2024年12月4日 1:20 PM

Copilot in Excel でできること (パート 6)

Copilot in Excel でできること (パート 6)

本ブログは、米国時間 2024/9/16 に公開された “See what’s possible with Copilot in Excel (part 6)” の抄訳です。

Copilot in Excel で問題解決力と創造性を解き放ちましょう。回文の検出、地図リンクの生成、なぞなぞの作成、セーリングの旅程の計画、趣味の写真撮影に関連する作業など、すべてをスプレッドシート内でシームレスに行うことができます。

Copilot in Excel に、単語が回文になっているかどうかを判断する数式を書くよう依頼する

Copilot in Excel に、単語が回文になっているかどうかを判断する数式を書くよう依頼する

Copilot in Excel を使用して、新しい列に Bing からハイパーリンクを挿入する

Copilot in Excel を使用して、新しい列に Bing からハイパーリンクを挿入する

Copilot in Excel を使用してなぞなぞを作成する

Copilot in Excel を使用してなぞなぞを作成する

Copilot in Excel を使用して、別の列の値に基づく新しい列を追加する

Copilot in Excel を使用して、別の列の値に基づく新しい列を追加する

これらの記事は毎週 Tech Community フォーラム (英語) のリストに追加されます。また、こちらのページ (英語) から Copilot シリーズの他の記事もご確認いただけます。

来週のシリーズにもご期待ください。

Copilot in Excel で回文を検出する

本ブログは、米国時間 2024/9/16 に公開された “Detecting Palindromes using Copilot for Excel” の抄訳です。

この数週間、Copilot in Excel でできることを紹介するブログ シリーズ (英語) をお届けしています。今回は、単語リストの中から回文になっているものを検出したいと思います。回文とは、前から読んでも後ろから読んでも同じになる単語または文字列のことです。

単語リスト: airplane, apple, backpack, banana, bed, bib, boat, book, bottle, building, bus, camera, car, chair, civic, clock, cloud, coffee, computer, dad, deed, deified, deleveled, desk, detartrated, door, eye

単語リスト: airplane, apple, backpack, banana, bed, bib, boat, book, bottle, building, bus, camera, car, chair, civic, clock, cloud, coffee, computer, dad, deed, deified, deleveled, desk, detartrated, door, eye

まず、Copilot に次のように依頼します。

単語が回文になっているかどうかを示す列を追加してください

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

B2:B88 では、次の 1 つの数式列を確認して列 C に挿入できます。

回文かどうか

単語が前から読んでも後ろから読んでも同じかどうかを確認して回文かどうかを判定し、[Yes] または [No] を返します。

=IF([@Words]=TEXTJOIN(“”,,MID([@Words],SEQUENCE(LEN([@Words]),1,LEN([@Words]),-1),1)),”Yes”,”No”)

この数式がどのような処理を行っているのかわからないので、[Show explanation] ドロップダウンをクリックします。すると、次のような回答が表示されます。

「単語」列の単語が回文であるかどうかを、以下の手順で判定します。

  • SEQUENCE 関数を使用し、単語の長さから 1 までの数列を生成します。
  • MID 関数を使用し、生成された数列に基づいて単語の各文字を逆順で抽出します。
  • TEXTJOIN 関数を使用し、逆順で抽出した文字を 1 つの文字列に結合します。
  • IF 関数を使用し、元の単語と逆順の文字列を比較します。
  • 単語が回文になっている場合は [Yes]、なっていない場合は [No] を返します。

提案された数式列は正しい処理を行っているようなので、ボタンをクリックして列を挿入します。

回文かどうかを示す [Yes] または [No] の値が含まれる列を新たに追加した単語リスト

回文かどうかを示す [Yes] または [No] の値が含まれる列を新たに追加した単語リスト

今後も数週にわたって、Copilot in Excel でできることの例を紹介していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Microsoft Excel チーム

*免責事項: 上記のようなプロンプトを試しても期待どおりに動作しない場合は、機能を段階的にロールアウトしていることが原因であると考えられます。数週間後に再度お試しください。

Copilot in Excel で地図へのリンクを生成する

本ブログは、米国時間 2024/9/17 に公開された “Generating links to maps using Copilot in Excel” の抄訳です。

この数週間、Copilot in Excel でできることを紹介するブログ シリーズ (英語) をお届けしています。

今回の例では、緯度と経度が含まれる隕石の落下データの表を用います。

名前、隕石 ID、分類名、質量、落下状況、年、緯度、経度の列で構成された隕石の落下データ表

名前、隕石 ID、分類名、質量、落下状況、年、緯度、経度の列で構成された隕石の落下データ表

落下地点を地図上で簡単に確認できるようにしたいので、Copilot に次のように依頼してみます。

緯度と経度を使用して Bing マップへのリンクに変換する列を作成する方法を教えてください

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

緯度と経度を Bing マップ リンクに変換する列を生成するには、次の数式を使用します。列 G に緯度、列 H に経度が入力されているとすると、次の数式を使用して新しい列を作成できます。

=HYPERLINK(“https://www.bing.com/maps?q=” & G2 & “,” & H2, “Bing Map”)

以下のとおり、順を追って説明します。

  1. Bing マップ リンクを表示したい列を新たに挿入します。
  2. この列の最初のセルに上記の数式を入力します。
  3. フィル ハンドルを下方向にドラッグして、列内の他のセルにも数式を適用します。

これで、各行の緯度と経度の値に基づいて Bing マップへのクリック可能なリンクが作成されます。

今後も数週にわたって、Copilot in Excel でできることの例を紹介していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Microsoft Excel チーム

*免責事項: 上記のようなプロンプトを試しても期待どおりに動作しない場合は、機能を段階的にロールアウトしていることが原因であると考えられます。数週間後に再度お試しください。

Copilot in Excel でなぞなぞを作成する

本ブログは、米国時間 2024/9/18 に公開された “Copilot in Excel riddles” の抄訳です。

この数週間、Copilot in Excel でできることを紹介するブログ シリーズ (英語) をお届けしています。今回は、ちょっと楽しいことを試してみましょう。

Excel の機能に関するなぞなぞを出してください

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

わかりました。なぞなぞを出しますね。
私は、合計、平均、カウントが簡単にできて、最大値と最小値も見つけられます。セル (独房) に住んでいますが、ここは刑務所ではありません。さて、私の正体は?
どのような Excel 機能でしょうか?

正解を教えてください

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

答えは「数式」です! 😊 Excel では、数式を使って、合計、平均、カウント、最大値と最小値の検索、その他さまざまな計算をセル内で行うことができます。

答えが「条件付き書式」になるなぞなぞを出してください

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

わかりました。なぞなぞを出しますね。
私は、ルールに従って色を変えたり、セルをハイライトしたりして、見栄えを良くします。色合いは赤、緑、黄色です。さて、どのような Excel 機能でしょうか?
私の正体は? 😊

友人や同僚と一緒に、Excel の知識を楽しくテストしてみてはいかがでしょうか。

今後も数週にわたって、Copilot in Excel でできることの例を紹介していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Microsoft Excel チーム

*免責事項: 上記のようなプロンプトを試しても期待どおりに動作しない場合は、機能を段階的にロールアウトしていることが原因であると考えられます。数週間後に再度お試しください。

Copilot in Excel でセーリングの旅程表を編集する

本ブログは、米国時間 2024/9/19 に公開された “Sailing itinerary with Copilot in Excel” の抄訳です。

この数週間、Copilot in Excel でできることを紹介するブログ シリーズ (英語) をお届けしています。今回の例では、カリブ海でのセーリングの旅程表を使用して、シュノーケリングをする日をフィルタリングできるようにしたいと思います。

日付、目的地、航行距離、ハイライトの列で構成されたセーリングの旅程表。「ハイライト」列には、目的地ごとにさまざまなアクティビティが含まれる

日付、目的地、航行距離、ハイライトの列で構成されたセーリングの旅程表。「ハイライト」列には、目的地ごとにさまざまなアクティビティが含まれる

まず、Copilot に次のように依頼します。

どの港でシュノーケリングをするかを示す「Aye (はい)/Nay (いいえ)」の列を追加してください

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

上記のプロンプトが表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

B2:E12 では、次の 1 つの数式列を確認して列 F に挿入できます。

各日のハイライトに「シュノーケリング」という単語が含まれているかどうかを確認し、含まれる場合は [Aye]、含まれない場合は [Nay] と表示します。

=IF(ISNUMBER(SEARCH(“snorkel”,[@Highlights])),”Aye”,”Nay”)

[Insert column] ボタンにカーソルを合わせると、Copilot が提案した列が表示されます。

日付、目的地、航行距離、ハイライトに加えて、新たにシュノーケリングの計算列を挿入した場合のプレビューが表示されているセーリングの旅程表

日付、目的地、航行距離、ハイライトに加えて、新たにシュノーケリングの計算列を挿入した場合のプレビューが表示されているセーリングの旅程表

[Insert column] をクリックすると、新しい列が追加されます。

日付、目的地、航行距離、ハイライトに加えて、新たにシュノーケリングの列が挿入されたセーリングの旅程表

日付、目的地、航行距離、ハイライトに加えて、新たにシュノーケリングの列が挿入されたセーリングの旅程表

本日は「世界海賊口調日」にちなんだユーモアを交えて、Copilot in Excel でできることをご紹介しました。今後も数週にわたって、Copilot in Excel でできることの例を紹介していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Microsoft Excel チーム

*免責事項: 上記のようなプロンプトを試しても期待どおりに動作しない場合は、機能を段階的にロールアウトしていることが原因であると考えられます。数週間後に再度お試しください。

趣味の写真撮影に Copilot in Excel を活用する

本ブログは、米国時間 2024/9/21 に公開された “Using Copilot in Excel for my photography hobby” の抄訳です。

この数週間、Copilot in Excel でできることを紹介するブログ シリーズ (英語) をお届けしています。

今回の例では、私が撮影した写真とその情報のリストを用います。焦点距離は通常 35mm 換算で表示されますが、私のカメラはクロップ センサーを使用しているため、その数値が変わっています。

ファイル名、日付、ファイル形式、サイズ、焦点距離、絞り値、露光時間の列で構成された写真リスト

ファイル名、日付、ファイル形式、サイズ、焦点距離、絞り値、露光時間の列で構成された写真リスト

まず、Copilot に次のように依頼します。

これらの写真は Fuji XT2 で撮影されたものです。35mm 換算で焦点距離を表示する列を追加してください

上記のプロンプトと、適用する数式列の提案と説明が表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

上記のプロンプトと、適用する数式列の提案と説明が表示されている Copilot in Excel ウィンドウ

B2:H46 では、次の 1 つの数式列を確認して列 I に挿入できます。

焦点距離の値を抽出して整数に置き換えた後、変換係数である 1.5 を掛けることで、各画像の焦点距離を 35mm 換算に変換します。

=INT(INDEX(TEXTSPLIT([@[Focal Iength]], ” “,, TRUE), 1, 1)) * 1.5

結果をプレビューしてから [Insert column] ボタンをクリックすると、数式が表に追加されます。

ファイル名、日付、ファイル形式、サイズ、焦点距離、絞り値、露光時間に加えて、新たに 35mm 換算の焦点距離の列が挿入された写真リスト

ファイル名、日付、ファイル形式、サイズ、焦点距離、絞り値、露光時間に加えて、新たに 35mm 換算の焦点距離の列が挿入された写真リスト

今後も数週にわたって、Copilot in Excel でできることの例を紹介していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Microsoft Excel チーム

*免責事項: 上記のようなプロンプトを試しても期待どおりに動作しない場合は、機能を段階的にロールアウトしていることが原因であると考えられます。数週間後に再度お試しください。

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