Microsoft Teams の新機能 | Microsoft Ignite 2022
※本ブログは、米国時間 10 月 12 日に公開された “What’s New in Microsoft Teams | Microsoft Ignite 2022” の抄訳を基に掲載しています。
本日は、チームワークの柔軟性を高め、さらに簡単かつインクルーシブなものにする Microsoft Teams の最新のイノベーションをご紹介します。この記事では、Microsoft Ignite で発表された Teams の機能やソリューションの詳細をご説明します。
さまざまな場所からオンラインでつながっている今日の従業員を支援する Microsoft 365 と Microsoft Viva のイノベーションについては、Microsoft 365 の新機能に関するブログ記事をご覧ください。
会議
Microsoft Teams Premium
Teams Rooms とデバイス
Microsoft Places
チャットとコラボレーション
Teams 電話とコンタクト センター
コラボレーション アプリ
現場担当者向け機能
会議に関する新機能
Microsoft Teams の Mesh アバター
Mesh アバターを使用すると、Teams 会議にアニメーション表示する自分の姿を柔軟に選択してカスタマイズできます。身体的特徴からアクセサリまで、数百種類のオプションを使用して、最大 3 つのユニークなアバターをデザインすることができます。音声に反応して動く Mesh アバターを Teams 会議で使用し、種類豊富なリアクションを選択すれば、カメラをオンにしなくても自分を表現できます。Mesh アバターは、標準の Teams 会議エクスペリエンスでプライベート プレビューのお客様に提供されています。Mesh アバターに関心があり、まだ Teams 技術導入プログラムへの参加がお済みでない組織のお客様は、こちら (英語) からサインアップして、最新情報をご確認ください。
Excel Live
Excel Live は、参加者が会議画面から直接 Excel ファイルを操作、編集できるパワフルな新機能です。デバイス上で Excel を起動する必要もありません。共有の会議ウィンドウがインタラクティブなキャンバスになり、会議画面を離れたり、ファイルを個別に開いたりする手間が省けます。Excel Live は今月からロールアウトが開始されます。詳細はこちら (英語) をご覧ください。
Teams 会議の共同編集用コメント
共同編集用コメントは、Microsoft Whiteboard の充実したツールセットとキャンバスを活用した機能で、Teams 会議で共有されているコンテンツに直接描画、入力、反応することができます。今回、共同編集用コメントの一般提供が開始されました。
PPT Live のカメオ
PowerPoint のカメオは、Teams のカメラ フィードをプレゼンテーションにシームレスに統合する機能で、発表者が自分をスライドのどこにどのように表示するかをカスタマイズできるほか、表示を最適化するための推奨デザインも用意されています。今回、Microsoft Teams で PowerPoint Live のカメオの一般提供が開始されました。
Together モードの新機能: 座席の割り当てと全員への Together モードの選択
Together モードでは、オンライン会議中に参加者全員が同じ空間に集まっているような感覚を味わえます。Together モードの最新機能により、会議の開催者や発表者は Together モード ビューで会議の参加者に座席を割り当てたり、参加者全員に Together モードを選択して同じ画面を表示したりできます。今回、Microsoft Teams でこれらの Together モードの新機能の一般提供が開始されました。
投票に関する新機能
Teams 会議の投票機能により、さまざまな方法で会議の参加者とやり取りしたり、会議で迅速に意思決定を行ったり、相互の対話を促進して活発なやり取りを続けたりできます。本題に入る前に参加確認や話のきっかけとして使用できるほか、選択形式の投票で好きな提案に投票してもらったり、提案に順位を付けてもらったりできます。今回、Teams の投票機能の一般提供が開始されました。
Microsoft Teams Premium
Teams Premium は、より良い会議を実現する新しいアドオン SKU です。Teams Premium は、Teams の使い慣れたオールインワンのコラボレーション エクスペリエンスをベースとしており、1 対 1 のミーティングから大規模な会議、オンラインでの面談、ウェビナーまで、あらゆる会議がさらにパーソナライズされ、インテリジェントかつ安全なものになります。プレミアム機能は、Teams Premium のパブリック プレビューで 12 月からロールアウトが開始されることを予定しています。Teams Premium の一般提供開始は 2023 年 2 月を予定しています。また、インテリジェント会議などの新しい AI 機能も、2023 年上半期中にロールアウトが開始される予定です。こちら (英語) からサインアップして、パブリック プレビューに関する最新情報をご確認ください。詳細については、Teams Premium に関するブログ記事 (英語) も併せてご覧ください。
会議ガイド
会議ガイドを使用すると、ディスカッションのトピックや参加者に応じて適切な会議の設定を簡単に選択できます。ロビーで待機せずに直接会議に参加できるユーザーや、発表を許可するユーザーなど、事前設定済みの会議オプションにより、会議の設定を効率化して、ディスカッションそのものに集中できます。この機能では、ベスト プラクティスやポリシーを順守しつつ、スケジューリングの時間を短縮できます。
カスタムの会議ブランディング、組織全体で共通の背景、Together モードのカスタム シーン
Teams ロビーのカスタム ロゴおよび背景、組織全体で共通のカスタム背景、Together モードのカスタム シーンにより、企業ブランドを体現し、オンライン会議に反映させることができます。
透かし、エンドツーエンドの暗号化、秘密度ラベルなどの高度な会議保護機能
Teams Premium の高度な会議保護機能により、機密性の高いディスカッションやコンテンツを保護できます。透かしや録画を許可するユーザーの制御などの新しい会議オプションにより、機密性の高いディスカッションに対しても適切な措置を講じ、情報を保護できます。また、高度なセキュリティ要件を満たす必要がある Microsoft 365 E5 のお客様向けに、Microsoft Purview Information Protection の秘密度ラベルを活用する機能も導入されます。コンプライアンス管理者が、会議オプションを既存の秘密度ラベルに関連付けるように定義することで、適切なオプションが適用されます。
インテリジェント リキャップ
多数の会議が開催されても、私たちの 1 日の時間は限られています。多くの優先事項が競合する中で、欠席した会議の内容を後から確認したり、以前のディスカッションを参照したりするために、文字起こしや録画に目を通す時間を減らすことが重要です。インテリジェント リキャップを使用すると、自分にとって最も重要な情報を発見できるようにパーソナライズされた会議のハイライトを確認できます。会議疲れを軽減し、常に情報を把握できるようにするインテリジェント リキャップの機能は以下のとおりです。
- AI によるタスクの生成: 会議中と会議後に AI を使用して会議からタスクを生成し、アクション アイテムを見逃さないようにします。すべての会議に出席してくれる仮想アシスタントのような役割を果たします。
- チャプターの自動生成: 録画の再生位置を簡単に移動して、会議のディスカッションの内容を把握できます。
- パーソナライズされたタイムライン マーカー: このマーカーは、自分だけに表示され、文字起こしの中で自分の名前が言及されたとき、画面が共有されたとき、自分が参加および退出したときなど、会議の録画における重要な瞬間を強調します。
- 文字起こしのインテリジェント検索: 文字起こしの発言者の候補が表示されます。普段から連携して業務を行っているユーザーに基づいてパーソナライズされるため、文字起こしをすばやく検索できます。
キャプションのリアルタイム翻訳
キャプションのリアルタイム翻訳では、AI によるリアルタイム翻訳が 40 言語で提供され、会議の参加者は自分の言語でキャプションを読むことができます。会議の開催者が Teams Premium を利用している場合、会議の参加者全員がキャプションの翻訳を利用できます。これにより、言語の壁を取り払い、インクルーシブな会議を実現できます。キャプションのリアルタイム翻訳は、Teams Premium の提供開始まで一時的にプレビューが提供されています。
高度なオンライン面談
オンライン面談を使用すると、電話営業やカスタマー サービスなどの B2C (企業と消費者間の取引) のやり取りや、オンライン診察、融資相談、小売店のオンライン試着などの業界固有のユース ケースを実施できます。Teams Premium の新しい高度なオンライン面談機能により、オペレーショナル エクセレンスの推進とカスタマー エクスペリエンスのパーソナライズを支援します。
- オンライン面談アプリとシンプルなキュー表示: 面談の管理を効率化するために、1 つのアプリで面談のスケジュール、管理、インサイトの追跡を行うことができます。予約済みの面談とオンデマンドの面談を 1 つのビューで確認できるため、顧客の状況を簡単に追跡し、適切に対応できます。
- カスタム待合室: カスタムの待合室を作成すれば、外部の参加者に最初から自社のブランディングが適用された優れたエクスペリエンスを提供できます。
- 部門/組織レベルの分析: 無断キャンセルや待ち時間などの重要な指標の使用傾向から、ビジネス インサイトを取得できます。
- SMS でのリマインダーとモバイル ブラウザーからの参加: 予約確認やテキスト メッセージでのリマインダーにより、無断キャンセルを削減できます。また、顧客はデバイスに Microsoft Teams をダウンロードすることなく、スマートフォンからスムーズに参加できるようにします。
高度なウェビナー
高度なウェビナーを開催、配信すれば、社内外の参加者とのつながりを強化し、エンゲージメントを向上できます。Teams Premium の新しい高度なウェビナー エクスペリエンスにより、Teams の基本機能よりもワンランク上のウェビナーを実現できます。
- 登録の順番待ちリストと手動承認: 登録した参加者の順番待ちリストを有効にして定員の管理を効率化し、登録した参加者をその場で手動で承認できます。
- リマインダー メールの自動送信: 登録した参加者全員がイベントに確実に参加するように、事前にリマインダー メールを自動送信します。
- バーチャル控室: イベントの公開前に開催者と発表者がバーチャル控室で交流し、準備を行うことができます。また、参加者とのチャットや Q&A をモニターすることも可能です。
- 参加者への表示内容の管理: 参加者の気が散る要素を最小限に抑え、関心を維持するために、共有コンテンツとオンスクリーンの参加者のみを表示するように管理できます。
Teams Roomsとデバイス
会議室中央のインテリジェント カメラ フォーム ファクター
2023 年初めに発売される Yealink SmartVision 60 インテリジェント カメラは、Teams Rooms 向けに設計された初の会議室中央の 360 度パノラマ カメラです。このカメラは、Yealink、Intel、NVIDIA、リコーと共同で、マイクロソフトのエンジニアがゼロから構築、設計しました。
リモート参加者が会議室にいる参加者をさらに身近に感じられるように、Yealink SmartVision 60 は複数のビデオ ストリームを配信し、会議室にいる参加者をそれぞれ個別のビデオ フレームに映し出します。また、AI による発言者のアクティブ追従機能をサポートしており、会議室にいる参加者のだれが発言しているのかを確認できます。今後数か月以内には、人物認識機能もサポートする予定です。この機能により、安全なマイクロソフトのクラウドに生体認証を登録すると、登録したユーザーのプロフィール情報が、会議室にいる参加者の個々のビデオ フレームに表示されます。
Cisco 社との協業 – Teams Rooms 認定デバイスパートナーに
Cisco が近日中に Microsoft Teams Rooms 認定デバイス パートナーとなり、Teams Rooms に導入可能な認定デバイスのポートフォリオが拡充されます。Cisco 製 Microsoft Teams Rooms 向けデバイスの第 1 弾は、2023 年初めにリリースされる予定です。
Signature Microsoft Teams Rooms
Signature Teams Rooms の備品の配置、ハードウェア、テクノロジ、会議室の構成などを刷新することで、会議室内の参加者とリモート参加者の両方がつながりを感じ、インクルーシブかつ自然にやり取りできる環境を実現しました。
Signature Teams Rooms では、会議室内の参加者はディスプレイの方を向き、そのディスプレイにはリモート参加者が等身大で目線の高さに表示されるため、テーブルを挟んで向かい合っているように感じます。AI によるノイズ抑制により、周囲の雑音を除去し、リモート参加者の気が散る要素を軽減します。近日中には、会議室の空間オーディオにより、会議室内の参加者がリモート参加者の音声をさらにクリアかつ自然に聞けるようになります。
IntelliFrame
IntelliFrame を使用すると、会議室内の参加者もビデオ ギャラリーに追加することができます。会議室内の参加者のフォーカスとフレーミングを強化することで、会議室内の参加者を含め、会議の参加者の個々のフレームがビデオ ギャラリーに表示されます。IntelliFrame は、OEM の高度な AI 機能を実行できるカメラを設置した Teams Rooms で年内に提供されます。また、2023 年第 1 四半期には、インテリジェント カメラおよびその他すべての標準タイプのカメラを設置した Teams Rooms でも提供される予定です。
Teams ディスプレイ
ホーム オフィスや柔軟なワークスペースを構築するために、Teams ディスプレイのポートフォリオを継続的に拡大しています。Yealink DeskVision A24 は、24 インチの大型ディスプレイを搭載しており、Teams コラボレーション向けのスタンドアロン デバイスとして使用できるほか、PC に接続して 2 台目のモニターとして使用し、マルチタスクを行ったり、より多くのコンテンツを表示したりすることも可能です。Neat Frame は、縦長表示でパーソナライズされた通話および会議エクスペリエンスを提供し、有意義なつながりとアイ コンタクトを実現します。いずれのディスプレイも、フレキシブル オフィスやホット デスクを採用している職場に適しており、今秋に一般提供が開始される予定です。
Microsoft Presenter+
Microsoft Teams 認定アクセサリの Microsoft Presenter+ を使用すると、ボタン 1 つで会議での発表、参加、制御を行うことができます。ユーザーは Teams ボタンを使用して、簡単にスライドを進めたり、重要なコンテンツに参加者の注意を向けたり、すばやく音声をミュート/ミュート解除したり、挙手したりといった操作を実行できます。このデバイスは現在、一部の市場で予約注文を受け付けています。
Teams ビデオの機能強化: Teams 周辺機器のビデオのオン/オフ、ロジクールのコンテンツ カメラによる 2 つ目のビデオ ストリーム
Teams 個人用デバイスのポートフォリオにロジクール Brio 505 カメラが追加され、会議中にまったく新しい方法で作業を見せることができるようになります。現在発売中の Brio 505 を傾けることで、Teams 会議および通話中にデスクトップから手元の作業をシームレスに映し出すことができます。また、新しい Teams コンテンツ カメラ機能により、リモート参加者はユーザーと手元の作業を同時に見ることができるため、ハイブリッド会議やオンライン授業に最適です。この機能は、年内に一般提供が開始される予定です。
Surface Headphones 2+ の Microsoft Teams 用ネイティブ Bluetooth
Surface Headphones 2+ は、ネイティブ Bluetooth に対応した初の Microsoft Teams 認定デバイスです。ユーザーが働く場所を問わず、ドングルを省略できるため、ハイブリッド ワークにワンランク上の柔軟性と利便性をもたらします。高音質のオーディオを体感し、接続が途切れないという安心感を持ってコラボレーションを行うことができます。さらに、ヘッドホンの Teams ボタンを押すだけで簡単に会議に参加できます。Surface Headphones 2+ のファームウェア アップデート (バージョン 1.0.7.44) は、Windows 11 の Surface アプリ (Surface デバイス、Mac、PC) から入手できるほか、Windows 10 でも近日中に提供される予定です。
Microsoft Places
ハイブリッド ワークと対面での働き方に合わせて再構築されたコネクテッド ワークプレース
ハイブリッド ワークの時代に、多くの従業員が「オフィスの目的は何なのか?」と疑問に感じています。一方で、リーダーは自社の不動産ポートフォリオを将来も長く利用できるように改善することを要求されていますが、何が必要なのかに関するデータが限られています。そこで、テクノロジ ソリューションの新しいカテゴリであるコネクテッド ワークプレース、新製品の Microsoft Places、コネクテッド ワークプレース プラットフォームをベースに新しいソリューションを構築するパートナー エコシステムを発表します。
Microsoft Places を使用すると、最高の成果を達成できるように、仕事を行う場所を調整できます。新しいツールにより、同僚の出社日を把握し、同じ場所で働く時間を最大限に有効活用できます。出社時には、簡単にスペースを予約したり、会議室を改善したりするツールを使用して、エクスペリエンスを刷新できます。そして、リーダーはスペースの利用率、空き状況、電力に関するインサイトを確認し、スペースとポートフォリオを最適化できます。
マイクロソフトは、空間を場所に変えるお手伝いをします。Microsoft Places は、2023 年に提供開始予定です。詳細はこちら (英語) をご覧ください。
チャットとコラボレーションに関する新機能
チャネル エクスペリエンスの刷新
Teams チャネルの刷新により、作業への集中とコラボレーションが容易になります。新しいレイアウトでは最近の投稿が上部に表示され、ユーザーが最新の会話を簡単に確認できるほか、ディスカッションに参加する場合に、別ウィンドウで開いていつでもすぐに戻ることができます。また、新しい投稿の種類がサポートされたほか、重要な投稿をピン留めしてすぐに参照できるようにしたり、情報ウィンドウでチャネルに関する重要な情報 (チャネル メンバーや共有ファイルなど) を確認したりできます。また、チャネルのヘッダーをカスタマイズして、組織のブランディングを適用したり、チームの個性や雰囲気を反映した画像を追加したりできます。詳細はこちら (英語) をご覧ください。
新しいチャネル エクスペリエンスは、共有チャネルを含むすべての種類のチャネルで提供されます。一般提供中の共有チャネルでは、組織内外のメンバーを含む作業グループと安全にコラボレーションを行うことができます。
新しいチャネル エクスペリエンスは、年内にプライベート プレビューの提供が開始される予定です。
リアクションの拡充
リアクションの拡充により、さまざまな場面に合った 800 種類以上の Teams 絵文字を使用して、クリエイティブにフィードバックを表現できます。リアクションを使用すれば、称賛や同意の意思を伝えたり、タスク リストに注目を集めたりすることができます。また、Outlook のメール メッセージにもリアクションを適用できるようになりました。Teams と Outlook のリアクションの拡充は、11 月に一般提供が開始される予定です。
グループ チャットの返信の候補
受信したメッセージに対して定型文の返信を入力しなくても、グループ チャットの返信の候補を選択すれば、ワンクリックで簡単に返信できます。返信の候補は、機械学習を使用して、会話との関連性の高い返信文を生成します。この機能は、10 月に一般提供が開始されます。
メッセージの新規作成時にユーザーを提案
適切な関係者を探す時間を節約できます。Teams チャットでは、新規の会話を簡単に開始できるように、AI を使用して、以前のコラボレーションに基づいて同僚を提案します。この機能は、年内に一般提供が開始される予定です。
グループ チャットに @メンションでユーザーを追加
チャットに @メンションで新しい参加者を追加すれば、手動での追加ダイアログの操作が不要になります。新しい参加者を追加する際には、チャット履歴をどの程度共有するかを制御できます。この機能は、年内に一般提供が開始される予定です。
@everyone でメンション
チャット中の全員の注目をすばやく集めるには、@everyone を使用します。チャット中の全員に通知されるため、1 人ひとりの名前をメンションする手間が省け、だれかを追加し忘れる心配もありません。これにより、チャットの参加者全員に通知が確実に送信され、受信者はメッセージの優先度を効率的に判断できます。この機能は、年内にプライベート プレビューの提供が開始される予定です。
チャットを削除
不要になったチャットの会話を整理し、簡単に削除することができます。チャットを削除しても、その会話の他の参加者への影響はありません。この機能は、年内に一般提供が開始される予定です。
スケジュール送信
Outlook でメールを後から配信できるように、チャット メッセージを配信する日時を手動で選択できるようになりました。[送信] ボタンを右クリックして、送信のスケジュールを設定します。さらに、受信者の勤務時間外に設定された場合、Viva インサイトから自動的にスケジュール送信の日時が提案されます。ワンクリックで受信者の勤務時間の開始時刻にメッセージを配信できるため、安心してチャット メッセージを送信できます。スケジュール送信は 11 月に、スケジュール送信の提案は年内に一般提供が開始される予定です。
ビデオ クリップ
リッチな短いビデオ クリップを使用すれば、自分を表現し、人間味を加え、つながりを強化できます。チャットでビデオ クリップを簡単に録画、送信、再生できます。ビデオ クリップの受信者は、チャット メッセージや自分のビデオ クリップで簡単に返信できます。この機能は現在、デスクトップ版で一般提供中で、年内にはモバイル版でパブリック プレビューの提供が開始される予定です。
勤務時間と勤務場所
その日の勤務場所を設定して、同僚が把握できるようにします。出社日と在宅勤務日がわかれば、対面での会議のスケジュールを調整しやすくなります。何かあれば、Teams や Outlook で予定を更新できます。変更は両方のプラットフォームに反映され、その週の他の予定には影響しません。この機能は、年内にプライベート プレビューの提供が開始される予定です。
Loop コンポーネントを利用できる場所の追加
現在 Teams チャットで利用可能な Loop コンポーネントが、Word for the web、Whiteboard、Windows 用 Outlook でも利用できるようになりました。
Loop コンポーネントのコンテンツは、更新する場所を問わず、共有中のすべての場所で常に同期されます。Word for the web のドキュメントでは、[挿入] メニューから新しい Loop コンポーネントを追加できます。投票、チェックリスト、タスク リストのコンポーネントを挿入すれば、チームがドラフトを作成中のブログ記事、ホワイトペーパー、その他のドキュメントのコンテキスト内で適切なユーザーに会話に参加してもらうことができます。Word for the web の Loop コンポーネントは、年内にプライベート プレビューでのロールアウトが開始されます。
近日中には、コンポーネントをコピーして Whiteboard に貼り付けることで、プロジェクト チームがブレーンストーミングを行っている場所で会話できるようになります。Whiteboard (Web、Teams、デスクトップ版) へのコンポーネントのコピー/貼り付け機能は、年内にロールアウトが開始されます。
Outlook on the web での Loop コンポーネントのプレビューに続いて、Windows 用 Outlook でもこのエクスペリエンスが追加されます。Teams チャットの会話を Outlook で続けることで、チーム メンバーが好きなコミュニケーション アプリを使用しながら同期を維持できます。Loop コンポーネントは、Outlook on the web の対象指定リリースで提供中で、年内にはすべてのユーザーに向けて Loop コンポーネントの提供を開始する予定です。
Microsoft 365 ドキュメントの秘密度ラベルと DLP を Teams チャットの Loop コンポーネントに追加
秘密度ラベルは、お客様のニーズに合わせて管理者レベルで設定できます。情報の種類に応じて「秘密」「公開」などのフラグを設定し、透かしを追加することで、それが機密情報であることをエンド ユーザーに特に明確に理解してもらうことができます。
データ損失防止 (DLP) により、管理者がフラグを設定した情報 (クレジット カード番号やプロジェクトのコードネームなど) が Loop コンポーネントに含まれていないかどうかが継続的に評価されます。機密データや共有前に検討が必要なコンテンツを扱っている場合は、自動的に通知されます。Loop コンポーネントが更新される場所を問わず、Loop コンポーネントにアクセスしている他のユーザーからは保護され、フラグが設定されます。
Teams 電話とコンタクト センターに関する新機能
Teams Phone Mobile
Microsoft Teams Phone Mobile (旧称オペレーター コネクト モバイル) の一般提供が開始されました。Teams Phone Mobile では、1 つの SIM 対応番号を Teams 電話のデスクフォン、モバイル番号、Teams 番号として使用できます。このマイクロソフトのエンタープライズ レベルかつモバイル ファーストの通話エクスペリエンスは、世界各地の革新的な通信事業者とのパートナーシップにより実現されています。
管理者は、Teams 管理センターでユーザーにモバイル番号を割り当てることができます。Teams Phone Mobile により、Microsoft Teams がユーザーのモバイル デバイスのネイティブ ダイヤラーと統合されます。通話はネットワークやデバイス間で中断することなくシームレスに引き継がれ、モバイル ネットワークから Teams のインターネットベースのビデオ通話に変換できるため、リッチなコミュニケーションとコラボレーションが可能になります。
Teams Phone Mobile は、以下のような重要なメリットを提供します。
- ネイティブ ダイヤラーと統合された Teams 機能の活用: ネイティブのモバイル通話を Teams に転送し、他のユーザーを追加したり、画面を共有したり、ビデオ機能を活用したりして、コラボレーションの範囲を拡大できます。
- 統合型ビジネス コミュニケーション: ネイティブ ダイヤラーの通話履歴とボイスメールが Teams に統合されるほか、ユーザーが通話中の場合にプレゼンス/ステータスがビジーと表示されます。これは、ユーザーによる追加操作不要で自動的に機能します。
- モバイル向けポリシー管理: 企業ポリシー (コンプライアンス レコーディングなど) を確立し、通信管理を効率化できます。
- サポートと品質: マイクロソフトと提携通信事業者の共通テクニカル サポート、サービス レベル アグリーメント、通話品質保証といったメリットが提供されます。
Teams Phone Mobile は現在、カナダの Rogers とスウェーデンの Telia で提供中です。近日中には、Verizon、Deutsche Telekom、British Telecom、Swisscom でのリリースを予定しています。
ブラウザーでの CRM の表示
Teams 電話を高度な通話シナリオに利用するお客様が増えていることを受けて、CRM との統合がサポートされました。IT 管理者は、アプリ/URL の自動起動を有効にし、URL/ファイルのパスを追加して、特定のユーザーやユーザー グループにこの機能を割り当てます。
IT 管理者は、Teams 電話ライセンスが付与された Teams ユーザーに対して、外部アプリまたは URL の自動起動を有効にすることができます。担当者が外部 PSTN 通話を着信した場合、通話の応答時に外部 Web アプリまたは URL が自動的に起動されます。
さらに、発信者番号などの発信者に関する詳細を Web アプリ/URL に渡すパラメーターも挿入されます。また、関連付けられた画面やコンテンツ (顧客レコードなど) をブラウザーで安全に取得し、Teams 通話ステージと並べて表示します。
Teams ユーザーは、外部アプリ/URL の自動起動の設定をオフにすることもできます。
CRM との統合により、通話キューの担当者が着信に応答した際に顧客レコードが自動的に開かれます。管理者は、この機能を特定のユーザーに割り当て、着信に関するメタデータを使用して、CRM プロバイダーが提供するブラウザーベースのエクスペリエンスで Web ページの URL をトリガーできます。
ビジーオンビジー設定の管理
時間と割り込みを効率的に管理しましょう。2023 年初めには、通話中の他の通話のルーティング方法を管理、設定できるようになります。
詳細な通話履歴
包括的な通話履歴を表示して、通話の着信方法、転送の有無、着信後の対応方法を確認できます。このリッチな通話履歴と、通話の詳細から通話の録音や文字起こしにアクセスする機能により、効率性と生産性の向上に必要なコンテキストを確認できます。
フェデレーション グループ通話
今月より、フェデレーション ユーザーの同僚と Teams のグループ通話 (ビデオおよび画面共有を含む) を簡単に開始できるようになりました。インターネット接続を使用するため、PSTN の使用料金が発生することはありません。
Teams 電話デバイスの UI の更新とパフォーマンスの強化
固定電話を利用している場合、9 月に一般提供が開始された IP 電話クライアントの更新により、UI の通話接続がほぼ瞬時に行われるようになりました。さらに、UI が直観的で利用しやすいように更新され、通話の転送、保留、ミュートなどの機能が通話中のメイン画面に表示されるようになりました。UI の更新に関する詳細については、こちらのページをご覧ください。
DECT (Digital Enhanced Cordless Telecommunications) デバイスと SIP ゲートウェイの統合
DECT デバイスと SIP ゲートウェイを統合することで、現場担当者は外出時に DECT デバイスで Teams 通話機能を使用して同僚とコミュニケーションを取ることができます。DECT デバイスと SIP ゲートウェイの統合は、Spectralink と Poly の以下の機種で一般提供中です。
- Spectralink (IP-DECT 200/400/6500/Virtual IP-DECT、ハンドセット 72xx/75xx/76xx/77xx)
- Poly (ベース Rove B2/B4、ハンドセット Rove 30/40、中継器 Rove R8)
Ascom の以下の機種では、10 月末までに一般提供が開始される予定です。
- IP-DECT Access Points IPBSx、Gateway IPBL、Virtual Appliance IPVM、TDM Base Station DB1、ハンドセット d43/d63/d81/d83/Myco3 DECT
年内には、Yealink の DECT ハンドセット対応機種も追加する予定です。皆様の組織での SIP ゲートウェイの計画と構成について詳細をご確認ください。
SIP ゲートウェイでのアナログ電話のサポート
2023 年初めより、SIP ゲートウェイでアナログ電話がサポートされ、AudioCodes、Cisco、Poly の以下の Analog Telephony Adapter (ATA) 対応機種で Teams 通話機能を利用できるようになります。
- AudioCodes (MP-112 FXS、MP-114 FXS、MP-114 FXS_FXO、MP-118 FXS、MP-118 FXS_FXO、MP-124 FXS)
- Cisco (ATA 191、ATA 192)
- Poly (OBI 300、OBI 302)
エレベーター内の電話などのアナログ エンドポイントのサポートの強化により、従来はオンプレミス PBX が必要だった多数のシナリオで Teams 電話を利用できます。皆様の組織での SIP ゲートウェイの計画と構成について詳細をご確認ください。
SIP ゲートウェイでのオーバーヘッド ページング デバイスのサポート
2023 年初めには、SIP ゲートウェイでオーバーヘッド ページング デバイスがサポートされる予定です。これにより、製造工場などの騒音環境下でも、ポケットベル、呼び出し装置、スピーカーで Teams 通話機能を利用できるようになります。近日中には、Algo の対応機種に関する詳細をお知らせします。皆様の組織での SIP ゲートウェイの計画と構成について詳細をご確認ください。
ブランチ オフィスの存続可能性の機能強化
ネットワーク障害中もコミュニケーションを維持することは、多くのお客様にとって重要です。2023 年初めには、インターネットの障害発生時の回復力と信頼性に対するお客様の期待に応えるため、存続可能ブランチ アプライアンス (SBA) 機能の 2 つの機能強化をリリースする予定です。1 つ目に、オフライン モード中にも、ダイヤル パッドに加えてチャットや通話履歴を使用して、PSTN 通話を発信できるようになります。2 つ目に、同一の SBA およびネットワークに接続している場合、相手の電話番号が関連付けられていれば、停電の発生時に VoIP 通話が PSTN にルーティングされます。
コラボレーション アプリ
Teams Live Share Canvas
今年の Build で発表された Teams Live Share SDK のパブリック プレビューでは、会議中のコンテンツの共同視聴、共同作成、共同編集といったマルチユーザーのリアルタイム コラボレーション エクスペリエンスを構築できます。
そして今回、Live Share Canvas を発表します。この新しいパッケージにより、最小限のコード変更で Teams Live Share エクスペリエンスに共有のペン、蛍光ペン、レーザー ポインター、カーソルを追加できるようになります。
Hexagon は、同社の Nexus 3D ホワイトボード エクスペリエンスに Live Share Canvas を組み込んでいます。これにより、3D モデルの共同編集が可能になり、エンジニアリング チーム、設計チーム、製造チーム間の会話が容易になりました。
コラボレーションと没入型のエクスペリエンスの構築にぜひ Live Share Canvas をご利用ください。
アダプティブ カードベースの Loop コンポーネント
Build での発表後、マイクロソフトがプライベート プレビューで開発者と協力して構築したアダプティブ カードベースの Loop コンポーネントを使用すると、仕事の流れの中で直接アクションを実行できます。
マイクロソフトは SAP と協力し、S4/HANA Cloud のアダプティブ カードベースの Loop コンポーネントと、与信限度額チェックの解決といったビジネス シナリオにおける使用方法を紹介するデモを行いました。他の Loop コンポーネントと同様に、アダプティブ カードベースの Loop コンポーネントは移植性に優れ、エンドポイント間で同期されるため、全員が最新の情報を使用して作業することができます。
また、Smartsheet、Priority Matrix、Zoho、Decisions などのサードパーティ パートナーとも共同でアダプティブ カードベースの Loop コンポーネントを構築しています。来年初めにはエンド ユーザー向けのパブリック プレビューの提供が開始され、お客様にご利用いただけることを楽しみにしています。
ファーストパーティおよびサードパーティ製アプリ
独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) の主要パートナーも、引き続き Teams 向けのコラボレーション アプリを開発しています。Teams アプリ ストアに最近追加されたアプリを以下にご紹介します。
- 3M は手書きメモをデジタル化できる Post-It® App in Teams を Teams アプリ ストアで公開しました。このアプリでは、ユーザーが好むあらゆる会議中のコラボレーション方法や、非リアルタイムのフォローアップ方法がサポートされます。ノート PC やスマートフォンのカメラを使用して、手書きの Post-It® メモをデジタル ホワイトボードにシームレスに変換できます。このアプリは機械学習を使用して、Teams 会議エクスペリエンス内で関連ドキュメントを表示したり、コンテンツを自動的にグループ化したり、関連メモを追加したりします。また、Microsoft Planner と統合されており、フォローアップのタスクをチームに割り当てることができます。
- SAP はアダプティブ カードベースの Loop コンポーネントを活用し、ERP のコラボレーション エクスペリエンスを実現しています。ユーザーは、SAP システム内 (現時点では SAP S/4 HANA Cloud) または Microsoft Teams や Microsoft Outlook から、主要なビジネス プロセスやオブジェクトを操作し、SAP データに安全にアクセスすることができます。これにより、SAP とマイクロソフトのどちらからでもコンテキストとコラボレーションを維持し、ユーザーの組織全体の意思決定を加速させることができます。この新機能は、SAP の早期導入プログラムを通じて SAP S/4HANA のお客様に提供されます。
- iHeartRadio は Teams 初の音楽アプリで、仕事中に音楽を聴いたり、お気に入りのラジオ局を同僚と共有したりすることができます。
- Brainstorm の Quick Help は、Teams の拡張ポイントを活用してオンデマンド学習ソリューションを提供しています。このソリューションは、没入型のエクスペリエンスを提供し、従業員が業務やワーク スタイルに応用できる方法でソフトウェアを利用できるようにします。
- Workplace from Meta は、Teams 会議から Workplace のグループにストリーミングする機能を追加しています。これにより、従業員は 2 つのアプリのどちらを使用していても、会議やイベントをライブで視聴したり、後から Workplace で録画を視聴したりできます。Teams と Workplace の両方のユーザーが動画を視聴し、反応およびコメントすることができます。ホストは、このエンゲージメントをリアルタイムで確認できます。
この他にも、Workday、Zendesk、Survey Monkey、Thrive Global、ServiceNow、Priority Matrix、Zoho などの ISV パートナーが Teams アプリのイノベーションを提供しています。
現場担当者向け機能
F-SKU での Viva コネクションの事前設定
F-SKU ユーザーには、Viva コネクションが Teams アプリ トレイの 1 番目に表示されるアプリとしてピン留めされると共に、シフト、Tasks、承認、トップ ニュースのダッシュボード カードが事前設定されるようになりました。設定済みの Viva コネクション ダッシュボードには、Teams のシンプルなホーム サイトが表示され、関連カードがあらかじめピン留めされているため、現場担当者は情報に簡単にアクセスして、重要なアクションを実行できます。このエクスペリエンスは、2022 年 11 月にパブリック プレビューの提供が開始される予定です。
UKG Dimensions 用 Teams シフト コネクタ
マイクロソフトはこのたび、世界 150 か国に 70,000 社以上の顧客を抱える人材/従業員管理分野のリーダー企業 UKG (Ultimate Kronos Group) と提携しました。現場担当者を支援するため、UKG Dimensions のシフト コネクタを共同設計し、単一のシームレスなインターフェイスによってスケジューリングと時間管理を簡素化します。このリアルタイムの双方向コネクタにより、現場担当者は空きシフトの表示および承認、休暇申請、出退勤時刻の記録などを行うことができます。今回、この機能のパブリック プレビューの提供が開始されました。
Honeywell デバイスでの Walkie Talkie アプリのプッシュ トゥ トークの利用
このたび、マイクロソフトは Honeywell と提携 (英語) しました。これにより、同社の製品が Teams の Walkie Talkie (トランシーバー) アプリのプッシュ トゥ トーク (PTT) と統合されたデバイスのエコシステムに加わり、現場担当者はかさばる無線を個別に携帯する必要がなくなります。Honeywell は、エンタープライズ レベルのモバイル コンピューターの革新的なポートフォリオを提供しています。たとえば、CT30 XP、CT45 XP、ScanPal EDA52 などは、医療、運輸・物流、流通、小売業界の環境に対応する専用デバイスです。これらの高耐久デバイスに専用の PTT ボタンを搭載することで、企業は Wi-Fi とモバイル ネットワークの両方を活用してチームのコミュニケーションの分断を解消し、常時接続を実現できます。今回、この統合の一般提供が開始されました。
Outlook の対象ユーザーのターゲティング
Microsoft Outlook の対象ユーザーのターゲティングが年内に利用できるようになります。この機能により、現場担当者を職種コード、所在地、部門で簡単にセグメント化し、社内コミュニケーションや業務上のコミュニケーションを、意図した対象ユーザーに効率的に届けることができます。この機能は、2022 年 12月までにパブリック プレビューの提供が開始される予定です。
Approval API
この API を使用すると、承認アプリを基幹業務アプリケーションと統合し、承認の作成と更新を自動化できます。また、ワークフロー内で直接、承認アプリを使用するフローを作成できるため、承認依頼を検索、作成、回答するためにアプリに移動する必要がなくなります。
現場担当者向けの製品イノベーションの詳細については、Microsoft Tech Community ブログ (英語) をご覧ください。
Tasks API
来月より、新しい API 機能の提供が開始されます。これにより、各現場担当チームに適切なタスクを割り当て、各チームのタスクに関するデータを取得することがこれまで以上に簡単になります。Business Scenario API を使用すると、外部ソースと統合して現場担当チームのタスクを自動的に作成、管理できます。たとえば、ある組織が機械のセンサーからの警告イベントをリッスンするアプリを作成したとします。この場合、センサーは問題を調査するタスクを適切な Teams チームに即座に作成することができます。アプリがそのチーム メンバーであるユーザーと関連付けられている必要はありません。また、委任されたユーザー アクセス許可が付与された Planner アプリで利用可能な既存の API へのアプリケーションのアクセス許可を追加しました。これにより、現場担当部門全体のタスクにアクセスすることがこれまで以上に簡単になります。たとえば、日次レポートを作成するタスクにアクセスするために、各現場担当チームのユーザーのアクセス許可は不要です。
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