12月 10, 2021 5:11 am

Microsoft Teams の新機能 | 2021 年 11 月

※ 本ブログは、米国時間 11 月 30 日に公開された “What’s New in Microsoft Teams | November 2021” の抄訳です。

Microsoft Teams の 11 月の最新情報をお届けします。今月は、配信機能が強化された新しいライブ キャプションや Teams 対応認定デバイスなど、さまざまな発表がありました。すべての機能を詳しくお伝えしていきます。

それでは早速見ていきましょう。

会議
通話
デバイス
チャットとコラボレーション
管理
Power Platform とカスタム開発
現場の最前線で働く従業員向け機能
教育機関向け機能
政府機関向け機能

プロダクト マーケティング マネージャーの Aisha Miller が、毎月、ブログ記事で紹介した機能の一部をデモ動画でご紹介します。

会議に関する機能

会議画面に Communication Access Realtime Translation (CART) のキャプションを統合

CART で生成したキャプションを、別ウィンドウではなく Microsoft Teams の会議ウィンドウ内に表示できるようになりました。キャプションとプレゼンテーションのウィンドウを切り替えることなく、発言を聴きながらキャプションを見ることができます。会議の開催者と参加者は、自身の会議オプションから CART のキャプションを有効化できます。詳細はこちらをご覧ください。

会議画面に Communication Access Realtime Translation (CART) のキャプションを統合

カメラのコンテンツ機能

Teams のカメラのコンテンツ機能では、アナログなホワイトボードや紙のドキュメントなどのコンテンツをインテリジェントにキャプチャして高い品質で会議で共有することができます。ノート PC、外付けの USB Web カメラ、ドキュメント カメラなどを使用できます。Microsoft Teams Rooms のエクスペリエンスと同様に、インテリジェント コンテンツ キャプチャ テクノロジを使用してアセットの検出、トリミング、フレーム化を行い、ビデオ ストリーム中のコンテンツを強調します。アセットの前にいる人物は透過処理されるため、コンテンツがはっきりと見えるようになります。詳細はこちらをご覧ください。

カメラのコンテンツ機能

Teams のアンケート向けのワード クラウド機能

Teams 会議で自由記述式のアンケートを行う際に、頻出する文言をワード クラウドですばやく把握し、データからインサイトを得ることができます。

通話に関する機能

保留音のカスタマイズ

PSTN (公衆交換電話網) から通話しているユーザーの保留音を、テナント管理者が構成できます。これにより、PSTN 通話の保留中に流す音声案内を、部署やユーザー グループごとにカスタマイズできます。この機能を有効化するには、管理者が音声ファイルをアップロードし、チームの保留ポリシーで音声ファイルへの参照を構成し、そのポリシーをユーザー グループに割り当てます。詳細はこちらをご覧ください。

未割り当て番号に通話を転送

ユーザーやリソース アカウントに割り当てられていない番号への PSTN 通話の着信があった場合、他のユーザー、通話キュー、自動応答、アナウンスに転送できるようになりました。テナント管理者は、通話の転送先として特定の電話番号、または番号の範囲を構成できます。詳細はこちらをご覧ください。

コール パークのカスタマイズ

保留可能な通話件数を増加し、かけ直せるようにするための保留の最長時間 (タイムアウト値) の設定範囲を拡張しました。Teams 管理者は、コール パークとパーク解除を設定でき、通話のピックアップ件数は、10 ~ 9,999 の範囲で設定できます。コール パークのタイムアウト値は、既定では 300 秒に設定されていますが、120 ~ 1,800 秒に変更できます。詳細はこちらをご覧ください。

デバイスに関する機能

Teams 管理センターからのリモート サインアウト

今年初旬にリリースしたリモート プロビジョニングの拡張機能として、テナント管理者が Teams 管理センターから Teams 対応 Android デバイスのサインアウト操作を実行できるようになりました。この機能は Teams 対応電話機と Teams デバイス向けに提供を開始しており、Teams 管理センターから簡単にデバイスのプロビジョニングとリモートでのサインアウトを実行できます。

Teams 対応電話機におけるブランチ オフィスの通話継続性

音声通話サービスの継続性が重視される中、ブランチ オフィスでの通話継続性を高める機能の一般提供を開始し、ネットワーク接続がない場合には PSTN で通話できるようになります。セッション ボーダー コントローラーと継続可能なブランチ アプライアンスのポリシーを構成して、この機能を社内で有効化することができます。

AudioCodes C455HD IP 電話機

AudioCodes C455HD IP 電話機は、AudioCodes の最新の Microsoft Teams 認定 IP 電話機です。これは、Microsoft Teams エクスペリエンスをシームレスに提供する最新テクノロジを備えた、高機能なハイエンド ビジネス向けの電話機です。使いやすさを追求した直感的な大画面 5 インチ カラー タッチスクリーンと、魅力的な HD 音質により、あらゆる会話の生産性を向上します。詳細はこちら (英語) をご覧ください。

AudioCodes C455HD IP 電話機

新しい Teams 認定デバイス
中規模/大規模会議室向けの 4K デュアルアイ トラッキング カメラ搭載 Yealink UVC86

Yealink UVC86 は、4K カメラを 2 台内蔵しています。1 台はリアルタイムに参加者を検出するパノラマ カメラ、もう 1 台は室内の参加者全員の撮影に適した PTZ カメラです。UVC86 のカメラは光学 12 倍ズーム、視野角 90 度で、中規模から大規模の会議室に適しています。詳細は Yealink の Web サイト (英語) をご覧ください。

新しい Teams 認定デバイス

中規模会議室向け Microsoft Teams Rooms システムの Yealink MVC660

このシステムには デュアルアイ トラッキング カメラを搭載した UVC86 が含まれており、リアルタイムに参加者を検出すると同時に、室内の参加者全員を PTZ カメラで撮影します。高機能な MSpeech スピーカーは中規模会議室での音声出力に完全に対応しており、MCore ミニ PC、MTouch II タッチ パネルも備えています。必要な機能がすべて揃った Yealink MVC660 バンドル ソリューションにより、中規模会議室でのシームレスな Teams 会議が実現します。詳細は Yealink の Web サイト (英語) をご覧ください。

中規模会議室向け Microsoft Teams Rooms システムの Yealink MVC660

チャットとコラボレーションに関する新機能

Teams チャットの Microsoft Loop コンポーネント

Loop コンポーネントを使用すると、業務フロー内のチャット、会議、メール、ドキュメントにあるコンポーネントをリアルタイムで共同編集できます。この機能は、まず Teams チャット向けにロールアウトを開始します。これにより、インラインでのメッセージの編集が可能になり、長いチャット スレッドを行ったり来たりする手間が省かれます。また、表、アクション アイテム、リストなどの Loop コンポーネントを含むメッセージを送信し、全員がインラインで作成、編集を行うこともできます。詳細はこちら (英語) をご覧ください。

Teams チャットの Loop コンポーネント。数週間以内に Loop コンポーネント アイコンが更新され、このエクスペリエンスを使用できる予定。

Teams チャットの Loop コンポーネント。数週間以内に Loop コンポーネント アイコンが更新され、このエクスペリエンスを使用できる予定。

新しい検索結果セクションに「上位の検索結果」を表示

Teams で「上位の検索結果」が新たに表示されるようになり、さらに簡単に情報を検索できるようになります。このセクションは、自動補完結果の上に表示されます。上位の検索結果には、ユーザー、グループ チャット、チーム、チャネル、ファイルなどのさまざまな検索ドメインから最も関連性の高い結果が表示されます。検索結果全体をスクロールしなくてもよいため、必要な情報をすばやく見つけられます。

新しい検索結果セクションに「上位の検索結果」を表示

Teams の検索結果ページを更新

Teams の検索エクスペリエンスが新しくなり、メッセージ、ユーザー、回答、ファイルをより迅速かつ直感的に検索できるようになりました。この検索結果ページは、Teams やその他の Microsoft 365 アプリケーションでよく一緒に作業しているユーザーや使用頻度の高いコンテンツを基に AI を活用して関連付け、適切なコンテキストと結果を迅速に提供します。

Teams の検索結果ページを更新

管理に関する機能

サポート対象デバイスに Surface Hub を追加

Surface Hub を、Teams 管理センターで管理できる Teams デバイスの種類に追加しました。これにより、管理者は Teams 管理センターから Surface Hub のセットアップ、管理、監視を実行できるようになります。

デバイス管理のフィルタリング機能を強化

Teams 管理センターのデバイス管理セクションに新しいフィルター パラメーターを追加し、デバイスをさまざまな項目で細かくフィルタリングできるようになりました。ユーザーのサインイン状況、IP アドレス、構成プロファイルなどのパラメーターを新たに使用できます。詳細はこちらをご覧ください。

匿名ユーザーの参加ポリシー

特定のユーザーやユーザー グループに対して、匿名ユーザーの会議参加を承認するように Teams を構成できるようになりました。従来はテナント レベルでしか構成できませんでしたが、IT 管理者はさらに細かくポリシーを制御できます。このポリシーは、PowerShell バージョン 2.6.0 以降で Set-CsTeamsMeetingPolicy AllowAnonymousUsersToJoinMeeting パラメーターを使用して構成します。詳細はこちらをご覧ください。

Power Platform とカスタム開発に関する機能

タブ アクションが移動

ユーザー エクスペリエンスを整理するため、Microsoft Teams のタブ アクションがタブ ヘッダー バーからタブ ドロップダウンに移動します。これは、[課題]、[成績]、[Planner]、[Web サイト] といったすべてのアプリケーション タブに適用されます。[再読み込み]、[Web サイトに移動]、[タブへのリンクをコピー]、[ポップアウト]、[バージョン情報] など、タブ名をクリックするとドロップダウン メニューが表示されるタブ アクションが対象です。

アプリの特定のパーツを会議ステージで共有

Teams クライアント SDK に新しい API が登場しました。これにより、開発者はアプリのサイド パネル エクスペリエンスからアプリ内の特定のコンテンツを会議ステージで共有できるようになります。

Microsoft Teams Connect でサードパーティやカスタムのタブ アプリの構成をサポート

Microsoft Teams Connect を使用すると、社外ユーザーとの共同作業をもっと簡単に行えるようになります。Teams SDK を通じてサードパーティまたはカスタムのタブ アプリを共有チャネルのコンテキスト内で構成します。

現場の最前線で働く従業員向け機能

新しいタグ管理設定

この機能は、Teams 管理センターの既定のタグ設定を更新し、[チームの所有者] だけでなく [チームの所有者とメンバー] も使用できるようにします。更新後も、既定を上書きして、テナント レベルで [チームの所有者] のみに設定することもできます。

Microsoft Teams: タスク公開の編集

タスク公開機能を使用すると、社内チームでタスクを作成して公開できます。タスクは、すべての現場に対して公開したり、各地の従業員の中で特定の属性を持つユーザーのみを対象に公開したりすることができます。また、公開されたタスクをチームで編集できるようになったため、変更が生じてもタスク リスト全体を作り直す必要がなくなります。

教育機関向け機能

課題でのアプリ使用

教師や生徒は、さまざまなツールを学習に利用しています。この新機能を使うと、教師は Teams の課題の中に学習ツールや資料ツールの特定コンテンツへのリンクを直接埋め込むことができます。

ホワイトボードと課題の統合

デジタル ホワイトボードを使用すると、教師や生徒がキャンバスを利用して創造性を発揮したり、共同作業を行ったりできます。このたび新たに、ホワイトボードを参考資料や Teams の課題のコンテンツ タイプとして利用できるようになります。

世界中の教育機関のお客様に Cortana の提供を開始

世界中の教育機関のお客様に、Teams モバイル アプリと Microsoft Teams ディスプレイで、Cortana 音声アシスタンスをご利用いただけるようになります。この機能は、自然言語で発話して操作するため、学校でのコミュニケーション、コラボレーション、授業に関するタスクを円滑化できます。Cortana 音声アシスタンスでは、ユーザーの呼び出し、授業に関連するタスクの実施、個人やクラスに宛てたメッセージの送信が可能です。また、ファイルの検索や共有、Teams モバイル アプリ内や Microsoft Teams ディスプレイ内での検索やサポートにも使用できます。今回は英国、インド、カナダ、オーストラリアで提供を開始します。米国では既に先行提供を開始しています。

政府機関向け機能

会議に CART のキャプションを統合
CART で生成したキャプションを、別ウィンドウではなく Microsoft Teams の会議ウィンドウ内に表示できるようになりました。キャプションとプレゼンテーションのウィンドウを切り替えることなく、発言を聴きながらキャプションを見ることができます。会議の開催者と参加者は、自身の会議オプションから CART のキャプションを有効化できます。この機能は GCC でご利用いただけます。詳細はこちらをご覧ください。

デスクトップやウィンドウ共有時の発表者モードに対応

デスクトップ版 Teams アプリでデスクトップやウィンドウを共有しているときに、スタンドアウト、レポーター、横並びの発表者モードを使用できるようになりました。スタンドアウト モードは、コンテンツの上にユーザーのビデオを重ねて表示する、没入型の発表エクスペリエンスです。レポーター モードでは、ニュース番組のように発表者の肩の上にコンテンツを映像資料として表示します。横並びモードでは、コンテンツを発表者のビデオの横に並べて表示します。魅力的な発表やエクスペリエンスを実現するため、ニーズに合わせてモードを選択できます。この機能は GCC-High と DoD でご利用いただけます。詳細はこちらをご覧ください。

デスクトップやウィンドウ共有時の発表者モードに対応

匿名ユーザーの参加ポリシー

特定のユーザーやユーザー グループに対して、匿名ユーザーの会議参加を承認するように構成できます。従来はテナント レベルでしか構成できませんでしたが、IT 管理者がさらに細かくポリシーを制御できるようになります。このポリシーは、PowerShell バージョン 2.6.0 以降で Set-CsTeamsMeetingPolicyAllowAnonymousUsersToJoinMeeting パラメーターを使用して構成します。この機能は GCC でご利用いただけます。詳細はこちらをご覧ください。

ブレークアウト ルームの新しいモーダル ウィンドウ型割り当てエクスペリエンス

参加者の割り当てエクスペリエンスが、ブレークアウト ルームの右パネルから独立したウィンドウに移動しました。[参加者の割り当て] を選択するとウィンドウがポップアップします。強化されたインターフェイスでは、参加者やルームの順に表示を並べ替えることができます。参加者名の横のチェックボックスを選択して、複数の参加者をルームに割り当てることもできます。参加者やルームをすばやく見つけて、割り当て作業を迅速化します。この機能は GCC-High と DoD でご利用いただけます。詳細はこちらをご覧ください。

ブレークアウト ルームの新しいモーダル ウィンドウ型割り当てエクスペリエンス

参加者レポートのダウンロード

会議の開催者が、会議中や会議終了後に参加者レポートをダウンロードできるようになりました。この機能は、AllowEngagementReport パラメーターを [有効] に設定すると使用できます。有効になっていると、会議中はレポートをダウンロードするオプションが [参加者] ウィンドウに表示されます。会議終了後は、会議チャットと招待者の詳細の [出席者] タブからレポートを表示できます。この機能を使用すると、会議参加者を把握できます。この機能は GCC でご利用いただけます。詳細はこちらをご覧ください。

独立した音声フィード機能

Microsoft Teams の新しい独立した音声フィード機能により、配信者が高音質の明瞭なミキシング済み音源を作成できるようになります。NDI や Hardware-Out を使用することで、あらゆる Teams 会議で独立した音声フィードだけでなく独立したビデオ フィードも使用可能で、両方のフィードをスタジオで完全に制御できます。この機能は GCC でプレビューとして提供が開始され、会議設定から有効化できます。

1 チームあたりの最大メンバー数を 25,000 人に引き上げ (GCCH)

最大メンバー数 25,000 人のチームを作成できるようになり、社内外を問わずさまざまな場面で利用できるようになりました。チーム メンバーは 1 度に複数のチャネルにメッセージをクロスポストすることが可能で、チームや作業グループ間で簡単に情報を共有できます。

Join the conversation