2021年11月11日 2:53 AM

新登場! 生徒のために設計された Surface Laptop SE

※こちらの発表は米国時間 11 月 9 日に公開された “Introducing Surface Laptop SE for Education” の抄訳をもとに掲載しています。

このたび、教育機関向けの全く新しい Surface と Windows OS を発表しました。従来のノート PC 型のシンプルさとプレミアムなデザインを、これまでで最も手頃な価格 (日本参考価格: 税抜 \27,800 円~) で提供します。Surface Laptop SE は、クラウド ファーストの新しいオペレーティング システムである Windows 11 SE を実行し、Microsoft Teams、Word、PowerPoint、Excel、OneNote、Edge、Minecraft Education Edition、Flipgrid など、広く使用されているアプリ1 がプリロードされています。初回使用時には、既に主要な教育機関向けアプリがタスク バーに表示されます。法人の教育機関のお客様のみにご利用いただける Laptop SE は、来年初めに米国、カナダ、英国、日本でリリースされます。

Surface Laptop SE の紹介については、以下をご覧ください。

最適化されたエクスペリエンス

Surface をわずか参考価格 (税抜) \27,800 円で提供できる理由として、第一に、Windows 11 SE は、Windows 11 Pro を実行している他のデバイスと比べて必要なメモリ量が少なく、フットプリントも小さいため、手頃な価格のコンポーネントでも良好なパフォーマンスを発揮できます。コストダウンを図るために、たとえばキーボードには Alcantara 素材ではなく硬質プラスチックを使用しています。それでも、ブレンド型学習やハイブリッド学習が定着しつつある現在、生徒が手頃な価格の魅力的なデバイスを利用できることの重要性がこれまで以上に高まっています。Surface Laptop SE は、生徒にとって安全で魅力的な体験と、IT 管理者にとって簡単な展開と管理1 をリーズナブルな価格で提供します。

しかし、Surface Laptop SE の魅力はそれだけではありません。このデザイン性に優れた軽量で薄型のノート PC は、11.6 インチの鮮明な高解像度ディスプレイに加えて、Surface でおなじみのキーボードでの快適な入力エクスペリエンス、3.5mm オーディオ ジャック、トラックパッドを搭載しています。また、USB-C ポートと USB-A ポートにより、ディスプレイやドッキング ステーションの接続、アクセサリの充電が可能です。バッテリー駆動時間は最大 16 時間2 なので、生徒は安心して 1 日中 Surface Laptop SE を持ち歩き、創造力を発揮したり、学習に利用したりできます。Surface Laptop SE の充電には、付属のバレル タイプの DC コネクタまたは USB-C Power Delivery 対応充電器3 (60W 以上) を使用します。

Surface Laptop SE

Windows 11 は、Windows 史上最もインクルージョンに配慮して設計された OS であり、アクセシビリティの向上に加えて、組み込みの学習ツールやユーザーコントロールが提供されます。具体的には、Windows 11 SE は、個人の能力や学習スタイルを問わず、あらゆる生徒が自分の力で教材にアクセスでき、教師が生徒 1 人ひとりに合わせて学習をパーソナライズできるように設計されています。また、カラーフィルター、ハイコントラスト モード、イマーシブ リーダー (英語) などの機能により、あらゆる生徒がより多くのことを達成できます。

迅速で容易な展開と管理

IT 管理者や教師は、Surface Laptop SE を生徒に迅速に展開し、アプリやポリシー設定をリモートで管理できます。オンライン学習の機会が増える中で、生徒は教室にいなくても授業に積極的に参加できて、個人のニーズや学習スタイルに合った体験を提供してくれるデバイスを必要としています。IT 管理者は、デバイスのプロビジョニングと展開をリモートで行い、年間を通じて更新プログラムを管理する必要があります。また、以前にも増してセキュリティ リスクが蔓延する中で、デバイス、ユーザー、アプリ、データへの高度な対応が求められています。こうした課題に対応するために、Surface Laptop SE は手頃な価格で柔軟性を提供し、生徒の参加意欲を高めます。また、IT 管理者は Windows Autopilot や Intune for Education などの使い慣れたツールを使用して、ゼロタッチで展開および管理を行うことができます。さらに、新しい Surface 管理ポータルでは、管理者がすべての Surface デバイスの正常性と保証情報を確認し、マイクロソフトのサポート担当者に連絡することなく、デバイスの一括交換を簡単に開始できます。

Surface Laptop SE

Windows 11 SE では、IT 管理者や教師がインストールできるアプリが制限されています。この意図的に厳選されたエクスペリエンスは、教師や IT 管理者の皆様からのフィードバックに基づいたものです。教師は生徒が気を散らさずに学習に集中できるシンプルな環境を求めており、IT 管理者は管理が容易で年間を通じて良好なパフォーマンスを発揮するデバイスを求めています。そこで、授業に参加したり、課題を提出したり、ノートを取ったりといった教育現場における主要なシナリオに対応するアプリを選択しました。Windows 11 SE では、Win32 アプリや、ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) およびプログレッシブ Web アプリ (PWA) といった最新のアプリケーションなど、生徒や教師が必要とするアプリケーションの大半をサポートしています。

Surface Go 3 などの他の Surface シリーズとの主な違いとして、Surface Laptop SE では、IT 管理者のみがアプリのインストール、高度な機能の構成、設定の管理を行うことができます。たとえば、IT 管理者は以下の操作を実行できます。

  • リモートでデバイスをワイプして再構成する。
  • Zoom、Chrome、Class Policy、Light Speed、ScreenBeam などの追加アプリをインストールする
  • すべてのデバイスで BitLocker を有効にする

信頼できるセキュリティ

Surface Laptop SE では、マイクロソフトの他のデバイスと同じセキュリティ保護が提供されます。

  • チップからクラウドまでのセキュリティ: Surface Laptop SE には、UEFI ファームウェア層から Azure クラウドまでの階層化された高度なセキュリティが完全に統合されています。
  • 自動更新: Windows および Microsoft 365 チームと緊密に連携することで、Surface Laptop SE が厳格なセキュリティ基準を満たすだけでなく、更新プログラムを自動で受信できるようにしています。
  • マイクロソフト製 UEFI: Surface ファームウェアはマイクロソフトによって厳密に管理され、自動更新を通じて常に最新の状態に維持されるため、IT 管理者にとっても安心です。

Surface Laptop SE では、物理的なセキュリティに対応する Kensington Nano Security Slot™ や、ノート PC を閉じたときにオペレーティング システムをロックするシンプルで効果的な lid-lock を採用しています。

簡単に交換・修理

必要に応じて、Surface Laptop SE はオンサイト5 で修理できるため、不用意にデータを失うことなく、生徒が短時間のうちにデバイス利用を再開できます。交換可能なディスプレイ アセンブリ、筐体、その他の部品の大半について、IT 管理者は以下を行うことができます。

  • モニター、マザーボード、キーボード、バッテリー6 などの主要部品を簡単に交換する
  • 独自のスキャン式 Surface パッケージによって簡単に識別し、一括梱包オプションによって廃棄物を削減する

関連情報

脚注

  1. Microsoft 365 または Office 365 のライセンス (別売り) が必要になります。
  2. バッテリーの持続時間はネットワークと機能の構成、信号の強さ、使用状況、その他の要素によって大きく変化します。詳細は aka.ms/SurfaceBatteryPerformance をご覧ください。
  3. 別売りです。
  4. 現時点では、米国のみで提供されています。
  5. 部品の交換は、お客様がセルフサービスで行うか (市販の予備部品を使用)、認定サービス プロバイダー (一部の市場で利用可能) またはマイクロソフトが行います。交換可能な部品はすべて、マイクロソフトが提供するサービス ガイドに従って専門の技術者が修理する必要があります。デバイスと部品は、米国、英国、日本、カナダで提供されます。
  6. 部品の大半は発売後間もなく、市販の予備部品として、または認定サービス プロバイダーを通じて入手できます。一部の部品 (マザーボードやバッテリーなど) については、市販の予備部品として、または認定サービス プロバイダーによる修理で利用できるようになる時期が異なる場合があります。

日本での展開に関して

Surface Laptop SE は、教育機関向け限定 ※1 の製品として法人向けのマイクロソフト認定 Surface リセラーおよび DMP (Distributor Managed Partner) ※2 各社を通じて、または Microsoft Store (法人窓口) から販売します。日本における出荷開始日は、2022 年初旬を予定しています。

※1 教育機関を除く一般法人、また教育機関であっても教職員および学生、生徒個人による購入はできません。対象教育機関の定義については https://aka.ms/sfbiz-academic-user をご参照ください。
※2 DMP (Distributor Managed Partner) は、2021 年 4 月 1 日より開始された Surface 正規代理店プログラムです。従来の Device Value Added Reseller Program (D-VAR プログラム) の後継にあたるプログラムです。

各製品の構成、価格はこちらからご確認ください。

Surface Laptop SE

製品 参考価格 (税抜き)
Microsoft Surface Laptop SE
(CPU: Intel® Celeron® プロセッサ N4020、メモリ: 4GB、記憶域: 64GB、Windows 11 SE)
\27,800
Microsoft Surface Laptop SE
(CPU: Intel® Celeron® プロセッサ N4120、メモリ: 8GB、記憶域: 128GB、Windows 11 SE)
\36,800

※本製品は法人向けモデルとして販売されます。法人モデルは事業者間での取引となり、消費税の総額表示の対象ではないことから本価格表での価格は税抜き参考価格として表示しています。

◆製品情報

マイクロソフト公式ストア: https://www.microsoft.com/ja-jp/store/b/business
Surface Laptop SE: https://www.microsoft.com/surface/business/surface-laptop-se
教育機関向け Surface: https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/education/surface-highschool.aspx

◆製品に関するお問い合わせや、法人向け認定 Surface リセラーの情報はこちらからご確認ください。

◆その他関連情報

本ページのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。正式な社内承認や各社との契約締結が必要な場合は、それまでは確定されるものではありません。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。

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