Surface Hub 2S: Windows 版 Microsoft Teams Rooms デバイスへ
※ 本ブログは、米国時間 3/28 に公開された “Surface Hub 2S: Now a Microsoft Teams Rooms on Windows device” の抄訳です。
初代 Surface Hub を発売して以降、マイクロソフトは、人々がコラボレーションのための空間やデバイスをどのように活用しているのかについて多くを学んできました。本日マイクロソフトは、Microsoft Teams Rooms のデバイス ファミリに Surface Hub 2S が加わることを発表しました。今年中に、Teams Rooms エクスペリエンスを搭載した新しい Surface Hub を提供する予定で、Surface Hub 2S は Windows 版 Teams Rooms を実行する初のタッチ対応ボードとなります。
このアップデートによって、フロント ロー レイアウト、チャット、一貫したリモート管理機能といった、ユーザーと管理者の両方からご要望の多かった Teams Rooms の機能に対応することができます。現在提供中の Surface Hub 2S デバイスについては、後日、このエクスペリエンスに移行するためのパスが用意されます。
Surface Hub には今後、今日のリアルなワーク スタイルに対応する最新の Teams Rooms 機能が搭載されていく予定です。Surface Hub 2S を象徴する薄いエッジとベゼルのデザインと、デュアル手描き入力や 20 点マルチタッチといった高度な機能を備えたハードウェアにより、自然な操作で質の高いコラボレーションを実現できます。
Windows 版 Teams Rooms を搭載した Surface Hub 2S のメリット
Windows 版 Teams Rooms を搭載した Surface Hub 2S では、さまざまな機能が提供されます。その中から一押しの機能をご紹介しましょう。
強化された管理機能
Surface Hub 2S を他の Teams Rooms デバイスと同じ Microsoft Teams 管理センターと Pro Management ポータルの高度な機能で管理できるようになります。Microsoft Intune や、従来の System Center Configuration Manager (SCCM) の管理オプションも引き続きご利用いただけます。
Windows 版 Microsoft Teams Rooms と同等の機能を利用可能
フロント ロー レイアウトやチャットなどの最新の Teams Rooms の機能を、後からではなく即座に Surface Hub 2S で利用できます。
最上級の Microsoft Whiteboard エクスペリエンスを引き続き利用可能
Surface Hub 2S でも Microsoft Whiteboard の気軽さと使いやすさが損なわれることはありません。リモートの参加者と即座にミーティングを開始 (英語) し、同じホワイトボード上でリアルタイムにコラボレーションできます。
サードパーティ製 Teams Rooms デバイス アクセサリとの互換性
Surface Hub 2S をこちらの Teams Rooms 認定アクセサリと組み合わせることで、さまざまな形の会議を実現できます。
ワンタッチのダイレクト ゲスト参加機能
Surface Hub 2S のユーザーは、Microsoft Teams に加え、Zoom や Webex の会議にワンタッチで参加できます。このエクスペリエンスの合理化により、Teams Rooms 搭載の Surface Hub 2S から、Teams がホストする会議に参加するのと同じくらい簡単にサードパーティのオンライン会議に参加できます。
サポート ライフサイクル
Surface Hub 2S で現行の Windows 10 Team Edition エクスペリエンスを実行している場合は、2025 年 10 月 14 日まで、セキュリティ更新プログラムと緊急パッチによって引き続きサポートが提供されます。この Teams Rooms エクスペリエンスは、50 インチと 85 インチの第 2 世代 Surface Hub 2S デバイスでのみご利用いただけます。
今後の展開
Surface Hub 2S のこの新しいエクスペリエンスの提供開始については、今年中にお知らせする予定です。不明な点や気になる点がありましたら、担当の Surface スペシャリストやリセラーまでお問い合わせください。
組織の規模にかかわらず、世界的な課題として挙げられるのは、ハイブリッド ワークが珍しくなくなった職場環境において、従業員がいかにコラボレーションしやすく、生産性を発揮できるようにするかという点です。マイクロソフトは引き続き Microsoft Teams を通じてコラボレーション機能を洗練、普及させ、Surface Hub に最良のエクスペリエンスとして反映させられるよう注力していきます。
参考情報
- リリース前の製品情報であり、発売前に変更になる場合があります。
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