いつでも、どこでも、活躍できる」フレキシブルワーク環境に取り組んできましたが、同時に業務プロセスを見直し、ルーティンワークをできる限り自動化するなどして、さらなる変革に挑戦してきました。 手島 「いわゆるピラミッド構造の組織モデルではなく、ホラクラシー(意思決定やマネジメントを自律的なチームに分散し、それぞれのチームが能動的に活動する組織管理システム)な分散型ネットワーク型で考え、プロジェクトの目的にあわせてオーナーを決め、仲間が協力して知恵を出し、議論を交わしながらドライブしていくようなコラボレーション、メンバーの組み方を進めてきました」 日本マイクロソフトでは、2019年に社員一人一人が、仕事(ワーク)や生活(ライフ)の事情や状況に応じた多様で柔軟な働き方を、自らがチョイス(選択)できる『ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏』を実践して注目を集めました。手島は当時のことを次のように説明しています。 手島 「メディアでは『マイクロソフトが週休3日制になった』と報道されて、周りからの反響も大きかったのですが、週休3日制を目標にしていたわけではありません。社員自身が考えるベストな働き方に対して、リテラシーを持ってどう取り組んでいくのか、その調整の場を作ったということだけです。言い換えれば、毎日の選択肢をどのようにベストな結果に導けるかに取り組んだと言えます」 そんな日本マイクロソフトでも、COVID-19への対応に際して、新たな課題が現れました。関係者が衝撃を受けたのは、激しいリモートワークが組織のエンゲージメントを低下させているという調査結果です。一方で、COVID-19と共生、あるいは終息したあとで、35%の社員がフルリモートを、63%の社員がハイブリッドワークを希望し、従来と同じように働きたいと考える社員はわずか2%と、以前のように朝出社し、夜退社するような働き方には戻りたくないと考えていることも明らかになりました。 手島 「今はどんどん物事が多様化されています。今後は世界中どこにおいても、この多様化は進んでいくでしょう。主体性の軸と、多様性の軸をどのように、働く人、1人1人が考えるのかが肝心だと思います。例えば、これまでは福利厚生の制度によるワークライフ バランスを受け取ってきたわけですが、これからはバランスを“とる”のではなく、バランスを“選択する”ことが重要だと考えています。選択をするためには、その人のやりがいのスイッチを明確にすることが必要であり、そのために『こういうこうとやりたい』『もっとこうしたい』という創造性を増やしていく必要があります。このやりがいを創造して、引っ張っていくことが、いま日本マイクロソフトで1番力に入れていることです」 織田 「主体性は正直、あまり出してはいけないのではないかと最初の頃は考えていました。あまり出してしまうと別の道を…というような印象が我々世代にはありました。ただ、皆さん当たり前ですが、やりがいのスイッチはそれぞれ持っているのですよね。ハイブリッドワークになって、それが主張しやすくなったと感じています。自分自身の仕事の役割もあるし、責務ありますが、そもそも何をしたいのか、目的はなにか、そういうところに自分の強い思いや意思があって、ようやく、多様化された環境の中で、いろんな人とコラボレーションしながら、創造性が育まれるのだと思います。主体性をどう引き出すかが、最も大事だと思います」 個人と組織のパフォーマンスを引き出す鍵となる! 従業員エクスペリエンスの真価 ウェルビーイングや従業員エクスペリエンスへの関心が高まっています。これらは単なるトレンドワードではなく、組織運営や経営課題の解決手法として、海外で注目を集め、日本でも多くの企業が取り組み始めています。2つめのセッションでは「従業員エクスペリエンス」の価値について、日本マイクロソフトの人事や市場動向の観点からお届け致しました。 Microsoft VivaやTeamsのマーケティングを担当する加藤は “従業員” にまつわる調査データを取り上げ、9割以上の従業員が学習や人材育成に積極的な投資を行う企業で長く働きたいと答え、企業側から見た際もエンゲージメントの高い従業員はそうでない従業員よりも職場への定着率が12倍高く、ビジネスへの直接的な還元という点においてもエンゲージメントの高い組織は顧客満足度において10%高い、と従業員エンゲージメントの重要性を説明しました。   加藤 「日本マイクロソフトの調査では、53%の社員が以前と比べて仕事よりも健康を優先するようになると回答しています。これはリモートワークでの孤独感が強まっていることを示していると思われます。リモートワークの普及により、企業には以前と異なる価値感が求められています」… Read more