2024年4月2日 2:07 PM

デプロイメント タスクとメールの検疫機能を使用してマネージド テナントの受信トレイを保護

※ 本ブログは、米国時間 2023/8/14 に公開された “Use Deployment Tasks and Quarantine Email to help protect your managed tenants’ inboxes. – Microsoft Community Hub” の抄訳です。

デプロイメント タスクとメールの検疫機能を使用して、マネージド テナントの受信トレイを保護します。

Microsoft 365 Lighthouse を利用すれば、マネージド テナントを危険性のあるメッセージや不要なメッセージから保護するためのポリシーをすぐに設定できます。また、Exchange Online Protection (EOP) と Microsoft Defender for Office (MDO) のポリシーによって、フィルター処理されたメッセージの数とその種類を 1 つのウィンドウ グラスに表示することができます。

既定のベースラインを用いてマネージド テナントの保護を設定します。

Lighthouse は、規定のベースラインを使用した一連のデプロイメント タスクによって顧客テナントの保護および管理をサポートします。これらのタスクを使用して、すべての顧客に対して標準の保護レベルを適用することができます。

EOP と MDO のデプロイメント タスクでは、EOP と MDO 両方の標準セキュリティ対策を有効にするポリシーを構成できます。Exchange Online Protection (EOP) は、スパム、マルウェア、フィッシング、その他のメールの脅威から顧客テナントを保護するのに役立ちます。Microsoft Defender for Office 365 (MDO) は、悪意のあるメール、リンク (URL)、コラボレーション ツールの脅威から組織を保護に役立ちます。これらを有効にすれば、検疫済みメッセージのページを使用して顧客テナントの検疫済みメールを管理することができます。

すべての検疫済みデータを 1 つのマルチテナント ビューで表示します。

Microsoft 365 Lighthouse 検疫済みメッセージ ページのスクリーンショット

Microsoft 365 Lighthouse 検疫済みメッセージ ページのスクリーンショット

Lighthouse では、マネージド顧客から送付されたすべての検疫済みのメールを 1 か所で確認することができます。各顧客の検疫済みメールの数、期限が近付いているメールの数、レビューが必要なメールの数を確認可能です。また、過去 24 時間のメール数の変化も確認できるため、ポリシーを評価し、顧客に対する攻撃の可能性を検出できます。Lighthouse を利用すれば、顧客の検疫キューの毎日簡単な管理が実現します。

また、Lighthouse から直接 Microsoft 365 Defender ポータルの検疫キューにシームレスに移動できるため、顧客に代わってこれらのキューを確認・管理するのにかかる時間を短縮できます。

EOPMDO、検疫機能をさっそく使ってみましょう!

EOP タスクと MDO タスクをデプロイすることで、マネージド顧客テナントに対する保護を強化できます。また、検疫済みメッセージ ビューを使用すれば、日常の管理をより簡単に行えるようになります。これらの項目の詳細については、以下をご参照ください。

Exchange Online Protection および Microsoft Defender for Office 365 の詳細については、以下をご参照ください。

Microsoft 365 コミュニティに参加して、会話を続けましょう。ベスト プラクティスを共有したり、コミュニティ イベントに参加したりしませんか? Microsoft 365 コミュニティに「参加」してメンバーになりましょう。各種のヒント、最新のニュースや発表を製品チームから直接受け取ることができます。Microsoft 365 ブログ スペースフォローまたは購読をおすすめします。Microsoft 365 Lighthouse に関するフィードバックやアイデアを送信するには、フィードバック ポータルに移動します。

M365

Join the conversation