Windows Analytics の「Upgrade Readiness」から Desktop Analytics に入力データを移行する
※本ブログは、米国時間 9/6 に公開された Migrate user input data from “Windows Analytics: Upgrade Readiness” to Desktop Analytics の抄訳です。
7 月上旬に、Windows のアップグレードや更新の際に十分な情報に基づいた意思決定を行えるよう開発されたクラウド サービス、Desktop Analytics のパブリック プレビューを発表しました。提供開始から数週間で瞬く間に普及し、現在は数百に上る企業で約 200 万台の Windows デバイスのアップグレードまたは更新に Desktop Analytics が活用されています。皆様から多数のフィードバックもお寄せいただき非常に嬉しく思います。今後も Desktop Analytics の便利な点や改善すべき点について、ぜひご意見、ご感想をお寄せください。
Desktop Analytics の提供開始以来、Windows Analytics は今後どうなるのかというお問い合わせが多く寄せられています。ご存じかと思いますが、Windows Analytics とは「Upgrade Readiness」「Update Compliance」「デバイスの正常性」という 3 つのソリューションで構成されるクラウド サービス スイートです。マイクロソフトでは、Desktop Analytics を Windows Analytics の進化形と捉えています。
2020 年 1 月 31 日をもって Windows Analytics の提供を終了し、その後継サービスとして Desktop Analytics を提供する予定です。
Windows Analytics を現在ご利用でないお客様は、Desktop Analytics を今すぐお試しになり、評価してください。数週間後に Desktop Analytics の一般提供が開始されますが、その後に新規でご利用になるお客様は「Upgrade Readiness」と「デバイスの正常性」のソリューションをオンボードできなくなります。
現在 Azure Portalで 「Update Compliance」ソリューションをご利用のお客様は、2020 年 2 月以降も引き続きご利用いただけます。
現時点で対象となるお客様は、Desktop Analytics のオンボード中に既存の Windows Analytics ワークスペースを選択し、既存の管理者データを移行することができます。ポータルでのオンボード手順が完了し、Configuration Manager でデバイス登録ウィザードに従って操作を完了すると、既存のデータが自動的に新しい Desktop Analytics ワークスペースに移行されます。このプロセスは、通常 24 時間以内に完了します。
新しいデータの移行オプションを利用して Desktop Analytics へのオンボードが可能な Windows Analytics のお客様は、早めに Desktop Analytics に移行し、インテリジェンスによるパイロットの推奨ツール、Configuration Manager との緊密な統合といった新機能をご活用ください。
Windows Analytics の今後の予定については、Microsoft Docs のよく寄せられる質問をご確認ください。
皆様からのフィードバックをお待ちしています。