Microsoft Viva Engage を発表

※ 本 Blog は、米国時間 2022 年 7 月 19 日に投稿された Announcing Microsoft Viva Engage. の日本語抄訳です。

ハイブリッド ワークとリモート ワークが普及し、人々は互いのつながりや組織のミッションとの結び付きを感じにくくなり、職場での人間関係と連帯感が希薄になっています。経営陣は、従業員の期待に応える革新的な従業員エクスペリエンスを提供しながら、日常業務に帰属意識、連帯感、インスピレーションをもたらす責務を負っています。マイクロソフトの「Work Trends Index」によると、経営陣の 43% (英語) は、人間関係の構築がハイブリッド ワークとリモート ワークの最大の課題であると考えています。それでも、組織の成功にとって社会関係資本の構築は欠かせません。本日、Microsoft Inspire で Microsoft Viva Engage を発表 (英語) しました。これは Microsoft Viva の最新アプリで、従業員やチームが、職場で最高のパフォーマンスを発揮し、積極的に発言し、組織の一員であることを実感できるようにするために設計されました。Viva Engage により、すべての従業員のコミュニケーションと関与の機会を広げることで、経営陣は新たな方法によって、社内で文化を形成できるようになります。Yammer を基盤として構築された Viva Engage は、全社的に従業員を結び付け、経営陣や他の従業員とつながり、質問に対する答えを見つけ、ユニークなストーリーを共有し、仕事での居場所を見つけられるようにします。

Microsoft Viva Engage の紹介 – YouTube (英語)

Microsoft Viva Engage の紹介

Viva Engage は、デジタル コミュニティ、会話、自己表現ツール用のソーシャル アプリです。Teams および Microsoft 365 向けのコミュニティ アプリの既存の機能を基盤として、従業員をつなげ、それぞれの場所から Microsoft Teams および Microsoft 365 上に集まることにより、全員が貢献し、自分を表現できます。また、Microsoft Viva スイートの不可欠な要素である Viva Engage は、Viva コネクションと Viva トピックに寄与し、時間と共にコミュニティ、会話、ナレッジのエクスペリエンスを Viva の他の領域に拡張します。

仕事でつながり、共有し、居場所を見つけるための新たな方法を提供する Microsoft Viva Engage

経営陣にとって、Viva Engage はニュースや戦略を共有し、文化を形作り、従業員と話し、会話に参加する場所です。バーチャル イベント、ピン留めされた会話、Teams、Outlook、Viva コネクションにわたる通知によるお知らせ機能などがあります。

従業員にとって、Viva Engage はコミュニティおよびプロフェッショナル ネットワークを構築し、自分の業務や考え方を共有し、質問に対する答えを見つけられる場所です。Storyline と Stories、Best Answers、@メンション、トピックなどの機能によって参加を促し、従業員間のコミュニティと信頼関係を構築します。

https://youtu.be/r3h7d8QQghI (英語)

Storyline と Stories で自己表現

Viva Engage では、Storyline を通して、独自の観点を広く共有する新しい方法を導入しています。Storyline を共有する方法は 2 とおりあります。投稿と Stories です。
リンク、ファイル、写真、動画を含む充実した内容の投稿を作成します。こうした投稿は Microsoft Viva コネクション、Outlook、Teams、Yammer のフォロワーと同僚に届き、注意を引き付けます。フォローしているユーザーやお勧めの同僚による Storyline 投稿のフィードは、新しい Storylines タブで確認できます。

ネットワークから投稿された Storyline の AI ベース フィードを提供する Viva Engage の Storylines タブ

Stories (短い動画や写真) を共有することもできます。親しみやすく楽しい方法で、一緒に働いている関係者や興味深い同僚と情報交換し、つながりを保つことができます。

ストーリーを作成またはアップロードして、簡単な現状報告、体験の共有、マイルストーンのお祝い、既存コンテンツの強化が可能です。

Web またはモバイルから簡単に Stories を作成、アップロード可能

Stories は、カルーセルで Storyline の上部に配置されます。また、Outlook、Teams、Yammer といったよく利用される Microsoft アプリにも表示されるため、簡単に見つけることができます。

新しい Storyline エクスペリエンスとカルーセルで表示される Stories のコレクション

どこからでもディスカッションに参加

Viva Engage では、働く場所やワーク スタイルを問わず、すぐにコミュニティを利用できます。Viva Engage をインストールしてピン留めすると、Microsoft Teams の Web、デスクトップ、モバイルの各バージョンで表示され、直ちに共有を開始できます。

Viva Engage は iOS 版および Android 版 Teams モバイル アプリ内で利用可能

Viva Engage 導入に向けて

Viva Engage は従業員エクスペリエンスのための Microsoft Viva スイートの一部であり、現在の Microsoft 365 の法人のお客様すべてに追加費用なしでご利用いただける予定です。アプリを使用するためには、Yammer ライセンスを所有している必要があります。8 月下旬に、Teams のコミュニティ アプリは「Viva Engage」に名称が変更されます。管理者による対応は必要ありません。同じく 8 月下旬に、Storyline のパブリック プレビューが開始されます。

詳細については、こちらの記事 (英語) をご確認ください。