Microsoft 365 Lighthouse の [テナント] ページの強化
※ 本ブログは、米国時間 2023/7/5に公開された “Improvements to the Tenants Page in Microsoft 365 Lighthouse – Microsoft Community Hub” の抄訳です。
マネージド サービス プロバイダー (MSP) が中小企業 (SMB) の顧客に広範にサービスを提供できるように、Microsoft 365 Lighthouse はテナント管理機能を強化しています。この変更によって [テナント] ページのユーザビリティが向上し、パートナーは Lighthouse における顧客の現行の管理状態を効率的に把握できるようになります。
Lighthouse のパートナーは [テナント] ページで、Lighthouse 管理の状態、代理アクセス権、デプロイ プランなど、SMB 顧客の詳細を確認することができます。ユーザーはこれらのフィールドやテナント タグに基づいて、簡単にフィルタリングを行えます。また列のオプションも更新されました。Lighthouse のユーザーは、テナント ビューのカスタマイズや、テナントのドメイン名やテナント ID に基づく検索が可能になりました。
Lighthouse 管理の拡張に関する推奨事項
[テナント] ページでは、各顧客テナントについて、Lighthouse を最大限活用するための推奨事項が示されます。Microsoft 365 Lighthouse の監視・管理機能を活用するには、顧客テナントが一連のオンボーディング要件を満たす必要があることから、各顧客テナントに関する分析情報を示す推奨ポップアップ機能を追加しました。
パートナーが [テナント] ページで Lighthouse の管理状態を選択すると、推奨ポップアップが表示されます。各オンボーディング要件についてこのポップアップを展開すると、詳細な状態と、推奨される次のステップが表示されます。Lighthouse での完全で効果的な管理が可能になります。
Lighthouse を最大限に活用するために
こうした分析情報は、MSP が Lighthouse で顧客をフル マネージド状態に移行させるために役立ちます。スケーリングを成功させるうえで鍵になるのが、顧客スタックと管理手法の標準化です。それを重視しているのが Microsoft 365 Lighthouse です。MSP は Lighthouse によって、顧客に関する問題を予防的に特定し、顧客からの要請に先立って解決することができます。
Lighthouse で顧客を完全な管理状態に移行することで、MSP は全テナントでデバイスのコンプライアンス、ユーザー、脅威を管理する、豊富なシナリオを活用できるようになります。Lighthouse では、顧客ベースの状態を定期的に確認し、処理の優先度を決めることで、対応が必要な顧客の問題を迅速に解決するとともに、セキュリティ ベースラインの導入による顧客のリスク軽減を支援できます。
Microsoft 365 Lighthouse の強力な機能と利点を活用すれば、MSP は広範な SMB 顧客を安全かつ効果的に管理し、顧客との永続的な関係を構築できます。
Microsoft 365 Lighthouse の機能について詳しくは、以下のインタラクティブなガイドをご覧ください。
- Secure Microsoft 365 Lighthouse (安全な Microsoft 365 Lighthouse)
- Microsoft 365 Lighthouse でユーザーを管理する
- Microsoft 365 Lighthouse でテナントを管理する
次のステップ
すでに Microsoft 365 Lighthouse を導入している場合は、lighthouse.microsoft.com にサインインして、[テナント] ページでテナント管理に関する最新情報を確認してください。まだご利用になっていない場合は、ぜひ Microsoft 365 Lighthouse に登録してください。
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