2022年10月27日 8:41 PM

Windows 10 2022 Update の入手方法

Windows 10 2022 Update の入手方法

John Cable (Windows Servicing and Delivery グループ、プログラム マネージメント担当バイス プレジデント)

※本ブログは、米国時間 10 月 18 日に公開された “How to get the Windows 10 2022 Update” の抄訳を基に掲載しています。

マイクロソフトでは、皆さまの PC がハイブリッド ワークや学び、エンターテイメント、ゲームなどで日常的に担っている重要な役割を認識しており、Windows 10 をご利用いただいているユーザーをサポートすることに全力を注いでいます。そして、本日、Windows 10 2022 Update (Windows 10 バージョン 22H2) の提供開始を発表いたします。ユーザーからのフィードバックに基づき、高速で信頼性の高い更新エクスペリエンスを通じて、新機能を提供しています。Windows 10 2022 Update は、最近の Windows 10 機能更新プログラムの傾向を踏襲し、サービス テクノロジを活用して最適化された方法で配信されます。

範囲を絞って効率化された更新プログラム

Windows 10 2022 Update は、品質、生産性、セキュリティなどの既存の機能領域における総合的な Windows エクスペリエンスの質の向上に重点を置いた、範囲を絞ったリリースです。サービス テクノロジ (月例更新プログラムのプロセスなどに使用) を活用した Windows 10 2022 Update を配信し、フィードバックに基づいてユーザーのニーズにお応えします。Windows 10 バージョン 20H2 以降を実行しているデバイスをお使いの一般および商用ユーザーの方は、Windows 10 2022 Update を高速インストールできます。Windows 10 2022 Update の Home および Pro エディションのサービス期間は 18 か月、Enterprise および Education エディションのサービス期間は 30 か月です。詳細については、Microsoft ライフサイクル ポリシーのサイトをご確認ください。2025 年 10 月 14 日まで、Windows 10 の少なくとも 1 つのバージョンについてはサポートを継続します。

Windows 10 2022 Update の入手方法

Windows 10 2022 Update は、Windows 10 バージョン 20H2 以降を実行しているデバイスのうち、ユーザーが最新の機能に関心があり、今回のリリースをデバイスにインストールする準備ができている場合にご利用いただけます。新しいリリースをインストールするには、Windows Update の設定を開き ([設定] > [更新とセキュリティ] > [Windows Update])、[更新プログラムのチェック] をクリックします。対象のデバイスでは、Windows 11 へのアップグレードを選択するオプションも表示される場合があります。更新プログラムが表示されたら、[ダウンロードしてインストール] をクリックするだけで開始できます。ダウンロードが完了し、機能更新プログラムをインストールする準備ができたら、更新時に作業を中断せずに、インストールを完了してデバイスを再起動するのに都合のよい時間を選択できるよう、マイクロソフトから通知が届きます。Windows 10 2022 Update のロールアウトの状況、既知の問題や最新情報については、Windows リリース正常性のページをご確認ください。

法人のお客様向けの情報

法人のお客様には、対象指定の展開を開始して、アプリ、デバイス、インフラストラクチャが新しいリリースで想定どおりに動作することを検証していただくことをお勧めします。Windows 10 2022 Update は、Windows Server Update Services (Configuration Manager を含む)、Windows Update for Business、ボリューム ライセンス サービス センター (VLSC) で提供されています[1]。Windows 10 バージョン 22H2 をサポートする IT ツールの詳細については、Windows IT Pro ブログの記事 をご確認ください。

セキュリティと生産性を維持

Windows の最新バージョンを使用することで、最新の機能、セキュリティの強化とコントロールが提供されることを、これまで一貫して述べてきました。皆様には、デバイスを Windows 10 の最新バージョンに更新していただくか、対象のデバイスを Windows 11 にアップグレードしていただくことをお勧めします。

念のためにお伝えすると、Windows 10 バージョン 21H1 のすべてのエディションは、2022 年 12 月 13 日にサービス終了となるため、これらのデバイスを対象とした Windows 10 2022 Update への更新が今月中に開始される予定です[2]。Windows 10 バージョン 20H2 の Enterprise および Education エディションは、2023 年 5 月 9 日にサービス終了となります。上記の日付を過ぎると、Windows 10 バージョン 20H2 および 21H1 を実行しているデバイスでは、最新のセキュリティ脅威からの保護を含む月例セキュリティ更新プログラムと品質更新プログラムが提供されなくなります。

マイクロソフトは、Windows 10 2022 Update と Windows 11 へのアップグレードの両方のエクスペリエンスを注視し、Windows リリース正常性ハブ@WindowsUpdate を通じて、機能更新プログラムと月例更新プログラムにおけるロールアウトの状況、既知の問題 (未解決および解決済み) に関するタイムリーな情報をお伝えしてまいります。引き続き、新しい更新プログラムに関するご意見やご提案をぜひフィードバック Hub からお聞かせください。

注:

[1] ボリューム ライセンス サービス センターでは、すべての製品、市場、言語でダウンロードできるようになるまでに 1 日かかる場合があります。

[2] Windows 10 バージョン 21H1 の Home および Pro (ドメイン未参加) エディションを実行しているデバイス

編集メモ: 2022 年 10 月 18 日 – 更新の範囲に関する上記のパラグラフは、最初の公開後に変更されました。

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