Microsoft Teams 電話の SLA を更新: 品質と継続性の取り組みを反映
※ 本 Blog は、2021 年 12 月 2 日に投稿された Updated Microsoft Teams Phone SLAs reflect commitment to quality and continuity の日本語抄訳です。
このブログを定期的にご覧になっている方は、Microsoft Teams で絶えず新たな動きがあることをご存じかと思います。職場の柔軟性とコラボレーションを実現する革新的なユーザー エクスペリエンスの提供から、信頼性、回復性、通話と会議の品質の向上といった水面下での改善まで、Teams は常に進化しています。マイクロソフトは、エンド ユーザー、IT 管理者、パートナー エコシステムにとって、Teams を最高のコミュニケーションおよびコラボレーションのアプリケーションにするための機会を、あらゆる角度から模索しています。
この総合的なアプローチは、最新の通話ソリューションである Microsoft Teams 電話にまで及びます。Microsoft Teams 電話は、場所やデバイスを問わない通話エクスペリエンスを実現するだけでなく、マイクロソフトのインフラストラクチャによってサポートされる、プロアクティブなネットワークの監視、システムの最適化の自動化、フォールト トレラントを実現する冗長性を通じて、信頼できる PSTN サービスをお約束します。これらの各要素は、業務の継続性の取り組みを反映するサービス レベル アグリーメント (SLA) の発展において、重要な役割を果たします。
昨日、Microsoft Teams 通話プラン、電話システム、PSTN 電話会議の SLA を更新 (英語) し、稼働率保証が 99.99% となりました。しかし、今回の SLA の更新は、数字だけの問題ではなく、必要なときに必要な方法で機能する通話エクスペリエンスを提供するというマイクロソフトの取り組みを反映したものです。業界全体で SLA の単純比較は当然のように行われていますが、Teams 電話の新しい SLA については「9 の数」にとどまらない深いストーリーがあります。
マイクロソフトの稼働率の測定方法
通信ソリューション プロバイダーが提供する保証を理解することは重要です。多くの企業は非常に狭義に捉えているために、最終的に価値を失うことになるからです。更新された SLA は、マイクロソフトの通話プラン、電話システム (ダイレクト ルーティングと音声アプリを含む)、PSTN 電話会議を対象とします。99.99% の時間、エンド ユーザーが PSTN 通話を開始したり、PSTN を介して会議の音声にダイヤルインしたり、通話キューや自動応答で通話を処理したりできることを保証します。
こうした指標のいずれかが当該月に 99.99% を下回った場合、マイクロソフトは「インシデントの期間 (分) × インシデントの影響を受けた可能性のあるユーザー数」に基づいて、ダウンタイムの合計と支払うサービス クレジットを算出します。
この SLA は、マイクロソフトが管理しないサードパーティのソフトウェア、機器、サービス、または本サービスの一部としてマイクロソフトが実行しないマイクロソフトのソフトウェア (Teams に統合されたサードパーティの PBX ソリューションなど) の不具合によって発生する障害には適用されません。
細則を必ずご確認ください
ソリューション プロバイダーにとって優れた SLA を熱心に売り込むことは簡単ですが、こうした保証のからくりには注意が必要です。サービス クレジットを提供しないプロバイダーもいれば、サービス クレジットの上限をわずか 10% としているプロバイダーもいます。Microsoft Teams 通話プラン、電話システム、電話会議では、月あたりのサービス クレジットを最大 100% サポートします。マイクロソフトでは、Microsoft Teams が企業の皆様にとってどれほど重要であるかを認識しており、サポートと財政的支援によって、品質と継続性の維持に注力しています。
新たな 99.99% の稼働率保証は、現在 Teams 電話をご利用のお客様に自動的に適用されます。最新の音声およびビデオ通話ソリューションの導入を検討されているお客様は、Microsoft Teams 電話の機能、プラン、価格をご確認ください。
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