Surface が Open Device Partnership (ODP) に参加
※本ブログは、米国時間 10 月 10 日に公開された “Surface Joins the Open Device Partnership (ODP)” の抄訳を基に掲載しています。
現在と未来に、安全で信頼できる柔軟なデバイスを届けるために
Surface では、皆様に常に優れたデバイスをお届けするために、セキュリティ、信頼性、イノベーションをあらゆるレベルで保証する最先端テクノロジの開発に投資し続けています。Surface はこのたび Open Device Partnership (ODP) (英語) に参加したことを発表します。これにより、さまざまな課題への取り組みによりいっそう積極的に貢献できるようになることをとても嬉しく思います。
ODP とは?
ODP は、デバイス ソフトウェアのセキュリティ、基本原則、標準化の推進に焦点を当てた、業界規模のオープンソースの取り組みです。このパートナーシップは、パートナー各社のあらゆるデバイス製品ラインで機能する標準に基づき、Rust などのメモリセーフなプログラミング言語とハードウェア起点のセキュリティ機能を活用して、ファームウェアおよびシステムの設計における長年の課題に取り組むことを目的としています。それによって、製品が一般的な脆弱性にさらされる状態を減らし、メーカーに持続可能で一貫性のある構造基盤を提供して、製品ライン全体のエンジニアリング コストを削減できるようにしようというものです。Surface は、安全で信頼性の高いデバイスの未来を形作るために、Open Device Partnership (ODP) の一員として次のような基礎技術の開発に投資しています。
- Patina: メモリの安全性を確保し、PC ファームウェア エコシステムにおける長年の課題を解消するために設計された、Rust ベースの UEFI 互換ファームウェア
- Secure Embedded Controller (EC) ファームウェア: 従来の EC コードベースにまん延する一連のバグを排除するよう設計された、最新のセキュリティ重視の埋め込みコントローラーの実装を提供するファームウェア
- 統合 OS-EC サービス インターフェイス: 明確に定義された一貫性のある方法で、デバイスを問わずオペレーティング システムと埋め込みコントローラーを連携できるようにする技術仕様
Surface のお客様とパートナー様にとってのメリット
- セキュリティの強化: ODP は、安全性と信頼性に定評のあるプログラミング言語の Rust をはじめとする最新のツールを基盤としています。これにより脆弱性を低減し、常に進化する新たな脅威からデバイスを保護できるようにします。
- 一貫した品質: 公開されたファームウェアがテストされることにより、製品ライン全体でバグが減り、パフォーマンスが向上します。
- 迅速なイノベーション: ODP のモジュラー式の設計により、Surface エンジニアは新しい機能とハードウェアの統合をスピーディーに進めることができ、ユーザーの皆様にいち早く最新の機能をお届けできます。
- サプライ チェーンの透明性: オープン プラットフォームを活用するため、サプライ チェーンの可視性とコンプライアンスが向上し、製品の完全性と信頼性が維持されます。
- 将来を見据えた準備: ODP では現行のハードウェア標準と新しいハードウェア標準のどちらも扱われているため、開発された新しい機能に Surface デバイスがすぐに適応できます。
だれもが恩恵を受けるパートナーシップ
ODP への参加意義は、Surface デバイスの品質が向上することだけではありません。ハードウェア メーカー、半導体メーカー、ソフトウェア エンジニアで構成され拡大を続けるエコシステムに加わり、より安全で革新的なコンピューティングの未来の創造に参加できることに意味があります。
このコラボレーションが革新的で信頼性の高い Surface デバイスの提供を加速してくれると同時に、私たちは市場から得た知見をこのオープンソース コミュニティに還元することができます。私たちは ODP に参加する皆様と協力し、個人消費者から企業のお客様やリセラーまで、すべての方に恩恵のあるファームウェア技術を進化させてまいります。
このパートナーシップに貢献できることをたいへん嬉しく思います。今後さまざまな情報をお届けできることを楽しみにしています。

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