2023年11月13日 4:53 PM

Windows 11 2023 Updateの入手方法

Windows 11 2023 更新プログラムの入手方法

John Cable, Vice President, Program Management, Windows Servicing and Delivery

※ 本ブログは、米国時間 10/31 に公開された “How to get the Windows 11 2023 Update” の抄訳です。本日、Windows 11 2023 Update (Windows 11、バージョン 23H2) の提供を開始をお知らせいたします。弊社では、使い慣れた、高速で信頼性の高いアップデート体験を通じて、限られた範囲の新機能を提供します。バージョン23H2は、サービシング技術を使用して最適化された方法で配信されるという、最近のWindows機能アップデートの傾向を継続しています。Windowsは、10億人以上の人々にとって、つながり、学び、遊び、働くための不可欠な手段です。本日は、バージョン23H2の詳細、入手方法、商用および教育機関のお客様向けの情報をお伝えします。

更新プログラムの合理化

Windows 11 バージョン 23H2 は、範囲指定の累積リリースであり、直近で発表した機能すべての機能と新しい拡張機能が含まれています。チャットは Microsoft Teams (無料1) となり、デフォルトでタスクバーに固定されます。クリックして Microsoft Teams を起動すると、チャット、通話、ミーティング、コミュニティグループが集まってアイデアを整理し、共有するためのスペースを 1 ~ 2 クリックで作成できるミニ コミュニケーション体験をご確認いただけます。コンパクトなサイズのため、デスクトップ上のどこにでも簡単にウィンドウを配置でき、Web を閲覧したり、コミュニティとつながったりしながら、会話を見守ることができます。詳細については、最新の Microsoft Teams コミュニティブログをご確認ください。

さらに、アプリケーションの管理方法にも変更があります。Windows 11 のシステムコンポーネントには、[スタート] メニューの [すべてのアプリ] に「システム」ラベルが表示されます。現在、これらのコンポーネントを管理するページは、[設定] > [アプリ] > [インストール済みアプリ] に表示される [システムコンポーネント] にあります。これは現在、「設定」>「システム」>「システムコンポーネント」の独自のページに表示されます。これらの変更により、Windows 11 では、重要な人や物事につながりやすくなります。

入手方法

Windows 11 バージョン 23H2 は、Windows 11 バージョン 22H2 と同じコードベースおよびサービスブランチを共有しているため、機能更新プログラムは、サービステクノロジ (月例更新プロセスで使用されるものなど) を使用して配信し、迅速なインストールエクスペリエンスを提供します。Windows 11 バージョン 22H222 を実行している対象デバイスをお持ちで、これらの新しい機能拡張が利用可能になったときのインストールを希望されるお客様は、[設定] > [Windows Update] を開き、[最新の更新プログラムが利用可能になり次第、入手する] をオンにして、[更新プログラムを確認する] を選択します (更新プログラムの入手方法の詳細については、こちらのビデオをご確認ください)。お客様のデバイスに、アプリケーションの非互換性などの問題がある可能性が検出された場合は、セーフガードを適用し、問題が解決するまで更新プログラムが提供されないことがあります。今後数ヶ月以内に自動更新の展開プロセスを開始し、Windows リリースの正常性ハブに関する詳細情報を共有する予定です。

法人および教育機関のお客様向け情報

バージョン 23H2 は、Windows Server Update Services (Configuration Manager を含む)、Windows Update for Business、およびVolume Licensing Service Center (VLSC)3 を通じて提供しています。法人のお客様は、ターゲットを絞った展開から始めて、アプリ、デバイス、インフラが新しいリリースで期待どおりに動作することを検証することをお勧めします。

このアップデートは、毎年恒例の Windows 11 の機能更新プログラムを継続するもので、新機能の更新プログラムは例年、後半にリリースされます。新バージョンでは、Home および Pro エディションのサポート期間が 24 か月に、Enterprise および Education エディションのサポート期間が 36 か月にリセットされます。 Copilot in Windows (プレビュー版)4 など、バージョン 22H2 ではデフォルトで無効になっていた一部の機能と拡張機能が、バージョン 23H2 では既定で有効になりますのでご注意下さい。バージョン 23H2 をサポートする IT ツール (グループポリシーを含む) の詳細については、Windows IT Pro ブログ「Windows 11、バージョン 23H2 情報システム管理者向けの新機能」をご確認ください。

保護と生産性の維持

これまでどおり、最新の機能、セキュリティの改善、制御機能を提供するこの最新バージョンのWindows 11にデバイスをアップデートすることをお勧めします。弊社では今回もアップデートの状況を注意深く見守りながら、 Windows リリース正常性ハブ@WindowsUpdate を通じて、機能更新プログラムと月例の更新プログラムの両方における展開状況と既知の問題 (未解決のものと解決済みのもの) に関する情報をタイムリーに共有します。引き続き、フィードバック Hubを通じて、ご意見やご提案をお寄せください。

1 すべての Windows ユーザーが無償で利用可能です。

2 Windows 11、バージョン 21H1 上の Windows 11 対象デバイスは、Windows 11、バージョン 23H2 にアップデートするために、オペレーティングシステム (OS) の入れ替えが必要になります。

VLSC および類似のチャネルでのダウンロードは遅延する可能性があります。

4 Copilot in Windowsを最初にご利用いただける市場 (プレビュー版) には、北米とアジア、南米の一部が含まます。今後、順次追加される予定です。Copilot in Windows with Bing Chat Enterprise を使用するには、Windows 11 と、Microsoft 365 Business Standard、Business Premium、Enterprise E3、E5、A3、A5 (教職員向け)のいずれか、または、スタンドアロンライセンス +Entra ID のライセンスが必要です。

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