Copilot in Excel: Excel でのチャット サポート
※ 本ブログは、米国時間 2024/11/13 に公開された “Copilot in Excel: Excel Chat Helper” の抄訳です。
Copilot in Excel は、数式の構築、問題解決、トラブルシューティングといった場面でユーザーを即座にサポートし、エクスペリエンスを簡素化します。
Copilot in Excel でできることを紹介するブログ シリーズ (英語) の第 12 回目の記事をお届けします。
Excel を使い始める際は、メールや会議などのさまざまなソースからデータを統合したり、不慣れな分析を行ったりといった作業を難しいと感じるものです。めったに使用しない数式を覚えたり、単純なタスクに適したツールを探したりするのは手間がかかり、たいていの場合オンラインでチュートリアルを検索することになります。
そんなときは、Copilot を Excel 百科事典として利用できます。助けが必要な場合や Excel で何か新しいことを学びたい場合は、Copilot に質問してみましょう。
架空のチェーン店の従業員データを用いて説明します。従業員情報のテーブルが 2 つあり、1 つは地域 A、もう 1 つは地域 B のものです。従業員の中には、複数地域の店舗で働いている人もいます。それでは、どちらか片方の地域でのみ働いている従業員を検索する方法をたずねてみましょう。
ここでは Copilot の回答をそのまま使用せず、概念をよりわかりやすくするよう指示してみます。
- 2 つのデータセットがあり、そのうちの 1 つにはもう一方のデータセットと重複する行が含まれています。2 つ目のデータセットで一意の行を見つけるにはどうすればよいですか?
- 5 歳児にもわかるように説明してください。
また、Copilot を使用して、ファイル内の修正方法がわからない数式の問題に優先順位を付けたり、既存の数式を編集して別の操作を行ったりすることもできます。
- =XLOOKUP([@[Store ID]], Stores[Store ID], Stores[Manager Name]) という数式の #N/A エラーを修正する方法を教えてください。
- 「Not Found」ではなく空のセルが表示される数式にしたいのですが、どう修正すればよいでしょうか?
ワークブック内にだれか別の人が書いた数式があり、それがどのように動作するのかわからない場合もCopilot が説明してくれます。
- =IF([@[Hours Worked per Week]]>AVERAGE([Hours Worked per Week]),”Yes”,”No”) という数式について説明してください。
Copilot は、Excel を使いこなし、複雑なタスクを簡素化し、生産性を向上させるうえで頼りになる存在であり、あらゆるステップにおいてユーザーを導いてくれます。
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