Windows 365のAIを活用したクラウドベースの生産性が、より多くのお客様にレジリエンスをもたらします
※本ブログは、米国時間 2025 年 9 月 17 日に公開された、“Windows 365 brings resilient, AI-driven cloud productivity to more users”を基に掲載しています。
Windows 365が市場に登場してから4年が経過しました。この間、弊社では多くのお客様のクラウドコンピューティングを用いた変革をお手伝いして参りました。お客様のご要望にお応えするため、最新の業務環境の管理や拡張、セキュリティの強化をよりシンプルにするべく、当社が継続的に投資している取り組みをご紹介できることを嬉しく思います。先月、マイクロソフトはGartner® Magic Quadrant™ for Desktop as a Serviceにおいて3年連続でリーダーに認定されました。この評価は、企業としての業務運営、イノベーション、競争力変革を支援する当社の継続的な取り組みを反映していると考えています。同時に、環境は変化し続けており、お客様を支援するためにできることは常にあります。
まずは4年前にWindows 365をリリースして以来、お客様の優先事項がどのように変化したかを見てみましょう:
情報システム管理部門の責任者の方は、Windows 365によって早い段階での成功を収め、より多くの職種や拠点へと展開を拡大しています。このとき柔軟性は欠かせません。ドイツの現場で働く従業員の方がWindows 365 Linkデバイスを共有して使う場合も、いくつかのアプリだけが動作すればよい場合も、あるいはシンガポールにいる経営幹部が完全なクラウドPC環境を必要とする場合のいずれでも、Windows 365が対応できます。
セキュリティとレジリエンスも最優先事項です。デバイスが故障したり、破損・紛失・盗難に遭うことは、組織にとって多大な財務上、運用上のリスクに直面するからです。Windows 365は、障害に伴う損害を最小限に抑え、事業継続性を重視して設計されています。さらにWindows 365 Reserveにより、お客様はあらゆるデバイスから、わずか数分で障害を解決できます。* Windows 365 Reserveは現在、一般公開プレビュー中です。
クラウドが主導する世界では、AIを活用したエンドポイント管理が不可欠と言えるでしょう。Microsoft Intuneはプロビジョニング、パッチ適用、ポリシー準拠などを自動化し、デバイス管理を効率化するサービスです。Intuneから利用できる、Microsoft Security Copilotでは、AIを活用して、エンドポイント管理タスクにおける情報システム管理部門の業務を支援します。管理におけるインサイトと推奨項目を提供しすることで、迅速な規模の拡張に貢献、自然言語クエリによって管理タスクが簡素化され、さらに組み込まれているインテリジェンスがデバイスの健全性、パフォーマンス、 セキュリティに関する実用的なインサイトを可視化します。Windows 365はこれらの新機能の中核を担い、Intuneと連携して、クラウドPCをよりインテリジェントで、安全かつ柔軟なエンドポイント戦略として機能します。

組織規模に関わらず、よりシンプルで、拡張性が高いソリューションが求められています。少ない数のデバイスを管理する場合でも、グローバルの全ての従業員のデバイスを管理する場合でも、情報システム管理部門では、変わらず、複雑なプロセスを減らすこと、異なる環境に適応すること、追加オーバーヘッドなしに法人で求められるレベルの復旧を実現するツールを必要とします。
では、こうした進化する要望にどう応えているのでしょうか?Windows 365とMicrosoft Intuneの新機能をご紹介しましょう。
クラウド PC へのアクセスの拡大
お客様がWindows 365を積極的に採用されている様子に触発され、さまざまな職種、地域、ワークスタイルでクラウドPCをさらにお使い頂けるように多数のアップデートを実施しました。
2025年4月、日本を含む世界の7つの市場でWindows 365 Linkをリリースし、シンプルで安全な専用デバイスによるクラウドPCへのアクセスを実現しました。今月から、デンマーク、フランス、インド、オランダ、スウェーデン、スイスの6市場で提供を拡大します。さらに今後、数か月に渡って、ベルギー、フィンランド、アイルランド、イタリア、ポーランド、シンガポール、スペインにも提供を拡大していく予定です。
Windows 365 Linkは、導入頂いたお客様からのフィードバックに基づき、定期的に機能強化を実施しています。今後数か月で予定されている主な更新には、アクセシビリティ向上のための音声アクセスサポート、サインイン時のキャプティブポータル経由のネットワーク認証、スマートカードリダイレクトによるクラウドPC上のアプリやウェブサイトへの認証、より広範な条件付きアクセスポリシー構成のサポートが含まれます。
Windows 365 Linkの潜在的な影響は計り知れません。7月のブログ記事 (英語)では、マイクロソフトが委託したForrester Total Economic Impact™ (TEI) 調査を紹介しました。この調査では、従業員2,000名、契約社員500名、年間収益40億ドルの複合組織において、6年間で最大195%という大幅な投資利益率(ROI)が予測されています。**本調査は、共有スペースで働く現場従業員やデスクベースの従業員にWindows 365 Linkを導入する潜在的なメリットを調べています。
Windows 365 Linkの国内でのご購入については、日本マイクロソフトの営業担当者か Microsoft Store 法人サポート(0120-54-2244)、下記の Windows 365 Link 認定リセラーにお問い合わせください。
- ウチダスペクトラム https://aka.ms/w365link-spectrum
- ソフトバンク https://aka.ms/w365link-sb
- JBサービス https://aka.ms/w365link-jbsvc
- 日本ビジネスシステムズ https://aka.ms/w365link-jbs
新規市場における認定販売代理店には、デンマークのDanoffice IT ApS、ed A/S、Egiss A/S、フランスのBechtleとExakis Nelite、オランダのBechtle、スウェーデンのAdvania Sverige、スイスのBechtleとNetrics AGが含まれます。

Windows 365 Cloud Appsをご利用いただくことで、フル クラウドPCをプロビジョニングすることなく、ユーザーにアプリケーションへのアクセスを提供できます。アプリ配信にクラウドPCを活用することで、安全で、レジリエンスが高い環境において、従業員の生産性を高めたい組織にさらなる柔軟性が生まれます。Windows 365 Cloud Appsはパブリックプレビュー中です。
政府機関においても、より多くの職員や利用シナリオを支援するためにクラウドPCの利用が拡大しています。GCCおよびGCCH環境において専用モードで提供開始したWindows 365 Frontlineにより、これらの導入にさらなる柔軟性とコスト効率をもたらすことを嬉しく思います。これにより、シフト制の勤務者、パートタイム従業員、臨時従業員のように、24時間365日のクラウドPCアクセスを必要としない利用者に対しても安全なアクセスを提供します。Windows 365 FrontlineはFedRAMP Moderate、CJIS、IRS 1075基準に完全準拠しています。
高度な機能でユース ケースをサポートし、法人向けID管理とセキュリティとのシームレスな統合を行う一貫性のある柔軟なソリューションを開発者に引き続き提供するために、開発者向け機能を Windows 365 に導入します。11月1日より、Microsoft Dev Boxは新規顧客の受け入れを終了しますが、既存のお客様はご利用中のDev Boxの展開を継続、拡張できます。詳細はMS Learnページを参照いただくか、弊社の営業担当者にお問い合わせください。
組織のレジリエンス強化
ビジネスリーダーの89%がレジリエンスを最優先戦略課題と位置付ける中、情報システム管理部門の責任者のみなさまも、組織の収益基盤にとっていかに重要なのかを認識されていることでしょう。こうした背景を受けて、マイクロソフトではWindows 365のレジリエンスを強化し、障害から迅速に回復、生産性が回復するまでの時間をできる限り短縮する新たな機能を導入します。
2025年6月に発表されたWindows 365 Reserveは、新しいスタンドアロンのサービスです。デバイスが紛失、破損、盗難に遭った場合でも、従業員の生産性を維持できるよう設計されています。メインデバイスが修理または交換されている間、セカンダリデバイスから迅速にアクセス可能な、セキュリティ保護された事前設定済みのクラウドPCを提供します。
これにより、最小限の情報システム管理部門のリソースで、ほぼ瞬時の復旧、予め設定されているポリシーへの準拠、遊休インフラのない予測可能な費用感、エンドユーザーにとって馴染み深いWindows体験をお届けするお届けすることが可能になります。Windows 365 Reserveは限定公開プレビュー版として提供中です。
Windows 365 リージョン間ディザスター リカバリーは、地理的に離れた場所にクラウドPCのスナップショットを作成することで、地域的なサービス停止からユーザーを保護します。これにより、重要産業におけるシフト制勤務者やパートタイム従業員にも災害復旧機能を提供します。Windows 365 Enterprise向けアドオンとして一般提供開始後、Windows 365 Frontline向けアドオンとしても一般提供を開始しました。
AIを活用したエンドポイント管理の強化
先日、Windows 365 クラウド PC をサポートする Intune の Security Copilot の一般提供を発表しましたが、今回は、すべてのエンドポイントの管理をさらに容易にする機能を追加しています。
Windows 365がIntuneのCopilotに統合されたことで、情報システム管理者は強力なクロスデバイス管理シナリオを実現できます。新たな機能には、接続傾向の分析、ライセンス使用の最適化、パフォーマンス問題の特定と解決、クラウドPCの展開ギャップ検出が含まれます。IntuneのCopilotはこれらを一つの場所に集約し、要約の提供、主要課題の可視化、デバイス横断における、次なる対応策の提案を実現します。
今後数週間で、情報システム管理者がエンドポイントをスケーラブルに管理し、Copilotチャットを活用してインシデント調査と対応を迅速化することで、セキュリティを強化する機能をIntune内で直接提供します。更新内容には、Intune全体でのCopilotチャット統合、ユーザー入力時に動的提案を表示するCopilotチャットプロンプトボックス、チャットセッション内でのプロンプト履歴とコンテキスト保持が含まれます。これにより過去のやり取りが可視化され、より深いワークフローをサポートするとともに、クエリの繰り返しを削減します。
パートナーと連携したお客様支援
あらゆる規模・構造の組織を支援するため、マイクロソフトはモダンなエンドポイント管理とセキュリティへのアクセスを拡大しています。
重要な進展の一つが、マネージドサービスプロバイダー(MSP)向けマルチテナントサポートの導入です。Microsoft Intuneとマルチテナントプロバイダー間の新たな提携により、MSPは顧客基盤全体に高度な管理・セキュリティ機能を提供できるようになりました。これにより、Microsoft 365 Business PremiumやMicrosoft 365 E3、E5をご利用の組織では、MicrosoftによるIT運用の集中化、管理タスクの簡素化、コスト削減、全体的なセキュリティ強化を実現できます。
もう一つの進展は、マイクロソフトの2つのパートナー企業による新たなオファーの発表です。これによりお客様は2か月間無料でアプリケーションパッケージングを利用可能となります。*** 完全なクラウドネイティブ管理への移行における最大の障壁の一つは、自社開発アプリケーションやレガシーアプリケーションの管理をIntuneに移行することです。このオファーにより、組織はITインフラの近代化を容易に進め、より安全なクラウドベース環境への移行が可能となります。
最後に、Windows 365移行APIにより、パートナーとお客様はWindows 365への移行を簡素化・効率化するカスタムツールを構築できます。Microsoft Graph APIによる自動化をサポートし、Microsoft Intuneと統合されるため、お客様はWindows 365を容易に導入・運用開始できるようになります。MicrosoftはNerdio、ControlUp、IGEL、EfficientEtherと提携し、お客様向けの移行ツールを開発しています。これらのツールは10月13日にパブリックプレビューとして提供開始予定です。
今すぐ始めましょう
お客様がAIとクラウドを活用して、エンドポイント管理を統合し、従業員の生産性を高めることで、働く環境のITを進化させている様子は、私たちにとって大きな刺激となっています。Windows 365エコシステムがこの変革において重要な役割を果たし、情報システム管理を簡素化し、ビジネスニーズに合わせて拡張可能で、管理責任者の方がより迅速かつ情報に基づいた意思決定を行える統合されたセキュアなソリューションを提供できることを誇りに思います。
Windows 365をまだお試しでないお客様には、これまで以上に簡単に移行していただけるよう、期間限定で新規顧客向けに20%のプロモーション割引を提供しています****。このオファーを利用するには、弊社の営業担当者、もしくはMicrosoftパートナーにご連絡をしていただくか、もしくは、https://aka.ms/SaveOnW365 をご覧ください。
その他のニュースとリソース
- Windows 365は設計段階からセキュリティを考慮して構築されており、ゼロトラストセキュリティアプローチを追求する組織のニーズに対応します。Windows 365の各レイヤーに組み込まれたセキュリティの仕組みを理解いただくため、Microsoft Zero Trust Workshopに包括的なゼロトラストアプローチの実現方法に関するガイダンスを追加しました。
- 無料でダウンロードできる「Windows 365によるBYODセキュリティの確保」電子書籍では、Windows 365がBYOD(Bring Your Own Device)プログラムに関連するリスクとニーズにどのように対応するかを解説しています。このサービスは、従業員、契約社員、パートナーが安全かつ統一されたアクセスを実現しながら、IDとデータを保護します。
- Windows 365 Boot により、ユーザーは物理デバイスに最初にサインインすることなく直接サインインできます。現在、クラウドPCへの接続をより高速かつ柔軟にする大幅な機能強化を展開中です。
- Microsoftが3年連続でリーダーとして位置づけられたGartner® Magic Quadrant™ for Desktop as a Serviceの詳細については、レポート全文を無料で閲覧いただけます。
編集部注 — 2025年9月22日 — 本ブログに無料で提供される「Windows 365 で BYOD セキュリティを確保する」 eBook へのリンクを追加し、Windows 365 移行 API 公開プレビューの日程を更新しました。
本文に記載されている AI 機能は現在の製品機能に基づいており、将来変更される可能性があります。パフォーマンスは構成や使用状況によって異なる場合があります。
*IT構成およびネットワーク環境により異なります
**ROI見積もりは、Windows 365 Linkの使用経験がある6名のIT意思決定者へのインタビューと、Windows 365 Linkの使用経験または関心がある212名のIT意思決定者およびエンドユーザー管理者からのアンケート回答に基づきモデル化された複合組織を対象とした委託調査に基づいています。ROI予測は参加者が報告した認識上のメリットを反映したものであり、保証されるものではありません。
***本資料に記載のサービスはパートナー企業のみが提供し、サービス利用はお客様とパートナー組織との間で直接行われます。マイクロソフトは、パートナーサービスの提供、履行、結果に関して一切の責任を負いません。マイクロソフトはパートナー提供物を推奨または保証せず、お客様とパートナー間の契約や通信の当事者ではありません。パートナーサービスに関するお問い合わせ、サポート要請、通信はすべて該当パートナーに直接行ってください。
****本オファーは新規Windows 365顧客を対象に2025年10月31日まで有効です。お客様1名につき1回限りの適用となります。その他の利用条件が適用されます。
Join the conversation