Windows向けのリモートデスクトップアプリはWindows Appへ
※本ブログは、米国時間 3 月 1 1日に公開された “Windows App to replace Remote Desktop app for Windows” の抄訳を基に掲載しています。
編集者注:2025年3月11日更新:本ブログで言及している内容はMicrosoft Storeからダウンロードできる「リモートデスクトップ アプリ」の、Windowsアプリの置き換えのことを指しています。Windows用のリモートデスクトップクライアント(MSI)からダウンロードできる「リモートデスクトップ クライアント」のスタンドアロンインストーラー(MSI)に置き換わるものではありませんので、ご注意下さい。
2025年5月27日より、Microsoft Store からダウンロードできる Windows 用のリモートデスクトップアプリはサポート対象外となり、ダウンロードおよびインストールができなくなります。引き続き、Windows 365、Azure Virtual Desktop、Microsoft Dev Box へのアクセスが必要な場合はWindows App に移行していただくことをご検討ください。
Windows App には、Windows 用のリモートデスクトップアプリからのいくつかの改善点が実装されています。
- 1つのアプリケーションからシンプルに、クラウド PC や仮想デスクトップなど、複数の Windows サービスにアクセスできる統合的な環境をご提供します。
- ホーム画面はカスタマイズが可能で、マルチモニターや動的なディスプレイ解像度をサポートします。
さらに、デバイス リダイレクトやMicrosoft Teams への最適化に対応、アカウント切り替えも簡単になっており、リモートワークの体験が向上します。Microsoft Store から入手できるリモートデスクトップアプリ経由での Windows 365、Azure Virtual Desktop、Microsoft Dev Box への接続は、2025 年 5 月 27 日以降できなくなります。全てのユーザーがリモートデスクトップアプリのサポートを受けられなくなりますので、ご注意下さい。
移行の準備
Windows 365、Azure Virtual Desktop、Microsoft Dev Box ユーザー:
- 始めるにあたって:各プラットフォームの詳細については、『Windows アプリを使用してデバイスとアプリに接続する』を参照してください。
- Windows Appのダウンロード: Windows アプリは、Microsoft Store または Windows アプリの新着情報 から直接ダウンロードできます。
リモートデスクトップユーザー:リモートデスクトップアプリからリモートデスクトップに接続しているユーザーは、Windows アプリでこの接続タイプがサポートされるまで、Remote Desktop Connection を使用してください。
リモートデスクトップサービスユーザー:リモートデスクトップアプリからリモートデスクトップサービスに接続しているユーザーは、Windows アプリでこの接続タイプがサポートされるまで、RemoteApp and Desktop Connection を使用してください。
既知の問題:Windows App への移行に支障をきたす可能性のある現在の機能上の問題があるかどうかは、Windows アプリの既知の問題と制限事項からご確認いただけます。機能上の問題は全て解決される予定です。チェックリストは定期的にご確認いただく事をお勧めします。
リモートデスクトップ アプリのアンインストール:アプリの管理方法に合わせたアンインストール方法については、アプリのアンインストールおよびアプリの削除に関するドキュメントを参照してください。
IT管理者のみなさまは、Windows用リモートデスクトップアプリのユーザーにWindowsアプリへの移行を促していただくことをお願い申し上げます。本ブログでご紹介しているユーザーガイドやヘルプデスクのドキュメント、管理資料は社内リソースの更新などにもお役立てください。
マイクロソフトでは、意見交換の場やベスト プラクティスの共有場所を設けています。コミュニティとの交流には、Windows Tech Community (英語) をご利用ください。ブックマークしておくと便利です。また、ベスト プラクティスを探すには、X や LinkedIn で @MSWindowsITPro をフォローしてください。サポートが必要な場合は、Microsoft Q&A の Windows のページをご覧ください。
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