HoloLens 2 でイヌの体内を能動的に学ぶ「デジタルアナトミーMR」を神戸デジタル・ラボとヒューマン・アニマル・ボンドが教育機関向けに共同開発、3校で運用を開始
Mixed Reality パートナープログラム認定パートナーでアプリケーションやシステムの企画・開発を手がける、株式会社神戸デジタル・ラボ(本社:兵庫県神戸市中央区、以下 KDL)は、動物関連の企画・制作における総合的業務を行う株式会社ヒューマン・アニマル・ボンド(本社:大阪府大阪市淀川区、以下 HAB)と共同開発したイヌの体内の 3D データを立体的に可視化した Microsoft HoloLens 2(以下、HoloLens 2)専用アプリケーション「デジタルアナトミーMR」の販売を開始し、国立大学・私立大学・専門学校の3校に導入、2022年4月1日より本番運用を開始しました。
イヌ体内の 3D データを可視化したアプリケーション「デジタルアナトミーMR」
このアプリでは、「筋肉」「骨格」「臓器」のカテゴリー別に 3D データを立体的に可視化することができます。手元でメニューボードを操作する感覚で見たいところをタップするとデータが更新され表示されます。また、昨年7月から動物病院や大学といった専門機関10カ所で行った実証実験であがった意見から、ハイライト機能を搭載。筋肉や骨格に加え、血管や細部の骨に至るまで詳細に学ぶことができます。
また、クラウドのハイエンド GPU マシン上で描画処理を行い、エッジの HoloLens 2 へリアルタイムストリーミングを行うAzure Remote Rendering を活用することで、HoloLens 2 の描画性能を超える高品質な 3D モデルも表示可能です。
開発背景
獣医療教育において、生体を使用したイヌの解剖実習を減らす取り組みが行われており、世界中でデジタル化が進んでいます。HAB では、約3年前からデジタル解剖図鑑を企画し、獣医大学を始めとした教育機関や臨床現場での調査を実施されてきました。今後の獣医療教育において MR での開発が最適と判断し、今回 Mixed Reality パートナープログラム認定パートナー である KDL と共同開発を実施されました。
詳細は以下の神戸デジタル・ラボ社のプレスリリースをご確認ください。
「イヌ体内の3Dデータを可視化したアプリ」2022年4月より3校で運用開始 | Kobe Digital Labo 神戸デジタル・ラボ (kdl.co.jp)
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