2024年5月7日 11:04 AM

Surface デバイスの修理がより簡単に

※ 本ブログは、米国時間 2024/4/17 に公開された “Surface delivers on simplified device repair” の抄訳です。

デバイスの選択において、修理のしやすさが重視されるようになったころから、Surface でも重点的に修理のしやすさを追求するようになりました。モジュール式の部品を初めて導入したのは、4 年前の Surface Laptop 3 です。マイクロソフトはそこから休むことなく、お客様がデバイスを最大限に活用できるよう変革を続けてきました。その結果、Surface デバイスは従業員の生産性とセキュリティを維持したまま、より修理がしやすくなり、企業にさらなる管理性、豊富な選択肢、高い価値がもたらされるようになりました。

このようにメンテナンスと修理の容易さが優先されたことで、お客様は自社のタイミングでデバイスの維持管理を行えるようになりました。パフォーマンスもセキュリティも犠牲にすることなく、既存の資産を最大限に活用していただくことができます。

最新の法人向けデバイスである Surface Pro 10 と Surface Laptop 6 では、デバイスの修理プロセスを容易にする新機能がいくつか搭載されました。ここではそれらの新しいエクスペリエンスをご紹介しましょう。

ウェイファインディング手法

修理を容易にする最新のイノベーションとして、Surface Pro 10 と Surface Laptop 6 に修理可能マークとウェイファインディング手法が採用されました。

デバイス修理の方法を示す修理マークと QR コードを使用したこの手法により、修理プロセス上のミスが格段に減ることが期待されています1。Surface Pro 10 には修理マークが表示されており、技術者はこれを確認することで、修理に必要な工具やネジの数を把握できます。

ウェイファインディング手法

また、QR コードは Surface Pro 10 と Surface Laptop 6 のどちらにも印字されており、ここから Microsoft ダウンロード センターに直接接続し、公開されているすべてのサービス ガイドにアクセスできます。これにより、技術者は修理に必要な調べものを最小限に抑えて、修理作業に集中することができます。

QR コード

交換可能な部品を拡充

交換可能な部品を拡充

マイクロソフトは、デバイスの修理が容易になるように、製品の設計や革新的なソリューションの開発に取り組んでいます。また、皆様からのフィードバックにも耳を傾け、Surface Laptop 6 と Surface Pro 10 では修理可能な部品を多く採用しました2

必要な知識、スキル、工具を持つ技術者であれば、Surface サービス ガイドサポート記事に従い、対象の Surface デバイスをセルフサービスで修理することが可能です。

対象のサービス ガイドで修理に必要な部品を把握し、マイクロソフトのデバイス リセラーから交換用部品を購入できます3。Surface デバイスの修理や保守に必要な資格はありません。

マイクロソフトは ifixit.com (英語) と提携して、電子機器修理用のツール キットを提供しています。お持ちのデバイスの修理には、iFixit の日常の精密機器用ツール キットや重要な電子機器用ツール キットをご利用ください。

デバイスのセキュリティが向上

部品を交換できれば、お客様が制御できる範囲も広がります。マイクロソフトのドライブ (SSD) 保持オプション4 を利用すれば、お客様は保守サービスを受けている間、そのデバイスのドライブを手元に保持しておくことができます。これにより、デバイスの修理中にビジネス上の機密情報を外部に出すことなく保護することができます。

Surface の修理に関する参考情報

マイクロソフトは、以下のような Surface デバイスの修理に役立つリソースや修理手順を記載した説明書を提供しています。

Surface デバイスの修理、および Surface デバイスを保護する標準保証と保証プランの詳細については、以下のリソースを参照してください。

法人向けの保守サービスと修理
交換部品
Surface の標準保証と保証プラン

注釈

  1. ウェイファインディングの提供はデバイスによって異なります。
  2. 交換用部品には 90 日間の制限付き保証が適用されます。ただし、付属の保証書にこれより長い保証期間が記載されている場合を除きます。交換用部品は新品または再生品です。現在、交換用部品は個別でのみ購入可能です。マイクロソフトの交換用部品は、保証期間外にセルフサービスで修理することを目的としたものです。複雑な電子機器の修理に関する知識と技能を持つ技術者が修理を行ってください。必ず該当するマイクロソフトのサービス ガイドやサポート記事の指示に従ってください。セルフサービスの修理に関して、マイクロソフトはこの他の技術サポートを提供していません。
  3. 交換用部品や保守サービス オプションの提供状況は、製品、市場、時間の経過により異なる場合があります。マイクロソフトのサービス ガイドは、公式 Microsoft ダウンロード センターから Surface サービス ガイドをダウンロードしてご確認ください。
  4. ドライブ (SSD) 保持オプションを利用すると、保守サービス中に追加料金なしでリムーバブル SSD を手元に保持することができます。このオプションは Microsoft Surface デバイスでのみ利用でき、製品説明ページの技術仕様で取り外し可能として販売されている SSD が対象となります。

Join the conversation