Ignite で発表された Microsoft 365 Copilot in OneNote の新機能
※ 本ブログは、米国時間 2024/11/19 に公開された “What’s new in Microsoft 365 Copilot in OneNote at Ignite” の抄訳です。
Microsoft Copilot によって、複数のエンドポイントの OneNote がさらにパワフルなツールに進化します。OneNote は、ユーザーの皆様が日々忙しく仕事をこなす中で、考えを書き留めて整理できる、個人用または共有用のメモ ツールであり続けてきました。そこに Copilot の新機能が加わり、さらに直観的、効率的、効果的なメモ作成や情報整理が可能になります。それでは、新機能についてご紹介し、作業の流れがどのように変革されるのかを見ていきましょう。
OneNote キャンバス上の Copilot
Copilot のクイック操作をキャンバス上から直接実行できるようになりました。この機能は、OneNote の法人のお客様向けに OneNote デスクトップ アプリで一般提供を開始します。OneNote ページのキャンバス上に表示される Copilot アイコンをクリックすると、メモの作成、要約、タスク リストの作成、ページのリライトが可能です。
OneNote キャンバス上の Copilot は一般提供を開始しています (英語)。
Copilot による整理
メモを効果的に整理するのに苦労しているユーザーは少なくありません。しかしこれからは、楽々と整理できるようになります。Copilot を使用すれば、ノートブックの中で最も雑然としているセクションも数秒で体系的に整理できます。OneNote アプリで Copilot を開き、「このセクションを整理してください」と入力すると、Copilot がそのページを整理してくれます。たとえば、会議の日付ごとに整理したい場合は、「このセクションを会議の日付ごとに整理してください」と入力すれば、Copilot が整理し直してくれます。
Copilot による整理は、2025 年 2 月からパブリック プレビューで利用可能になります。
Web 版と Teams 内での Copilot チャット
Web 版の OneNote と Teams 内の OneNote で Copilot の機能を利用できるようになり、メモの取り方に変革がもたらされます。シンプルな自然言語コマンドで使用できる Copilot が、メモの確認、要約、リライトを手伝い、明確さを向上させて、目的達成を支援します。会議の準備をするときも、思考を整理するときも、Web 版の Copilot in OneNote は、忙しく働くユーザーの生産性と創造性を高めてくれる理想のパートナーです。
Web 版と Teams 内での Copilot チャットは 2025 年 1 月に提供を開始します (英語)。
Microsoft 365 Copilot での OneNote ページ
Microsoft 365 Copilot エクスペリエンスで OneNote コンテンツが読み込まれるようになります。Word、PowerPoint、Microsoft Copilot チャット、その他の Microsoft 365 アプリのいずれでも、Copilot が OneNote ページに基づく応答を返します。参照先として OneNote ページへの直接のリンクが示されるため、Copilot の応答が自分の作業に関連しており、なおかつ生産的であるという確信を持てます。
Microsoft 365 Copilot での OneNote ページの参照は 2025 年春に利用可能になる予定です。
Mac 版および iPad 版の OneNote での Copilot チャット
Mac や iPad の OneNote で利用できる Copilot は、メモの利用方法を変革するインテリジェントなアシスタントです。シンプルな自然言語コマンドで使用できる Copilot が、メモの確認、要約、リライトを手伝い、明確さを向上させて、目的達成を支援します。Mac 上でシームレスに動作するよう設計されており、状況に即したチャット エクスペリエンスを通じて、ユーザーはタスクを迅速に完了することができます。会議の準備をするときも、思考を整理するときも、Mac 版 Copilot in OneNote は、生産性を高めてくれる理想のパートナーです。
Mac 版 (英語) と iPad 版 (英語) の OneNote での Copilot チャットは、法人のお客様向けに一般提供を開始します。
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