2022年7月19日 7:19 AM

Microsoft Defender for Business で中小企業向けサーバー保護機能のプレビュー提供を開始

※ 本 Blog は、米国時間 2022 年 7 月 13 日に投稿された Server protection for small business now in preview within Microsoft Defender for Business. の日本語抄訳です。

Microsoft Defender for Business は、エンタープライズ グレードのエンドポイント セキュリティ機能を中小企業のお客様に提供し、ランサムウェアやマルウェアなどのサイバー脅威からデバイスを保護できるよう支援します。Microsoft 365 Business Premium をご利用のお客様には、2022 年 3 月 1 日よりエンドポイント セキュリティ機能の一般提供を開始しました。また、Microsoft 365 Business Basic または Standard をご利用で、オンプレミスの IT システムやサードパーティ製クラウド ソリューションを使用しているお客様には、2022 年 5 月 2 日より Defender for Business のスタンドアロン版エンドポイント セキュリティ機能を提供しています。

Microsoft Defender for Business サーバーのプレビュー

このたび、中小企業のお客様向けに、Microsoft Defender for Business で Windows Server と Linux サーバー用のエンドポイント セキュリティ機能のプレビュー提供を開始しました。Microsoft Defender for Business サーバーを利用すると、Defender for Business の 1 つの管理エクスペリエンス内でクライアントとサーバーの両方に対して同レベルの保護を施せるため、組織のエンドポイントすべてを 1 か所でまとめて保護できるようになります。

プレビュー期間中は、Microsoft 365 Defender セキュリティ管理ポータルから追加費用なしでサーバー保護機能を有効化できます。プレビューは、一般提供の開始を発表した時点で終了となります。その際には、オンボードされていたサーバーごとに Microsoft Defender for Business サーバー ライセンスを購入するか、サーバーのオンボードを解除する必要があります。

サーバーの構成とオンボード

サーバーのエンドポイント セキュリティを構成するには、Microsoft 365 セキュリティ管理ポータルにアクセスします。設定ページを開き、[Endpoints]、[Advanced features] の順にクリックし、[Preview features] をオンにします次に Windows Server の場合は、適用範囲を Windows Server デバイスに対して有効にします。詳細は https://aka.ms/Get-MDBServersPreview をご参照ください。

図 1: Microsoft Defender for Business サーバーのプレビュー機能をオンにして利用を開始し、サーバーをオンボード

図 1: Microsoft Defender for Business サーバーのプレビュー機能をオンにして利用を開始し、サーバーをオンボード

Windows Server

Windows Server 2012 R2 以降を使用している場合、Windows のクライアントとサーバーを 1 つのシンプルなセキュリティ運用エクスペリエンスから管理することができます。推奨のセキュリティ設定がすぐに有効になり、ウイルス対策とファイアウォール ポリシーをウィザード形式で利用できます。ザーバーのオンボードは、ローカル スクリプト、グループ ポリシー、Configuration Manager から可能です。詳細については、ドキュメント「デバイスを Microsoft Defender for Business にオンボードする」をご覧ください。

Linux サーバー

Linux サーバーの場合は、展開スクリプトを使用して手動でオンボードするか、Chef、Puppet、Ansible などの既存の管理プラットフォームに統合してオンボードします。サポートされている Linux のバージョンについては、こちらをご参照ください。詳細については、ドキュメント「デバイスを Microsoft Defender for Business にオンボードする」をご覧ください。

図 2: Windows Server と Linux サーバーの Defender for Business へのオンボーディング オプションがプレビューで利用可能に

図 2: Windows Server と Linux サーバーの Defender for Business へのオンボーディング オプションがプレビューで利用可能に

Defender for Business サーバーを備えた Microsoft 365 Lighthouse

Lighthouse を使用する Microsoft CSP パートナー様は、Defender for Business にクライアントとサーバーをオンボードしている複数のお客様のすべてのセキュリティ アラート、インシデント、デバイス リストを 1 つの管理エクスペリエンスから把握できます。Windows Server と Linux サーバーがサポートされたことで、デバイス セキュリティに関するページで情報をまとめて確認できるようになりました。Microsoft 365 Lighthouse を使用すれば、すべてのお客様のクライアントとサーバーのセキュリティ インシデントにプロアクティブに対応し、措置を講じることができます。詳細については、Microsoft 365 Lighthouse のドキュメント (英語) をご覧ください。

Defender for Business サーバーでサーバー セキュリティ機能を購入する

Microsoft Defender for Business サーバーは、一般提供開始時に、サーバー インスタンスあたり月額 3 ドルのアドオンとして購入できるようになる予定です。Microsoft 365 Business Premium、Microsoft Defender for Business スタンドアロンにはサーバー エンドポイント セキュリティのライセンスが含まれていないため、サブスクリプションを追加することになります。

フィードバックやコミュニティに関する取り組み

サーバー セキュリティ機能のプレビューが開始されたこの機会に、ぜひ Defender for Business を実際に使ってみて、ご意見をお聞かせください。マイクロソフトは皆様からのフィードバックを重視し、できるだけ多くのご意見に耳を傾けたいと考えています。プレビュー期間中のフィードバックは、以下よりお寄せいただけます。

  1. 製品内のヘルプ・サポート
  2. Microsoft 365 パートナー様向け Yammer コミュニティ

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関連情報はこちら: Win を守る Defender – Microsoft Defender for Business – Microsoft for business

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