2023年5月19日 2:19 PM

次世代遠隔医療システム NURAS を体験展示。第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 出展リポート

2023年5月12日(金)~5月14日(日)の3日間、日本マイクロソフトは株式会社ロケットスタジオと共同で、豊田市および名古屋市で開催された、第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会の次世代医療展示に出展しました。

Mixed Reality を実現する Microsoft HoloLens 2 のテクノロジーと、3D モーションセンサー Azure Kinect DK を活用した次世代遠隔医療システム「NURAS」(ニューラス、Nagasaki University Rheumatoid Arthritis remote medical System)を展示し、来場された多くの方々にご体験いただきました。

HoloLens 2 を装着して体験する人 AKDK の前で手を振る人 ホログラム映像

専門医過疎地域である離島・へき地など遠隔地にいる患者が、Mixed Reality などの活用により、リウマチ専門医による遠隔医療を、これまでよりも高い精度で受けることが可能となるシステムです。従来のテレビ電話あるいは Web 会議システムを用いても遠隔医療は可能ですが、関節を中心とした病変部位を平面映像 (2D) だけで観察および類推することしかできず、関節リウマチ診療に不可欠である正確な関節評価を行うことは困難です。本システムでは、マイクロソフトの「Azure Kinect DK」を深度センサーとして患者の前に置き、Mixed Reality を実現するデバイス「Microsoft HoloLens 2」を専門医が装着、コラボレーションツールの「Microsoft Teams」を使ってビデオ会議を行うことで、平面映像だけでは評価が困難な病変部位を立体的 (3D) かつリアルタイムに観察・評価できます。

<会場・展示ブースの様子>

プライマリケア連合学会学術大会入り口の看板の写真 NURAS展示ブースの様子 展示ブースにあるNURASの説明書き看板の様子

<NURAS デモ体験の様子>

HoloLens 2 を装着して体験する人と、ガイドするスタッフの様子 HoloLens 2 を装着して体験する人と、ガイドするスタッフの様子 AKDKの前に立ってスキャンされる人

<HoloLens 2 から見える体験コンテンツ>

HoloLens 2 から見えるホログラム映像

<株式会社ロケットスタジオのみなさま>

ロケットスタジオの社員様4名が立っている集合写真

関連情報

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