Windows 10 バージョン 22H2 をサポートする IT ツールのご紹介
※本ブログは、米国時間 10 月 18 日に公開された “IT tools to support Windows 10, version 22H2” の抄訳を基に掲載しています。
このたび、Windows Server Update Services (WSUS) および Windows Update for Business 経由での Windows 10 バージョン 22H2 の提供を開始しました。Visual Studio サブスクリプション、Software Download Center (Update Assistant またはメディア作成ツールを使用)、ボリューム ライセンス サービス センター[1] からもダウンロードできます。本日より、30 か月に及ぶ一般提供チャネル リリースのサービス タイムラインが開始いたします。
Windows 10 バージョン 22H2 (Windows 10 2022 Update) は、品質、生産性、セキュリティなどの既存の機能領域における総合的な Windows エクスペリエンスの質の向上に重点を置いた、範囲を絞ったリリースです。Windows 10 バージョン 20H2、21H1、21H2 のいずれかを実行しているデバイスの場合、有効化パッケージを利用すれば、高速かつ簡単にインストールできます。
編集メモ: 2022 年 10 月 18 日 – 更新の範囲に関する上記のパラグラフは、最初の公開後に変更されました。
Windows 10 バージョン 22H2 向けに更新されるツール
Windows 10 バージョン 22H2 のリリースに伴い、以下のツールの更新版をリリースしました。
- Windows 10 バージョン 22H2 のセキュリティ ベースライン (英語) – Microsoft Security Compliance Toolkit (英語) をダウンロードし、マイクロソフトの推奨するセキュリティ構成ベースラインを利用、分析、テスト、保存、適用します。
- Windows 10 Enterprise Evaluation – Windows 10 バージョン 22H2 の 90 日間の無料評価版を入手し、組織の代表として Windows 10 Enterprise の最新リリースをお試しいただけます。
- Windows 10 バージョン 22H2 向け管理用テンプレート (.admx) には、Windows の C:\Windows\PolicyDefinitions\ フォルダーからネイティブにアクセス可能です。こうしたファイルとグループ ポリシー設定の参照用スプレッドシートは、今週中に個別にダウンロード可能になります。利用可能になった時点で、この記事を更新し、リンクを共有します。
Windows 10 向けリモート サーバー管理ツール (RSAT) は「オンデマンド機能」のセットとして、OS に組み込まれています。
その他のツール
Windows 10 バージョン 22H2 は、バージョン 20H2、21H1、21H2 と共通のコアおよび同じシステム ファイル セットを使用しているため、以下のツールはバージョン 22H2 で動作させるために更新する必要はありません。
- Windows アセスメント & デプロイメント キット (Windows ADK) – Windows ADK for Windows 10 バージョン 2004 は、現在サポート対象となっているすべてのバージョンの Windows 10 (バージョン 22H2 を含む) に対応します。これは、ADK バージョン 2004 用 Windows PE アドオンにも適用されます。
最新情報を提供するリソース
Windows 10 バージョン 22H2 の一般提供に伴い、組織内で効果的に更新プログラムを管理、展開するために活用できる主要なリソースを更新しています。その内容を詳しくご紹介します。
- Windows リリース正常性ハブ – 更新プログラム関連の発表、ベスト プラクティス、重要なライフサイクルのリマインダー、既知の問題や安全性を考慮した更新の保留の状況について、常に最新の情報を簡単に把握できます。Microsoft 365 管理センターの Windows リリース正常性エクスペリエンスが更新され、Windows 10 バージョン 22H2 が含まれるようになりました。
- Windows 10 リリース情報 – リリース日、ビルド番号、サービス終了日、リリース履歴を含む、サービス オプション別の現在の Windows 10 バージョンの一覧。
Windows 10 バージョン 22H2 向けにリリースされたすべての更新プログラム (月例および緊急) が一覧表示された Windows 10 バージョン 22H2 の新しい更新履歴ページは、最初のサービス リリースと共に公開されます。
Windows 10 バージョン 22H2 を展開すべきタイミング
本日のリリースに伴い、社内でアプリ、デバイス、インフラストラクチャが新しいリリースで想定どおりに動作することを検証していただくことをお勧めします。今回のリリースの広範なロールアウト戦略に関する情報については、John Cable の Windows 10 2022 Update の入手方法に関する記事をご確認ください。
Office Hours にご参加ください
ご不明な点がございましたら、毎月実施している Windows Office Hours (英語) にご参加ください。ここでは、幅広いエキスパートのチームが、お客様の展開、サービス、更新に関する質問にお答えし、サポートを提供します。この月次イベントが開催されている 1 時間の間にリアルタイムで質問を送信してください。時差の関係でスケジュールが合わない場合には、事前に質問を投稿していただくことも可能です。次回の開催日は 2022 年 10 月 20 日 (木) なので、予定表に追加のうえ (英語)、奮ってご参加ください。
追加情報
Windows の展開、更新、管理を効率化する方法を示した詳細情報やデモをお探しなら、Microsoft Technical Takeoff (英語) にご参加ください。エンジニアリング リーダーの John Cable、Ramya Chitrakar、Steve Dispensa が、Windows 11 への移行と、移行が完了するまでの Windows 10 および Windows 11 の効果的な管理についてのヒントを紹介し、率直な議論を交わすイベントを実施します。出欠確認を行い、Let’s talk Windows and Intune (英語) セッションの席を確保しましょう。また、Technical Takeoff のスケジュール一覧 (英語) を確認して、他のセッションにもライブやオンデマンドでご参加ください。
交流の場やベスト プラクティスをお探しの場合は、Windows Tech Community (英語) のメンバーとなり、最新情報をぜひご確認ください。最新リリース、ツール、ドキュメントについては、このブログをお読みいただくか、Twitter アカウント @MSWindowsITPro をフォローしてください。
[1] VLSC では、すべての製品、市場、言語でダウンロードできるようになるまでに 1 日かかる場合があります。
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