Microsoft 365 Lighthouse での GDAP テンプレート作成
※ 本ブログは、米国時間 2023/10/3 に公開された “Reminder: Create GDAP templates in Microsoft 365 Lighthouse – Microsoft Community Hub” の抄訳です。
Microsoft のパートナーは、顧客をサイバー脅威から保護し、そのデータ プライバシーを確保するうえで、重要な役割を担っています。喫緊の優先事項についての分析情報と推奨事項が得られる Microsoft 365 Lighthouse は、パートナーのための強力なツールになります。
すでに詳しくご紹介したように、Lighthouse では、すべての顧客に簡単に適用できる GDAP テンプレートを作成できます。組み込みのロール推奨機能と、顧客がリレーションシップを承認した時点でロールの割り当てを自動的に完了する機能も備えています。
GDAP は、パートナーと顧客のどちらにとってもメリットがあります。
- 不正アクセス、データ漏洩、規制違反のリスクが低減し、セキュリティとコンプライアンスが向上します。
- 顧客のデータとリソースに対する可視性と管理機能の強化により、顧客の信頼と満足度が高まります。
- パートナーは Microsoft 365 Lighthouse を使用して、GDAP を持つ複数の顧客を単一のポータルから管理できるため、運用効率とスケーラビリティが向上します。
Microsoft 主導の DAP から GDAP への移行の一環として、Microsoft はすでに既存のすべての DAP リレーションシップについて、GDAP リレーションシップを作成しています。しかし、パートナーが顧客にアクセスして必要なサービスを実施するために必要なロールを確保するには、新たに作成されたこれらのリレーションシップを検証することが不可欠です。
既定の GDAP リレーションシップの検証
もう一つ重要なマイルストーンとしては、2023 年 10 月 9 日以降、リセラー リレーションシップでは DAP が取得できなくなることです。この日付以降は、DAP を使用して顧客のテナントにアクセスできなくなるということです。代わりにこれらのリレーションシップには既定の GDAP リレーションシップが適用されるため、顧客のセキュリティ グループに GDAP ロールを割り当てる処理が必要になります。Lighthouse で GDAP テンプレートを使用すれば、既存のテンプレートに新しい顧客をすばやく追加して、このプロセスを加速することができます。
Microsoft 365 Lighthouse で今すぐ GDAP テンプレートを使用できます
Lighthouse に登録し、必要なロールでログインして、GDAP を使用して代理アクセス権を設定してください。
現在、ユーザーを簡単に管理し、GDAP テンプレートを更新し、オンボードした新規顧客との GDAP リレーションシップを新たに作成できる、新機能を開発中です。これらの機能がリリースされしだい、情報を投稿します。その間、組織全体の代理アクセス権をより効率的に管理するために、Lighthouse に追加を希望されるツールがあれば、ぜひお知らせください。
Microsoft 365 Lighthouse と GDAP に関する詳細はこちら:
Secure Microsoft 365 Lighthouse (安全な Microsoft 365 Lighthouse) (cloudguides.com)
Microsoft 365 Lighthouse にサインアップする – Microsoft 365 Lighthouse | Microsoft Learn
Microsoft 365 Lighthouse の概要 – Microsoft 365 Lighthouse | Microsoft Learn
Microsoft 365 Lighthouse で顧客の GDAP を設定する | Microsoft Learn
GDAP に関してよく寄せられる質問 – Partner Center| Microsoft Learn
パートナー センターのお知らせ | Microsoft Learn
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