2025 年 7 月よりオンプレミス サーバー製品のライセンスと価格を改定
※本ブログは、米国時間 4 月 4 日に公開された “Licensing and pricing updates for on-premises server products coming July 2025” の抄訳を基に掲載しています。
Microsoft 365 スイートは、卓越したパフォーマンス、拡張性、セキュリティにより、お客様に価値をもたらす最適な選択であり続けます。しかしながら、マイクロソフトは、特定のお客様の環境において引き続きオンプレミス展開が強く求められているということも認識しています。そうしたお客様をサポートする継続的な取り組みの一環として、2025 年 7 月にマイクロソフトのオンプレミス サーバー製品のライセンスと価格の改定を実施します。
Exchange Server および Skype for Business Server のサブスクリプション エディションの一般提供
先日発表したとおり、2025 年 7 月にExchange Server サブスクリプション エディションと Skype for Business Server サブスクリプション エディション (英語) の一般提供を開始します。
サブスクリプション エディションのサーバー製品を展開して使用するには、製品にアクセスするすべてのユーザーとデバイスが有効なソフトウェア アシュアランス (SA) またはクラウド サブスクリプション ライセンスを取得する必要があります。Exchange Server および Skype for Business Server のサブスクリプション エディションのリリースにより、これらの製品は SharePoint と足並みを揃え、3 年ごとのバージョン リリースから、モダン ライフサイクル ポリシーを通じて定期的に更新される「バージョンレス」製品へと移行します。
サーバー製品およびスイートの価格改定
マイクロソフトのオンプレミス サーバー製品の継続的なメンテナンスと更新をサポートするため、今年 7 月に Exchange Server サブスクリプション エディションと Skype for Business サブスクリプション エディションの一般提供を開始すると同時に、スタンドアロンのオンプレミス サーバー製品すべて (SharePoint Server、Exchange Server、Skype for Business Server) の価格を 10% 引き上げます。しばらく据え置きとなっていた Core CAL スイートと Enterprise CAL スイートの価格は、それぞれ 15% と 20% 引き上げられます。この価格改定は、2025 年 7 月 1 日に実施します。
なお、今回の改定は対象製品のオンプレミス版にのみ適用されます。個別または Microsoft 365 ライセンスを通じて購入した SharePoint Online、Exchange Online、Microsoft Teams の価格への影響はありません。
今回の改定に関する詳細や、クラウドへの移行開始については、マイクロソフト アカウント チームまたはパートナーにお問い合わせください。
リソース集
- モダン ライフサイクル ポリシー – Microsoft ライフサイクル | Microsoft Learn
- 現行バージョンから Exchange Server SEへのアップグレード | Microsoft Community Hub
- Skype for Business Server ロードマップの最新情報 | Microsoft Community Hub (英語)
- 残り 9 か月: Skype for Business Server 2015 および Skype for Business Server 2019 のサポート終了 | Microsoft Community Hub (英語)
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