2023年1月19日 10:54 AM

Stream (クラシック) の廃止に関する最新情報: 2024 年 2 月 15 日にサービス終了

※ 本ブログは、米国時間 1/12 に公開された “Update on Stream (Classic) retirement: Last day of service set for Feb 15, 2024” の抄訳です。

2021 年 11 月 (英語) にお伝えしたように、SharePoint 上に構築された新しい Stream プラットフォームへのお客様の移行に伴い、Stream (クラシック) はサービス終了となります。この記事では最新情報として、2024 年 2 月 15 日に GCC を除くすべてのお客様を対象に Stream (クラシック) のサービスを終了し、2023 年 8 月にアップロード機能を停止することをお伝えします1。後継サービスである Stream (on SharePoint) は、2022 年 10 月に一般提供を開始 (英語) しており、2 年以上前の発表以来広くご利用いただいています。2022 年には数十億の動画がアップロードされました。動画の作成、検索、閲覧が Microsoft 365 全体で簡単にできるため、利用は急速に拡大し続けています。

Stream (on SharePoint) なら仕事の流れの中で動画を活用できる

Stream (on SharePoint) は、Stream (クラシック) と同じ機能を多く備えているだけでなく、Teams、Office.com、Yammer、Viva、PowerPoint、SharePoint といった日常業務や教育機関で使用する多数のアプリで動画を扱うことも可能にします。業務の流れに動画が加わることで、コラボレーションや知見の共有のための動画コンテンツの作成や検索が容易になります。ここで、Stream (クラシック) にはない Stream (on SharePoint) の機能を簡単に紹介しましょう。

これらの便利な機能によって、管理者の動画管理作業が容易になり、チームの生産性が向上します。Stream (on SharePoint) を活用すれば、視覚的なコミュニケーションを通じたチーム内の情報共有、学習、連携が可能になります。

Stream (クラシック) のサービス終了タイムライン

Stream (クラシック) は 2024 年 2 月 15 日まで利用できますが、一部の機能はそれよりも前に廃止される予定です。たとえば、Stream (クラシック) への動画のアップロードは 2023 年 8 月 15 日にできなくなります。サービス終了までの最新の日程については、Stream (クラシック) のサービス終了タイムラインをご参照ください。

Stream (クラシック) のサービス終了タイムラインは、以下のとおり計画されています。
2023 2 15 – サービス終了までの 1 年間のカウントダウンを開始し、Stream (クラシック) からの移行ツールを一般提供します (以下の機能強化あり)。
– 単一動画の埋め込みコードがリダイレクトされ、インラインで再生されます。
– アップロードのブロックとテナントの無効化をスケジュール/延期する設定が新たに追加されます。
2023 5 15 – Stream (クラシック) への新規動画のアップロードができなくなります。管理者は必要に応じてこれを 3 か月延期することができます2
2023 8 15 – Stream (クラシック) への新規動画のアップロードができなくなります。
2023 10 15 – ユーザーは Stream (クラシック) を利用できなくなります。管理者は必要に応じて、この変更を 4 か月延期することができます2
2024 2 15 – Stream (クラシック) は完全にサービスを終了し、自動的に機能を停止します。
– ユーザーと管理者は Stream (クラシック) を利用できなくなります。
– 移行されずに Stream (クラシック) に残っているコンテンツの削除を開始します。
2025 2 15 – Stream (クラシック) のリンクと埋め込みコードが、OneDrive や SharePoint に移行した動画にリダイレクトされなくなります。

Stream の管理者の方は、できる限り早く組織の Stream (on SharePoint) への移行計画をお進めいただき、ユーザーが利用開始できるようになることをお勧めします。

Stream (クラシック) から Stream (on SharePoint) へのコンテンツの移行

お客様の Stream (on SharePoint) への移行をサポートするため、Stream (クラシック) のすべての動画を Stream (on SharePoint) に移動できる移行ツールをご用意しています。これを使用すると、Stream (クラシック) の音声コンテンツや動画コンテンツに関連付けられているメタデータ、リンク、アクセス許可も移動できます。移行ツールは現在パブリック プレビュー中で、2023 年 2 月 15 日に GCC を除くすべての Stream のお客様に一般提供を開始する予定です。

利用を開始する際は、移行サポートと移行戦略ガイドをご参照ください。移行プロセスにおいては、コンテンツの移動と、Stream (on SharePoint) へのユーザーの誘導が必要になります。Stream (Classic) とはエントリ ポイントも外観も操作性も異なります。ユーザーの Stream (on SharePoint) 利用開始をサポートする方法については、導入ガイドのヒントを参考にしてください。お早めに移行計画策定に着手されることをお勧めします。

Stream (クラシック) のサービス終了に関する詳細は、FAQ をご覧ください。
Stream (on SharePoint) の詳細については、IT 管理者向けガイドエンド ユーザー向けヘルプ ドキュメントをご覧ください。

Stream ライブ イベントのサービス終了

Stream のライブ イベント機能のサービス終了日はまだ発表しておりませんが、今後数か月以内にはお伝えする予定です。また、6 か月の期間を設けて、後続サービスである、外部エンコーダーがサポートされる Teams ライブ イベント (現在パブリック プレビュー中) の利用を開始していただけるようにします。

フィードバックとその他の情報

皆様からのご意見をお待ちしております。Update on Stream (Classic) retirementのコメント欄までお気軽にお寄せください。Stream フィードバック ポータル (英語) では、アイデアの投稿やアイデアへの投票も可能です。

また、Customer Connection Office Hours という機会をご用意しています。月に 2 回開催しているこのミーティングでは、お客様の質問にお答えしたり、Stream に関する計画をお伝えしたり、動画に関するニーズについてお聞きしたり、フィードバックをお受けしたりしています。ミーティングの招待リストに参加するためには、aka.ms/StreamConnect からご登録ください。

1 Government Community Cloud (GCC) のお客様を対象とした Stream (クラシック) のサービス終了日はまだ発表しておりません。公式な発表まで、GCC のお客様は引き続き Stream (クラシック) をご利用いただけます。サービスが中断されることはありません。GCC のお客様には、サービス終了の 1 年前にお知らせいたします。
2 管理者による延期の設定は、2023 年 2 月 15 日に Stream (クラシック) 管理センターから利用できるようになります。

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