Microsoft 365 Lighthouse によって顧客の管理がさらに容易に
※ 本ブログは、米国時間 2023/11/16 に公開された “Manage your customers with Microsoft 365 Lighthouse” の抄訳です。
他の Microsoft 管理ポータルに簡単にアクセス
Microsoft 365 Lighthouse に、各顧客に対応する他の Microsoft 管理ポータルにすばやく安全にアクセスできる新機能が導入されました。Lighthouse のユーザーは、数回クリックするだけで、マルチテナント管理用のツールやビューによって、特定の顧客の詳細を簡単に確認できます。
マネージド サービス プロバイダー (MSP) が複数の顧客を管理する際には、Microsoft 365 管理センター、Azure ポータル、Microsoft Intune、Exchange など、各種の管理ポータルを使用することが多く、複雑さの原因になっています。このプロセスを簡単にするために、Lighthouse でこれらのポータルにアクセスする新しい方法が加わりました。それによって Lighthouse ユーザーは、セキュリティと管理のためのシナリオを活用して、必要に応じて別の Microsoft 管理ポータルにシームレスにジャンプできます。その際、認証情報を再入力する必要も、顧客を再度選択する必要もありません。
ここから Lighthouse ユーザーは、各顧客に対応する以下の管理センターに数回のクリックでアクセスできます。
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サービス テクニシャンの生産性とセキュリティの向上
Lighthouse をスタート パッドとして使用することで、複数の顧客をかつてなく効率的に管理できるようになります。顧客のテナントのセキュリティ、正常性、生産性を維持しながら、コスト削減が実現します。 MSP のサービス テクニシャンは、Lighthouse のマルチテナント ビューや、必要に応じて特定の顧客管理ポータルにすばやく移動できる機能によって、時間を有効に使えます。
Lighthouse の管理センターのリンクでは、各 MSP 顧客用に設定された詳細代理管理特権 (GDAP) を使用します。MSP は、GDAP によって各サービス テクニシャンの権限を適切に調整することで、セキュリティ リスクと露出を最小にすることができます。それによってサービス技術者は、Lighthouse から他の Microsoft 管理ポータルに効率的かつ安全にアクセスできるようになります。Lighthouse で GDAP をすばやく設定する方法については、GDAPの設定 (Set up GDAP) (microsoft.com) を参照してください。
新しい管理リンクにアクセスする方法
Lighthouse ではテナント フィルターを使用することで、他の Microsoft 管理センターのリンクにアクセスできるようになりました。
ページ上部のテナント フィルターで、管理するテナントの右にある > をクリックします。次に、アクセスする管理センターを選択します。ブラウザーの新しいタブが開き、M365 Lighthouse のサインインと同じアカウントで自動的にサインインされ、M365 Lighthouse で選択した顧客に切り替わります。
テナント ページから新しいリンクにアクセスすることもできます。このページで、テナント名の右にある [More Action] オプションを選択します。次に、アクセスする管理サービスと管理センターを選択します。テナント フィルターの場合と同様に、このリンクをクリックするとブラウザーで新しいタブが開き、Lighthouse のサインインと同じアカウントで自動的にサインインされ、Lighthouse で選択した顧客に切り替わります。
次のステップ
すでに Microsoft 365 Lighthouse を導入している場合は、lighthouse.microsoft.com にサインインして、他の Microsoft 管理センターへのリンクを確認してください。ご利用がまだの方は、Microsoft 365 Lighthouse にご登録ください。
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